
- 岩本恵美
- フリーランサー(編集・執筆、たまに翻訳)。
東京・下町生まれの下町育ち。Webメディアや新聞記事の編集・執筆を経て、フリーランサーに。経済からエンタメまで、気になったら何でも手を出す雑食系。ここ数年は盆踊りにハマっています。
「シャツのポケットに挿していたボールペンからインクがこぼれちゃった!」。落ち着いてください、家でも染み抜きができるかもしれません。クリーニングに出す前に、この記事で紹介する”プロの染み抜き”を実践してみて!
服についたボールペンのインクが溶けだしたらこまめにすすぐのがポイント!
白シャツを使ってボールペンの染み抜きの方法を洗濯代行サービス「WASH&FOLD」の永井さんに教えてもらいました。
・植物繊維(綿、麻など)や化学繊維・・・酸に弱く、アルカリに強い⇒アルカリ性洗剤との相性がよい
・動物繊維(ウール、シルクなど)・・・酸に強く、アルカリに弱い⇒酸性洗剤との相性がよい
化繊か綿100%を問わず、白シャツならば各工程の合間にスチームアイロンなどで蒸気を当てたり、お湯(60℃くらい)を少しかけたりして熱を与えるのも効果的だそう。
【ステインデビルズ ボールペン・クレヨン/amazon】
同じ方法で染み抜きできる可能性があります。
ただし、油性やゲルインクは、染み込んでいるインクの量が水性よりも多いので、インクが溶けだしたらすぐにすすぐこと。
こまめにすすがないと、インクが拡散してしまい、シミが広がってしまいます。
ものにもよりますが、染み抜きできる可能性があります。
ただ、革を傷めてしまったり、色落ちして色ムラになってしまったりするので、家庭での染み抜きはおすすめしません。
自分で下手に染み抜きをしたものはクリーニング屋さんにも受け付けてもらいにくくなるので、無理に自力で染み抜きをするのはやめましょう。
シミ自体は落とせますが、台所用洗剤が壁紙に染み込んでしまうので、水拭きして薬剤をしっかり落としきるのが大変です。
薬剤が壁紙に残っていると黄ばみの原因となります。専門業者に任せるのが無難でしょう。
シャツのポケットや袖口にいつの間にかついているボールペンのシミ。家庭にある洗剤や道具類で落とせるので、もしもの時は諦めずにぜひトライしてみてくださいね。
今回監修いただいた「WASH&FOLD」はカフェみたいな空間のコインランドリー。
ドイツ製の洗濯機・乾燥機で、本格的なお洗濯ができますよ。
洗濯代行やふとんの水洗いなど、サービスも充実!
写真の東京・中目黒高架下店以外にも店舗あり。詳しくは下のリンクをチェックして。
洗濯機 400円/8Kg~
乾燥機 100円/8分~
店内ではエコでオーガニックな洗剤や洗濯道具の数々も販売。
撮影/大滝央子