- 都築 恵美
- つづきえみ|アウトドアレシピプランナー|Pacomaサポーター
ママ目線でホームセンターを活用した簡単おいしいアウトドアレシピや、「ダッチオーブン」をキッチンで使うレシピなどを紹介されています。
家族で楽しめるお外料理の数々はどれも手軽で美味しそう。
自分でもやってみたくなります!
Blog:「アウトドアで子供とおいしいレシピバーベキュー・キャンプ・ピクニック」 http://ameblo.jp/outdoorrecipe/
安いお肉でも◎バーベキューでお肉を美味しく焼き上げるコツって?
いよいよ夏休みですね!バーベキューやキャンプの予定を立てている方必見!!お手頃価格のお肉を美味しく焼く方法をご紹介します。簡単な下ごしらえだけで、子供も大人も大満足の仕上がりに。合わせて夏のバーベキューで気をつけたいポイントもご紹介します。
お肉を柔らかくジューシーに仕上げるコツ
下ごしらえとバーベキューグリルの使い方を覚えてしまえば、簡単に柔らかくて美味しいお肉を焼くことができます。焼きすぎると硬くなってしまうので、表面を焼き固めたら長くは加熱せず、ミディアムくらいに仕上げるのがおすすめですよ。
美味しく焼き上げるコツその1 簡単下ごしらえ
おろしたまねぎがポイント!
下ごしらえは、前日におろしたまねぎでマリネするだけ。たまねぎにはたんぱく質を分解する酵素が含まれているので、お肉を柔らかくしてくれます。おろしたまねぎに少し調味料を加えて、下味もつけられるレシピをご紹介します。
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材料
- 牛ステーキ肉……2枚(300g×2)
- たまねぎ……1/2個
- オリーブオイル……大さじ2
- レモン汁……大さじ2
- しょう油……50ml
- 塩……小さじ1/2
- 砂糖……大さじ2
A(作りやすい量)
- Aをミキサーやブレンダーで撹拌して滑らかにする。
- ファスナー付きの保存袋に牛ステーキ肉と❶(肉1枚につき大さじ2)を入れて軽く揉み込み、冷蔵庫に入れておく。
美味しく焼き上げるコツその2 バーベキューグリルで火加減を作る
バーベキューグリルは炭の量や高さを調整し、3段階の火加減を作ります。「炭なし・弱火・中火・強火」のゾーンを用意して火加減を調整します。
- 火起こしをしたら炭が白くなるまで待つ
- ステーキ肉を焼く前に、網にオイルを塗り、焦げ付きを防止する
- 火力を弱めたい時は氷を置く
―火起こしや必要な道具が分からない!
バーベキューをするのが初めてで、何が必要で火起こしなどの方法が分からない、という人はこちらの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
美味しく焼き上げるコツその3 焼き方と仕上げ
お好みの焼き加減でグリルから引き上げて、アルミホイルで包みます。粗熱が取れたらカットしてください。お手頃価格のお肉が絶品ステーキに大変身!熱いうちにお召し上がりくださいね。
- 表面を一気に焼き固めるために、バーベキューグリルの強火で2〜3分ずつ両面焼く。
- 焼きあがったらアルミホイルに包み、炭なしのゾーンに置いて落ち着かせ、良く切れるナイフでカットする。
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夏のバーベキューで気をつけたい!3つの対策
さて、夏は日差しが強く気温が高いので、バーベキューをする際には食中毒、熱中症、日焼けや虫刺されなどの予防が大切です。夏のバーベキューで気をつけたいポイントをいくつかご紹介したいと思います。
1.食中毒予防のために
- 食材は保冷剤を入れたクーラーボックスで運ぶ
- 冷たい空気は上から下に流れるので保冷剤は上部に置く
- クーラーボックスは地面に直接置かず、台などに載せて内部の温度の上昇を防ぐ
- 肉や野菜のカットは家で済ませておき、現地での調理時間を短くする
- 食材を扱う時は手で直接触れないようにトングや使い捨ての手袋などを使う
- トングを肉などの生もの用と野菜用に分ける
- 食材が余ってしまったら全て焼いて持って帰る
2.熱中症対策
- こまめに水分と塩分の補給
- サンシェードやタープなどで日陰を作り直射日光を避ける
- ゆったりとした風が通る服を選ぶ
- 体感温度を下げるような機能的な服を着る
3.日焼けと虫刺され対策
- なるべく肌の露出を少なくする
- 日焼け止めを塗り、2〜3時間ごとまたは汗をかいたら塗り直す
- 髪や頭皮も日焼けするので、帽子をかぶる
- 虫除けスプレーをつけたり、蚊取り線香を焚く
- 蚊やブヨは下に生息しているので、靴下とスニーカーで肌を隠す
暑い時は無理をせず、早めに帰るなどの対応も◎予防を心がけて、夏のバーベキューを楽しい思い出にしてくださいね。