- Pacoma編集部
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この季節ウイルスから家族を守るにはキチンとした手洗いが基本!
冬はインフルエンザやノロウイルスによる感染症が心配な季節。実は、大人でも、意外にわかっていないのが正しい手の洗い方と消毒法なんです。小さなお子様など、ご家族を守るウイルスの消毒対策はまず手の清潔さから。ウイルスに有効な手の洗い方と優れたアイテムをしっかりご紹介します。[PR]
そもそもウイルスって何なの?
ウイルスは、毒液、粘液を意味するラテン語 virus が語源とされています。昔から、いかに恐れられていたかがわかりますね。
とても不思議な存在で、実はウイルスには細胞がありません。ある意味、生物とはいえないかもしれないのです。よく一緒にされる細菌には細胞があり(立派な生物!)、その点でウイルスと細菌は大きく違います。
細菌は自分で増殖できますが、ウイルスは細胞がないため、何かの生き物の中に入って、その生き物の細胞を使って増えていきます。これがいわゆる、ウイルスに感染した状態なのです。
Q:ウイルスには何が有効なの?
A:除菌と殺菌です。
インフルエンザウイルスやノロウイルスが流行ってくると、手洗いと消毒の話を聞きますね。それは、ウイルスの感染を防ぐのに有効なのが、除菌と殺菌だからです。
手を洗うことは、すでに付着しているウイルスや細菌を落とす=除菌です。せっけんで手を正しくしっかり洗えば、大部分のウイルス、細菌を除けるといわれています。そして消毒液を使って、残ったウイルスや細菌を退治するのが殺菌です。
ウイルスから身を守るためには、ただ手を洗うだけでなく、正しい洗い方(除菌)と消毒(殺菌)、いわゆる「衛生的手洗い」を意識することが非常に大切です。
Q:「衛生的手洗い」、はじめて聞いたけど?
A:3つのポイントがあります。
「衛生的手洗い」とは、ちょっと専門的になりますが、通過菌(日常で付着するウイルスや細菌)をすべて除去することを目的に、①「洗って」、②「ふいて」、③「消毒」までをおこなう手洗い方法として、主に食品を扱う企業、官公庁などで行われています。
つまり、除菌だけでなく殺菌まで行うことで、感染や食中毒を極力防ごうということです。
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洗って
まずは、せっけんで手をよく洗う。手のひらだけでなく、指先、手の甲、親指まわり(特に親指と人差指の間)、そして手首まで洗うこと。
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ふいて
せっけんで洗い終わったら、流水でよくすすぎ落とす。清潔なタオルで水分をふき取る。手が濡れているとその後に使う消毒液が薄まるので、水分をなるべくふき取ること。ここまでが除菌。
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消毒
タオルで水分をふき取ったら、手指消毒スプレーをかけていく。手のひらだけでなく指先と指の背、指の間から、手の甲や手首まで、ムラなく両手全体に(アルコールが乾くまで)すりこんでいく。殺菌も完了。
ハンドラボ 薬用泡ハンドソープ
ハンドラボは、「医療・食品衛生・官公庁・学校などで長年培った感染症対策のノウハウを一般家庭に」というコンセプトのもとに開発された感染対策ブランドです。いわばプロが使ってきたアイテムのノウハウを、一般向けにフィードバックしたもの。
ハンドラボ 薬用泡ハンドソープは、手を洗う段階で、殺菌・消毒まで行える薬用泡ハンドソープ。
ヤシの実由来の植物性洗浄成分に、ソープナッツ由来の天然洗浄成分を配合してあります。
アミノ酸生まれのうるおい成分も配合され、ひんぱんに使っても、手肌にやさしく手荒れに配慮した処方になっています。
300mL/398円(参考価格)
販売名:薬用BVR泡ハンドソープ(pa)<医薬部外品>
手肌にやさしい、うるおい成分配合。
※小児の手の届かない場所に置き、使用中は保護者が見守りましょう。
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ハンドラボ薬用泡ハンドソープ使用前
指、手のひらから、手首まで菌が付着している(マダラ模様になっている)のがわかる。
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ハンドラボ 薬用泡ハンドソープ使用後
薬用ハンドソープだけでも、(マダラ模様がなくなり)キレイになっている。
Q:インフルエンザウイルスとノロウイルスとは、どう違うの?
A:構造が違うのです。
冒頭で、ウイルスは、細胞がない不思議な存在とお伝えしました。もうひとつ特徴があります。それは、脂質の膜でおおわれているものと、おおわれていないものがあること。
膜でおおわれているウイルス(インフルエンザウイルスなど)は、アルコール消毒剤で膜を除去することによって活性を失わせることができます。
一方、膜のないウイルス(ノロウイルスなど)は、アルコールへの抵抗力が強いとされています。なので、ノロウイルスには徹底した除菌・殺菌が必要といわれているのです。ちなみに、脂質の膜でおおわれていないウイルスをノンエンベロープウイルスといいます。
Q:構造が違うウイルス、防ぎ方も違うの?
A:両方に有効なアイテムがあります。
ウイルスの構造には、脂質の膜でおおわれているインフルエンザウイルスなどと、おおわれていないノロウイルスなどがあります。しかし、最近では、そのどちらにも有効な消毒液が市販されていますので、ご紹介しましょう。
ハンドラボ 手指消毒用スプレーVH
ハンドラボ・ブランドの消毒液、ハンドラボ 手指消毒用スプレーVHは、ノロウイルスを含むノンエンベロープウイルスをはじめ、幅広いウイルス・細菌の消毒が可能です。その理由は、酸性のアルコール消毒液であるということ。リン酸でpHを酸性にし、有効成分(エタノール)の効果を高めている、スゴワザのアイテムです。
また、強力殺菌するものだと、手肌の荒れが心配になりますが、ハンドラボ 手指消毒用スプレーVHには保湿成分(アラントイン)が配合されているので、回数を気にすることなく使えます。スプレーするだけで、手軽に手指の洗浄・消毒ができるのはありがたいですよね。
300mL/700円(参考価格)
販売名:手指消毒用アルコールVH<指定医薬部外品>
保湿成分(アラントイン)配合で、手肌にやさしい、うるおい処方。
※小児の手の届かない場所に置き、使用中は保護者が見守りましょう。
わたしたち、体験してみました。
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小さいお子さんをお持ちの現役ママ3人に、「衛生的手洗い」を実際に体験してもらうことにしました。
司会役はPacomaの姉妹誌、KiiTa編集部のM。
実は「親」ができていない!?「菌を持ち込まない」方法とは?
M 早速ですが試薬を手に塗って、普段の手洗いをしていただき、機械で洗い残しチェックを。
西山 手の甲、爪先、親指、手首…。
松田 私も。結構洗えていない(笑)。
M 実は保育園等で教えてもらうお子さまの方ができていたりします。
萬木 「いつまでも手洗いしないの」なんて、催促しちゃダメね(笑)。ところで、適切な頻度ってありますか?
M 基本的には外出後、食事前、トイレの後など、こまめに手洗いと消毒を。
松田 流行期には何に気をつけたら?
M まず玄関で消毒して、菌の持込みを防ぎたいですね。例えば帰宅後、消毒前にドアノブやスイッチ等を触ってしまうと、菌がついて、そこから家族に広がってしまいます。というのも、先ほどの洗い残しチェックの機械で、皆さんの顔を今見ると…。
西山 あら! 顔に汚れが移ってる!
松田 私も! 鼻の下やおでこに…!
M 無意識に顔を触ってしまうんですよ。菌は手を介して感染することが多いので、菌を持ち込まないために、消毒と手洗いを実行して、家族を菌から守りましょう。
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西山 栄さん
5歳の息子さん
本当に予防ってできるの?と思っていました。玄関での消毒は、すぐやりますよ。だって、あれだけ顔についていたし、菌がどんどん広がる危険性を実感しました。今シーズンは菌を家に入れないようにしたいですね。
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萬木良美さん
5歳の娘さん
子どもを見習って(笑)、手洗いと消毒をちゃんとやります!サラヤさんのハンドソープや消毒剤は、手荒れ防止にも配慮されていると伺ったので、以前は頻度が気になっていたんですけど、もう大丈夫です。
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松田雅子さん
7歳、5歳の娘さん、0歳の息子さん
インフルエンザやノロウイルスは家族1人がかかると広がる理由がよくわかりました。これまでは消毒剤の違いなどあまり意識していなかったけど、0歳児をはじめ、うちには家族が多いので今日は勉強になりました。
[PR] 提供元:サラヤ株式会社