- Pacoma編集部
- このWebマガジンと月刊フリーペーパー『Pacoma パコマ』の編集部です。自分の手で心地よい暮らしをつくりたい、ホームメイドな人たちを応援する楽しい記事を日々模索中です!
100円のテープカッターをヴィンテージ調にリメイクする方法
100円のテープカッターをヴィンテージ調に簡単リメイク!塗装するだけで、あっと驚くほどのお洒落なクオリティーに仕上がるんですよ。使わないときにはインテリアとしても抜群。DIY初心者でも簡単にチャレンジできる、リメイク術をご紹介します!
100円の「テープカッター」をリメイクする!
セロテープのテープカッター。なかなか気に入るものが見つからない。
やっと「良い!」と思うものに出会えても値段がとても高かった、なんて苦い思いをしたことある人も多いのではないでしょうか。使わない時はインテリアとしても抜群、そんなお洒落な「テープカッター」を簡単リメイクで手に入れちゃいませんか?
BEFORE
こちらは、100円ショップなどで購入できるシンプルなテープカッターです。
さっそく素敵にリメイクする方法を見ていきましょう!
- 教えてくれた人 末永 京(すえなが・きょう)さん|PacomaサポーターDIYアドバイザー。
自らの子育て経験を生かした『子供に優しくママに嬉しいDIY』を提案している。現在ホームセンターなどで木工教室やおやこワークショップを開催。
DIYで作る こどもと過ごすおうち時間
リメイクの方法
STEP1. 「メッキ感覚」でスプレー塗装
まず土台とロータリー部分を取り外し、塗るだけで何でもメッキのような光沢が手に入る
「メッキ感覚」(染めQテクノロジー)で全体をスプレー塗装していきます。
STEP2. アクリル絵の具で下地作り
続いてスプレーが完全に乾いたら、アクリル絵の具の白と青を調色し水色に。スポンジでテープカッターに叩き塗っていき、下地を作ります。調色は紙皿などに2つの絵の具を適量絞り出し、筆でざっくばらんにかき混ぜましょう。
絵の具の調色も塗り方も深く考えず、適当で大丈夫!それが程よい味となります。
- 水色の絵の具をスポンジにちょっとずつ乗せて、トントンと叩いて色を乗せていきます。適当に塗っても、後に良い風合いをだす錆へと変化するのでご安心を。
STEP3. 「BRIWAX(ブライワックス)」で魔法をかける!
ここがヴィンテージ風に仕上げるポイント!絵の具が完璧に乾いたら、BRIWAX(ブライワックス)のジャコビアンで風合いのある“錆感”を作っていきます。下地の水色絵の具と同じく、スポンジにつけてトントンと叩き塗り。
BRIWAX(ブライワックス)はDIYでお馴染みのワックス塗料です。どんな木材でも塗るだけでアンティーク家具のような仕上がりになるのが人気。今回のテープカッターリメイクでは、下地の水色絵の具に重ね塗りすることで錆感を作る応用に。
- ちょっとやり過ぎ?と思ったら、乾いてからまた絵の具でポンポンすればOK。良い味が出ます。あとはお好みの風合いになるまで、ひたすら叩き塗りましょう。
100円の「テープカッター」がお洒落なヴィンテージ調に変身!
完成!AFTER
塗料が完全に乾いたらリメイク完成です。漂うノスタルジックな雰囲気に高級感!
もはや元が100円のアイテムだなんて、とても思えないですよね!
普段よく使うものだからこそ、ちょこっと手を加えてお部屋の雰囲気を損ねない立派なインテリアに変身させちゃう。なかなか好みのテープカッターに出会えない、という人もDIY初心者の人も、ぜひ簡単リメイクにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!