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掃除・収納
Pacoma編集部

【今年は違う!スゴイ掃除】2017年版 科学の力でキレイにするコツ

いつも掃除しているのに、なかなか落ちないトイレの水垢・ 黄ばみ・ニオイ。特にニオイは、もう芳香剤を使うしかないと思っていませんか?〝掃除のプロ〞はどう落としているのか、コツを聞いてどんどん汚れをリセットしちゃいましょう!愛用の道具とマル秘テクニックも公開しますよ。

掃除をできるだけラクに済ませるには、どうすればいいか?その答えはとてもシンプルです。
「プロの道具とテクニックがあれば、落ちない汚れはありません。テクニックとは、すなわち〝科学の力〞のこと。例えば、油汚れ、カビ、水垢などはそれぞれ酸性とアルカリ性に分別されます。汚れの性質に合わせてふさわしい液剤を選び、最適な条件で使うことも、プロのクリーニングに欠かせないテクニックの一つです」(お掃除オーガナイザー®・木村由依さん)
そこで、Pacomaに寄せられたお悩みで多かった掃除の〝難所〞を例にとり、目からウロコの掃除テクニックと、プロ愛用の道具を公開します!

<目次>

換気扇の掃除のコツは「つけ置き」洗い

©Fotolia

「見て見ぬふりの換気扇の油汚れ。このギトギトどうにかしたい」(32歳・女性)

掃除の〝落ちない汚れ〞代表選手といえば換気扇の油汚れ、プロはどう落とすのでしょうか?下準備が大事なようです。
 

濃い目の洗浄液につけ置きしラクに落とす

手が届きにくいため、放置しがちな換気扇。そのままこすっても落ちないガンコな油汚れには、お湯+合成洗剤で作った洗浄液でのつけ置きが有効。徐々に汚れがゆるんでくれば、あとはブラシとヘラで仕上げるだけです。

プロの道具
  • 合成洗剤
  • プラスチックボックス
  • ブラシ
  • 目地用皮スキ(金属ヘラ)
  1. 合成洗剤

    合成洗剤
    油汚れにはアルカリ性の合成洗剤を使用。
    コンロ・グリル・換気扇などにこびりついた、落ちにくいガンコな油汚れも浮かせて分解します。

 

難易度No.1のシロッコファンもこの通り!

  1. 洗浄液

    お湯6:合成洗剤4で、濃いめの洗浄液を作る
    プラスチックボックスの中に沸かしたお湯を入れ、水を足して60~70度前後になるように調整。
    お湯の量に対して4割ほどの合成洗剤を入れ、洗浄液を作る。

  2. つけ置き

    シロッコファンをつけ置き
    お湯6:合成洗剤4で作った濃いめの洗浄液に、シロッコファンを入れて、つけ置きをはじめる。

  3. 洗浄液に汚れが溶け出す

    10分以上つけ置く
    最初は透明だった洗浄液に汚れが溶け出し、徐々に茶色く濁ってくる。
    全面を10分以上つけ置きしたら取り出す。

  4. 目地用皮スキ(金属ヘラ)

    目地用皮スキで汚れを削いでいく
    ブラシでこすっても落ちない汚れは、目地用皮スキ(金属ヘラ)で細かい部分まで削り取る。
    最後に水洗いして乾かせばOK。

 

洗濯槽の汚れ取りは50℃のお湯がポイント

「話題の洗濯槽洗浄、思ったより汚れが取れませんでした」(35歳・女性)

汚れやすいのに取りにくいのが洗濯槽汚れ。過炭酸ナトリウム+お湯のコンボ技で攻めます!
 

プロは過炭酸ナトリウムとお湯で汚れを浮かす

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カビやすい洗濯槽は、過炭酸ナトリウムを使ってクリーニングを。ただし、過炭酸ナトリウムは、50℃前後のお湯で漂白力を発揮するので、水よりもお湯に溶かすのがおすすめ。これで洗濯槽の裏側までピカピカに。

プロの道具
  • お湯
  • 過炭酸ナトリウム
  1. 過炭酸ナトリウム
    丹羽久

徹底的に汚れを浮かすなら水よりお湯!

  1. 50℃程度のお湯

    50℃程度のお湯を洗濯槽にためる
    沸かしたお湯を洗濯槽の高水位まで入れ、水を足しながら40~50℃になるように調整する。

  2. 過炭酸ナトリウム

    過炭酸ナトリウムを入れる
    水10ℓに対して約100gの割合で過炭酸ナトリウムを入れる。
    泡となって発生した酸素の力が漂白や除菌に働く。

  3. 便器の縁裏

    かくはんした後、そのまま半日放置
    洗濯機を3分回して停止し、数時間放置する。
    さらに、すすぎ~脱水を繰り返して、汚れが出なくなったら完了。

  4.  

    難所、浴槽・浴室はダブルケアで根本的に攻める!

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    「磨いてもすぐ、浴槽全体が白くなります」(38歳・男性)

    磨いても残る浴槽・浴室のくすみ、ザラつきには、〝科学的な理由〞が。プロは酸性とアルカリ性に着目して使い分けます。
     

    プロは2ステップで複合汚れを落とす

    浴室は皮脂などの酸性汚れに加えて、石けんカスや水垢などのアルカリ性汚れが混在している場所。そんな複合汚れには、皮脂汚れを落とす合成洗剤と、水垢や石けんカス汚れを落とすクエン酸を使ったダブルのケアが必要。それぞれの汚れにしっかりアプローチできれば、見違えるほどツルツルの仕上がりに!

    プロの道具
    • 合成洗剤
    • スポンジ
    • プラスティック製のカード
    • クエン酸
    • メラミンスポンジ
    • ブラシ
    • ヘラ
    • モップ

     

    あきらめていたくすみが取れてツヤが出る!

    1. 合成洗剤

      合成洗剤を浴槽に塗り広げる
      スポンジに合成洗剤をつけ、浴槽全体に塗布。
      皮脂汚れを中和し、徐々に汚れが浮いてくる。

    2. プラスティック製のカード

      プラスティック製のカードで皮脂汚れを削る
      不要なプラスティック製のカードをヘラ代わりに、表面のザラザラした汚れをこそげ取り、シャワーで洗い流す。
      ※削った時の「ガリガリ」音が汚れの目印。

    3. クエン酸

      さらにクエン酸で、水垢を浮かせる
      水200mlに対して、小さじ1杯のクエン酸を溶かしたクエン酸液をスプレーし、プラスティックカードで汚れを削る。

    4. メラミンスポンジ

      メラミンスポンジで磨く
      流水で洗い流しながら、メラミンスポンジでこすると、ツルツルの仕上がりに。
      滑りが悪い部分は汚れが残っているので、再度やり直してみる。

    浴室のサッシの汚れはブラシで掻き出す

    1. 浴室のサッシ

      入浴中はドアを閉めているため、忘れがちなポイント。
      クエン酸スプレーとブラシで気になるヌメリと汚れを除去。
      ザラつきが残る場合は、ヘラを使うと効率的。

     

    天井の防カビ対策にはモップが便利

    1. 天井の防カビ対策

      手の届きにくい天井の掃除には、伸縮自在な柄つきクリーナーが重宝。
      洗剤や水を保持する特殊なスポンジで、ポタポタと水滴が落ちず、結露に付着したホコリやカビをラクに落とすことができる。

     

    洗面所のアルカリ汚れにはクエン酸が効く

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    蛇口回りの白く固まった水垢がなかなか落ちず、困っています」(27歳・女性)

    掃除はしているけど、普段はそのままにしている洗面所の水垢。プロはどう落とすのか?酸性とアルカリ性に着目して洗剤を使い分けます。
     

    プロはナイロンスポンジと金属ヘラで落とす

    洗面所は、浴室と同じく、皮脂などの酸性汚れに加えて、石けんカスや水垢などのアルカリ性汚れが混在する場所。アルカリ性洗剤+ナイロンスポンジで全体をざっと磨いたら、酸性洗剤+金属ヘラで細かい隙間の汚れも落とすと、まるで新品同様の見た目に!

    プロの道具
    • 合成洗剤
    • ナイロンスポンジ
    • 目地用皮スキ(金属ヘラ)
    • クエン酸液
    1. クエン酸物語
      紀陽除虫菊

    1. 合成洗剤

      合成洗剤で、洗面所全体を磨く
      ナイロンスポンジに合成洗剤を含ませ、全体をこすり洗い。
      手を洗う際に付着した皮脂汚れを中和する。

    2. クエン酸をスプレー

      水で流した後に、濃いめのクエン酸をスプレー
      残っている汚れは、水垢やカルキなどのアルカリ性の汚れ。
      洗面ボール全体にクエン酸液をスプレーする。

    3. 目地用皮スキ(金属ヘラ)

      目地用皮スキで、軽く汚れをこそげ落としていく
      蛇口の根元の黒ずみは、目地用皮スキ(金属ヘラ)で力を入れずに、こそげ落としていく。
      表面を傷つけないように要注意。

    蛇口まわりもお忘れなく!

    1. 次亜塩素酸ナトリウムの液剤

      シャワーヘッドの水垢も、金属ヘラで削る!
      うっかり忘れがちな蛇口付近には、白いカルキ汚れがたまりがち。
      ここもクエン酸で中和し、金属ヘラでこそげ落とす。

    トイレはニオイの元を完全に断つ!

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    「トイレから漂うイヤ~な臭い。普段からちゃんと掃除しているのに……」(44歳・女性)

    掃除しているのに残っているトイレの水垢・ 黄ばみ、そしてどこから来るのか正体不明のしつこいニオイ、プロはどう落とすのでしょうか?以外な場所をキレイにすることで、悪臭からサヨナラです。
     

    プロは汚れとニオイの盲点を徹底的に取り去る

    トイレにこもるニオイの正体は、取りきれていない汚れやホコリ。隅々までキレイにすることで、ニオイの発生源を取り除くことが大事。そこで、トイレ掃除で盲点となりがちな、①換気扇②便座と便器の隙間③便器の縁裏④便器裏のコードや電源の4か所を集中クリーニング!

    プロの道具
    • 雑巾
    • クエン酸
    • メラミンスポンジ
    • セスキ炭酸ソーダ(皮脂汚れに強い、アルカリ性の洗浄剤)
    1. セスキ炭酸ソーダ
      レック

    トイレ掃除は隠れた汚れまでくまなく対策

    1. 換気扇

      ニオイの盲点はホコリ。換気扇はしっかり掃除
      換気扇に集積したホコリはニオイを吸着するため、放置しておくとやっかい。
      取り外してまるごと水で洗うこと。

    2. 便座と便器の隙間

      温水便座と便器の隙間も、外して拭く
      メーカーや種類にもよるが、温水便座と便器は外すことができる。
      隙間にたまった汚れを丁寧に拭き取る。

    3. 便器の縁裏

      便器の縁裏は、クエン酸スプレー後にメラミンスポンジで磨く
      見えにくい縁裏は、菌が繁殖しがち。
      小さく切ったメラミンスポンジを使うと、細かい部分の掃除もラクにできる。

    4. 便器裏のコードや電源

      便器裏のコードや電源も、しっかり拭く
      水500mlに対して、小さじ1杯の炭酸ソーダを溶かしたセスキ液を雑巾にスプレーする。
      乾拭きして終了!

    コンロの焦げはふやかしてから削る!

    ©Fotolia

    「焦げで固まった、五徳の汚れ。力を入れてこすっても、全然落ちません」(41歳・男性)

    カチカチに固まったコンロの焦げ付き汚れ、プロはどう落とすのでしょうか?愛用の道具と目からウロコの掃除テクニックを公開です!

     

    プロは焦げをふやかして、一枚刃で削って落とす

    スポンジや金タワシでいくらこすっても落ちない五徳の焦げ付きは、炭化した汚れです。
    長期の汚れがたまっている場合は、お湯+合成洗剤で作った洗浄液につけ置きしてから、グラススクレーパー(一枚刃ホルダー)目地用皮スキ(金属製のヘラ)を使ってピンポイントにこそげ落としましょう。
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    プロの道具
    • 合成洗剤
    • プラスチックボックス
    • グラススクレーパー(一枚刃ホルダー)または目地用皮スキ(金属製のヘラ)

     

    炭化した五徳の焦げ付きもツルツルに!

    1. 洗浄液

      お湯6:合成洗剤4で、濃いめの洗浄液を作る
      プラスチックボックスの中に沸かしたお湯を入れ、水を足して60~70度前後になるように調整。
      お湯の量に対して4割ほどの合成洗剤を入れ、洗浄液を作る。
      五徳を入れて、全体を10分以上つけ置きしたら取り出す。

    2. こそげ取る

      グラススクレーパーでこそげ取る
      焦げがふやけたら、グラススクレーパーか目地用皮スキを使って汚れをこそげ取る。
      水洗いし、乾いた布でよく拭き取れば完了。

    キッチンまわり、ここもお忘れなく!

    1. 次亜塩素酸ナトリウムの液剤

      排水口のヌメリ取りには、除菌効果のあるものを
      ドロドロした排水口のヌメリ汚れには、強力な次亜塩素酸ナトリウムの液剤を使用。除菌力99.99%でニオイの素も根絶できる。

    木村由衣先生†…
    教えてくれた先生 木村由依さん

    お掃除オーガナイザー®。女性専門のハウスクリーニング店「クリスタルミューズ」主宰。目からウロコのお掃除講座も定期的に開催中。
    ハウスクリーニングの専門技術と米国の整理のプロの技術”ライフオーガナイズ”をベースに整理・整頓・清掃・清潔・習慣の要素を取り入れたオリジナルメソッド、「クリスタル クリーニング メソッド」が評判に。