- かまゆみ
- アートクリエイター&子供絵画工作専門家。 メディアの工作監修、制作、執筆のほか、企業や教育現場などで講師を務める。
ダンボールテレビでシアター遊び|かまゆみ【工作玉手箱】vol.9
季節のイベントを親子で知って、作って、 楽しめる、隔月連載コラム&工作レシピ。
- かまゆみ
- アートクリエイター&子供絵画工作専門家。メディアの工作監修、制作、執筆のほか、企業や教育現場などで講師を務める。
ダンボールテレビでシアター遊び
用意するもの
- ダンボール
- 定規
- ガムテープ
- ハサミ
- ダンボールのこ
- 鉛筆
- 黒ペン
- 木工用接着剤
- カラーシール
- インデックスシール
- 色画用紙(黒・白)
作り方
①ダンボールをテレビの形にカット
ダンボールにテレビの画面部分を定規を使って書き、カッターや専用のこなどで切る。底と背面の下部1/3を切り、顔や手を出す穴を作る。適宜、ガムテープで補強を。
②色画用紙を貼る
黒い画用紙をテレビ画面のフチや側面のサイズに合わせてハサミで切る。切った紙を木工用接着剤でダンボールに貼り付ける。出演者の背景になる内側には白い紙を貼る。
③余ったダンボールでリモコン作り
リモコンのサイズにダンボールを2枚カットする。木工用接着剤で貼り合わせたら、黒い画用紙を貼る。インデックスシールなどを貼ってリモコンのボタンを作れば完成!
④ダンボールテレビシアターで遊ぶ
テレビの出演役の人は頭からかぶったり、パペットを使ったりしてテレビに出演!リモコンを持っている視聴者役は「ニュース番組!」などリクエストをする。
⑤パペットで人形劇も!
お気に入りの人形や手作りパペットなどが出演する「人形劇スタイルのシアター遊び」もおすすめ。一人で二役演じるルールにするなど、いろいろな遊び方を見つけて。
家族みんなで作って遊んで楽しもう!
通信販売で買い物をする機会が増えて、ダンボールがたまりがちな今日この頃ですね。じつは、ダンボールは手に入りやすい上に、加工もしやすいため、工作の材料にぴったりの素材なのです。自在に形を変えられて強度も高いので、アイデアも広がります。
そこで、今回は以前ワークショップイベントで制作して、参加者の子どもたちに人気だった「ダンボールテレビ&リモコン」をご紹介!完成後には、出演者役と視聴者役に分かれて、「シアター遊び」も楽しめる、“作って遊べる”工作です。
視聴者役がリモコンを持ち「ニュース!」「お笑い番組!」と観たいモノをリクエスト。出演者役の人は演者として、リクエストされた番組を披露する遊びです。大人も案外、楽しめるので家族みんなで作って遊ぶのもおすすめです。
楽しむコツは「順番で出演者と視聴者を交代する」「なりきって演じる」こと。ぜひ、作って遊んでみてくださいね。
次回のかまゆみさんの連載はPacoma8月号(7月10日発行)掲載です。お楽しみに!