ギフトにおすすめのデイジー！花の特徴や花言葉、種類など紹介

「希望」や「ありのまま」の花言葉をもつデイジーは、冬から春にかけて咲く赤やピンク、白の花が美しく、花壇や庭づくりにおすすめ。デイジーの花の特徴や咲く季節から、育て方のポイント、花言葉、種類までたっぷりとご紹介します！

キュートな花が花壇や庭づくりにおすすめ！
デイジーの特徴と魅力

12〜5月ごろにかけて、ロゼット型の花を咲かせるデイジー。寒さには強く、株が霜に当たらなければ、枯れることがあまりありません。

冬は比較的、花が咲く庭木や草花が少なく、庭は寂しく感じることがあります。デイジーは赤やピンクなどの暖かい色の花を咲かせるので、冬でも明るい庭を演出でき、ほかの植物と寄せ植えをすれば、さらにハイセンスな庭づくりもできます。

デイジーは種類や品種によって、花の色が違うだけでなく、花の咲き方も違います。八重咲きや一重咲き、ドーム状になるポンポン咲きなど、ユニークで個性あふれる花が楽しめます。

花壇や庭づくりで種類の違うもの同士を植えて育てると、動きのあるスタイリッシュな空間が再現できますよ。

多くのデイジーは、ヨーロッパを原産とし、比較的寒さに強くて、暑さに弱い特徴があります。ヨーロッパでは多年草と扱われていても、夏がさらに暑い日本では、枯れてしまうため、1年草に分類されることがほとんどです。

また、種類によっては、寒さによっても枯れてしまう場合もあるので、バークチップや腐葉土を敷いて、冬越しの対策をする必要もあります。

植え付けるときは、極寒日を避け、強い寒さに当たらないよう、できるだけ素早く作業することがポイント。

花の色や咲き方が種類によってさまざまなデイジー。全体的につけられている花言葉には、明るい意味が込められているようです。

デイジーの学名である、「Bellis perennis」は「美しい人」という意味で、花言葉もここから生まれたようです。

また、デイジー（Daisy）の語源は、「Day’s eye（日の目）」に転じて、名付けられたようです。

デイジーには、太陽の光が当たると、花を開いて黄色の花芯を見せ、夜や曇りなど陽の光が差し込まない日は、花を小さくすぼめる特徴があります。そのことから、「平和」や「希望」の花言葉が生まれたようです。

基本的には、明るい花言葉が付けられているデイジー。花の色ごとでは少しだけ、意味が変わるようです。

ギフトとしてデイジーの花言葉をプレゼントするなら、ピンクや黄、紫、青色のデイジーがおすすめです。相手を思いやる気持ちが強く、メッセージとしてストレートに伝えられますね！

・イングリッシュデイジー
デイジーの中でも代表的な品種。4〜6月にかけて白や赤、ピンク、青などの色の花を咲かせます。生命力も強く、初心者でも育てやすいです。

・アフリカンデイジー
花びらが比較的大きく、赤やピンク、オレンジなどの暖かい色味の花を咲かせます。太陽の光がよく当たると、色味が濃くなり、より発色の強い姿になります。

・ブルーアイ・デイジー
南アフリカ原産で、花びらの中心にある花芯が青く、クールでスタイリッシュなデイジー。シルバーリーフの葉も美しく、オシャレな花壇や庭づくりにおすすめです。

・チロリアンデイジー
ピンクや白色など花びらが、ポンポン咲きで開花するデイジー。丸くてかわいい姿が、癒しで、小さくても存在感の大きい品種です。

・ポンポネットデイジー
花びらがドーム状になる八重咲きの品種。赤やピンク、白などボリュームのある花は、ユニークで印象のある花壇や庭づくりができます。

ギフトとして贈りたくなる花言葉をもつデイジー。家族や友人などに、ちょっとしたプレゼントに添えたり、ギフトとして花束を贈るときなど、メッセージとしておすすめです。花の色や形もさまざまな品種があるので、デイジーを植えて、オシャレな花壇や庭づくりも楽しんでくださいね！

柴﨑光一: リゾートガーデンスタイル専属の庭師×Webコンテンツクリエイター。
カナダのトロントで造園士を、その後日本で花屋のバイヤー・鉢物の管理・アドバイザーを経験した後、ヤシの木を主体とするリゾート・ドライガーデンの造園士に。
現在は、リゾートガーデンスタイルの社会福祉施設・DOG CAFEの専属庭師に加え、畑の開拓・管理、SNSも兼務。
植物を専門とするWebコンテンツクリエイター、ガーデニング商品の監修者としても活躍中。
幼いころから生き物やもの作りが大好きで、庭木・草花・観葉植物を使ったガーデニングの世界を開拓しています。
日本とカナダでの造園・庭師の経験に加え、趣味の植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、みなさんに植物や庭の魅力をお届けします！