- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
ベランピングに必要なグッズは?室内も使えばより楽しめる!
ベランダでキャンプ気分を楽しむベランピング。自宅で気軽にお出かけ気分を楽しめるとあって、最近は特に人気が高まっています。しかし、ベランピングをより楽しむにはどのようなグッズが必要なのでしょうか?おすすめのグッズをご紹介します。
日除けや雨除け
ベランピングはベランダを使うため、強い日差しや突然の雨で慌てることもしばしば。そんな日差しや雨から守ってくれるグッズを用意しましょう。
例えばキャンプで定番のタープやテント。シェードなんかもおすすめのグッズです。特にタープやシェードは狭いベランダでも使いやすいため、ベランピングにはぜひ用意したいグッズの1つといえます。
ちょっと広さのあるベランダなら、小型のテントや子供用のテントもおすすめのグッズです。キャンプ気分を大いに盛り上げてくれるだけでなく、クッションなども持ち込めばいつもと違うくつろぎを味わえます。
最近ではテントのサイズやデザインもバリエーションが豊富になっているので、ホームセンターやキャンプ用品店をチェックしてみるのもおすすめです。
目隠しにも使える
タープやシェードの有用性は、何も日除けや雨除けだけではありません。周囲の目が気になる時に、目隠しの役割も果たしてくれます。サイズはもちろん、カラーバリエーションも豊富なので、ベランピングのひと時を落ちついて楽しみたい方にはピッタリのグッズです。
ベランダに面した室内を活用しよう
「テントを張りたいけれどベランダが狭すぎる」そんな悩みがあるのなら、いっそベランダに面した室内にテントを張ってみませんか?テントは何も、必ずベランダに張らなければいけないというわけではありません。
小型のテントを室内に張るのもベランピングでは大いにありです。ベランダではちょっとしたBBQ感覚を楽しみ、リビングでテントで盛り上がる。空間を上手に活用すれば、ベランピングはもっと楽しいものになるのです。
テーブルや椅子、調理器具
「とにかくベランピングをやってみたい。けれどグッズをいくつも揃えるのは大変」それならばまずは小さな椅子1つから始めてみましょう。続けて小さなテーブル、そしてBBQも楽しめるガスコンロとグッズを揃えていくのがおすすめです。
最初は気に入った椅子を1つだけ購入するか、ちょっと奮発してテーブルもセットになったグッズを買うかで迷うところでしょう。ですが、ベランピングに本気になるかは人それぞれです。はじめからグッズにお金をかけすぎるのも考え物といえます。
まずは購入した椅子をベランダに出して飲み物を飲んでみてください。それだけでもいつもとは違った雰囲気を楽しめます。満足するひと時を楽しめたのなら、次に欲しいグッズは何なのか考えてみましょう。自然と物足りなかった部分を満たすグッズがわかるはずです。
本気でベランピングを楽しむなら、グッズの選び方も大切。椅子やテーブルを購入する時は、折りたためるなどコンパクトに収納できるグッズから選ぶようにしてください。ベランダに出しっぱなしにしておくと、風雨やホコリ、日光などで早く傷んでしまいます。
ゆっくりくつろぐなら、椅子やテーブルはロータイプがおすすめです。カフェ気分や家族での会食を楽しむなら、大きめのテーブルと椅子のセットを。室内使いもできると、そのまま一式を部屋の中から出すだけですむので、購入時に一考してみるのもよいでしょう。
調理器具も普段使いできるタイプを
調理器具はベランピングやキャンプ専用のタイプよりも、普段からテーブルでの調理にも使えるタイプがおすすめです。普段から使っていれば、不具合も出にくく無駄もありません。
特に炭で火を起こすのは、キャンプ場ならともかくベランダでは危険です。火の粉が舞って火事の危険性があります。火起こしの手間もガスコンロならありません。室内でも安心して使えるので、無駄を省くのにもピッタリです。
雰囲気を盛り上げる小物類
ベランピングはベランダで行うキャンプのため、雰囲気作りにもこだわりたいところです。家族みんなでワイワイ楽しむなら、小物類を置くためのラックなども必要になります。
夜の雰囲気も外で楽しみたいなら、ランタンのような照明グッズも必要です。最近ではLEDライトのランタンもあるため、火事の心配もありません。
「それでもキャンプのように燃える炎を鑑賞したい」という方は、卓上タイプのバイオエタノール暖炉というグッズがおすすめです。バイオ燃料を使っているため煙も臭いもほとんどなく、それでいてちょっとしたキャンプファイアー気分も満喫できます。
また、ベランピングならではの非日常を味わうなら、ハンモックを用意するのもおすすめです。ハンモックというと大きくて置き場所を選ぶイメージがあるかもしれませんが、最近では様々なサイズや形状の商品が揃っています。ベランダでも設置可能なので、検討してみてはいかがでしょうか?
ベランダをベランピング用に改造してみよう
「グッズは揃ってもイマイチ雰囲気に欠ける」そんな時は、ベランダの床や壁の装飾にもこだわってみましょう。特に床は重要です。キャンプ気分を盛り上げるために、ウッドカバーや人工芝などを敷いて、無機質なコンクリートを隠してみましょう。
特にDIY初心者にはウッドカバーや人工芝は扱いやすいのでおすすめです。ベランダを掃除した後、ウッドカバーや人工芝を敷き詰めればいいだけなのでお手軽にすみます。大きいラグを敷いても簡単に雰囲気を変えられるのでおすすめです。
床のリメイクはDIYに慣れている方ならともかく、その後の維持も考えるとその都度原状回復しやすい方がよいでしょう。ベランピングの時だけ人工芝のシートを敷き、すんだら丸めて室内で管理すれば手間も少なくてすみます。
ベランダは洗濯物や布団などを干したり、鉢物などを置いたりと用途もさまざまです。しかも風雨にさらされているため、リメイクしてもすぐに汚れてしまいやすいという欠点もあります。管理に手間をかけたくない方は、ベランピングの時だけ床材を敷くなどの方がよいでしょう。
季節用品も忘れずに
「気温が上がって蚊が飛んでくるようになった」「気温が下がって風が身に染みるようになった」このように季節によってはその時ならではのグッズが必要になります。
ベランピングは1年中楽しめますが、それも快適に過ごすための準備をきちんとしていればこそです。虫よけスプレーやダウンジャケットなど、ベランピングを気持ちよく過ごすためのグッズも忘れず用意しましょう。
ベランピングで注意すること
ベランピングは個人でも家族でも非日常を楽しめるため、どんどん人気が高まっています。しかしそれに伴って、問題になることもあるのです。ベランピングを楽しむために注意すべきことをまとめました。
騒音に注意
ベランピングを楽しむ時、ついついお酒が入って大声を出したり、いつもと違う雰囲気にはしゃいで騒いでしまったりしがちです。本人たちは悪意もなくただ楽しんでいるだけでも、ご近所からしたらただの騒音になってしまい、トラブルの元になることも珍しくありません。
特にマンションでのベランピングは、ほかの入居者との距離が近いため要注意です。くれぐれも騒音にならないよう注意して楽しみましょう。
安全面に注意
ベランピングはキャンプの要素も持つため、火を使うことも珍しくありません。特にBBQをする際には炭火タイプのコンロは避け、ガスコンロを使うなどして火事に注意しましょう。もちろん、怪我にも注意することはいうまでもありません。
火を使わないグッズでも、置き場所によっては危険を伴うため要注意です。椅子や棚など、子供がのるとベランダの手すりを超えられる高さになってしまう場合があります。手すりの老朽化でも転落の危険はあるため、チェックは定期的に行うようにしましょう。
特に子供は予測不可能な動きをすることがあるため要注意です。椅子やテーブルなどの高さや置き場所のほか、高さのあるグッズが子供でも動かせるほど軽くはないかなど、ベランピングに使うグッズの安全性も確認しておきましょう。
臭いに注意
ベランピングで家族みんなでBBQ!本人たちに悪意はなくても、周囲に煙や臭いが広がっていませんか?近所で洗濯物を干していて臭いが移ってしまった、となれば、これもご近所トラブルの元です。
最近では煙や臭いをおさえるコンロも売られていますが、一度家の中で使ってみるなどして、もし煙や臭いが出るようなら使わないなどの配慮も必要になります。特にマンションのような集合住宅では、周囲への配慮は欠かさないようにしましょう。
おわりに
ベランピングは自宅に非日常な空間を作りくつろげる、ちょっと特別な時間です。専門的なグッズがなくても楽しめますが、凝るなりに楽しみが広がるのもまた魅力といえます。あなたもベランピングならではの非日常に癒されてみませんか?