- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
賃貸も大丈夫!DIYでできるフローリングの張り替え方法
汚れが目立つフローリングを張り替えたいと思っても、難しそうで尻込みしちゃいますよね。手間と時間を考えたらDIYは無理だと諦めている人に朗報です。実は、フローリングの張り替えは、とっても簡単!フローリング材と張り替え方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
賃貸でも使えてDIYで張り替えできるフローリング材の種類と張り替え方
フローリング材をDIYで張り替えられる簡単な方法を紹介します。この方法なら、賃貸の床も模様替えOKですし、現状復帰も簡単です。
元々の床の上に、貼るだけ置くだけでOKなフローリング材には、次のようなものがあります。
- はめ込みながら繋いで床に置くだけのフローリング材
- フローリング材に底に張って剥がせる加工がしてあるフローリング材
- 裏面に接着剤がついているタイプのフローリング材
- 両面テープを使って貼れるフローリング材
用途に合わせたそれぞれの使い方を解説します。
はめ込み式のフローリング材で床材を張り替える方法
こちらは賃貸住宅に一番おすすめの、簡単DIYで張り替えることができるフローリング材です。材料の端に切れ込みがあり、それぞれの材料をはめ込みながら、元の床に置くだけです。
接着剤も使いませんので、現状復帰するときは、噛みあっている側面を外していけば良いだけです。
本物の木と間違えそうな色調ですし、防音、暖房効果もあがります。置くだけの手軽さのわりには、グレードが高い雰囲気を作ってくれます。
はめ込み部分が少し浮いているように感じたら、つなぎ目に厚手のタオルを置き、その上から金槌などで軽く叩いてください。
貼って剥がせるフローリング材で床のDIYをする方法
床材の裏面に、ゴムのような滑り止めがついているのが、貼って剥がせるフローリング材の特徴です。
汚れた部分だけ剥がして洗うことができたり、部屋のコーナーだけに敷いて、子供の遊びのスペースにしたりと、自由さや手軽さでは一番使いやすいフローリング材です。
床に物が直接当たることで発生してしまう騒音を防止したり、冷暖房効果をアップさせたりします。
見た目が木目調のものなどデザインも用途も豊富で、賃貸でも安心して床の模様替えに使うことができます。
ハサミやカッターなどで切ることもできるため、角や凸凹までキレイに貼ることができます。ただ、貼り付ける場所に凸凹がある場合や、床暖の上などには使えませんので、注意書きをしっかり確認してください。
貼り付けるタイプのフローリング材
貼り付けるタイプは、現状復帰が難しいので、賃貸には向きません。ただ、フローリング材自体がとても薄いので、床暖の床の上に貼ることができるものが沢山あります。
どちらの場合も、畳のような凸凹がある床や、埃やゴミがある床には使えません。そこで、最初に貼り付ける元の床を、徹底的に掃除をする必要があります。
素材は塩ビなので、ハサミやカッターで切ることができます。
糊付けの場合は、フローリング材の裏面のシートを剥がし、糊面を元の床に接着させながら貼っていきます。
別に両面テープを購入し使用する場合は、その強度に注意してください。どれが最適なのか分からない場合は、ホームセンターのスタッフに相談してみると良いでしょう。
DIYでフローリング材を張るときの注意点
置くだけ貼るだけで簡単にDIYができるフローリング材を紹介しました。確かに簡単ではありますが、いくつか注意しないといけないことがあります。
選んだフローリング材の厚みによっては、ドアの開け閉めができなかったり、引き戸のついた家具が使いづらくなったりします。敷居の段差やレールなどがある場合も、スムーズに稼働できるか確認が必要です。
フローリング材を選ぶときには、こうした失敗を防ぐため、厚みを考慮することが大切になります。
また、必要なフローリング材の枚数を算出する際は、実際に寸法を測っておくことが重要です。賃貸の場合、畳に換算して広さ〇畳などとある場合が多いですが、それを鵜呑みにすると失敗の元です。
フローリング材の寸法や部屋の形状によっては、材料の過不足が発生することが十分考えられます。
はめ込み式のフローリング材の場合、手のひら程度の角材を用意し、それを床材の辺にあて、それを軽く叩いてはめ込むようにすると失敗が防げます。
柱のでっぱりなどは、フローリング材を切って合わせましょう。家具の下に隠れてしまうような場所に隙間ができても、おおらかに受け止めるくらいがDIY的には楽なスタンスといえるでしょう。
おわりに
DIYでフローリングを張り替えるのは、とっても簡単です。いくつか紹介した注意点を意識しながら、部屋の模様替えを楽しんでみましょう。防音効果も期待できることから、賃貸のお部屋でもぜひ試してみてくださいね。