- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
机が大変身!誰でもできるリメイクシートをキレイに貼るコツ
机が傷だらけだったり、机の色が部屋の雰囲気に合っていなかったり、机とその周りのイメチェンをしたいときなど、簡単にできてコスパも良いのがリメイクシートを貼ることです。そこで、机にリメイクシートをキレイに貼るコツを紹介します。
机に貼るだけでイメージを変えられるリメイクシートとは
最初に、リメイクシートとカッティングシートの違いを説明します。似ているので同じものと思ってしまうと、失敗してしまうかもしれません。
なぜなら、リメイクシートは誰でも簡単に扱えますが、カッティングシートは主にプロが使うものといった分け方ができるからです。
リメイクシートとは
単色だけではなく、木目や花柄、アンティーク調のものやポップなものなど柄が多彩で、シールのように貼れる塩ビシートです。
カットがしやすく、器用不器用の差はでるものの、特に技術も必要としないため、誰でも扱いやすいものです。
使い勝手の良さは一般向けです。ただ、机に貼るなどといった、ある程度面積を必要とする場合は、ホームセンターでそれなりの大きさのあるものを購入したほうが、作業は断然スムーズです。
小さなシートを、柄合わせをしながら何枚も貼るのは難しいですし、合わせ目に凹凸が出来てしまうことで、後々の仕事がしづらくなってしまいます。
カッティングシートとは
正式には塩ビフィルムシートといいます。看板に貼ったり、窓にロゴを貼ったりといった使い方をします。車のボディに社名を切って貼るという使い方も、見かけたことがあるかもしれません。
一般的にはプロの方がカットから施工までをするものなので、丈夫で長持ちします。しかし、若干技術が必要という点で、誰でも手軽に扱えるとは言い難いものになります。
机にリメイクシートをキレイに貼るコツ
リメイクシートを、机にキレイに貼るコツを解説します。
机にリメイクーシートを貼るために準備するもの
- ハサミやカッターなど
- 寸法を測れる定規など
- タオルやヘラなど
- 画鋲や待ち針など
ハサミやカッターは、リメイクシートを切るために使います。貼る場所に合わせて、リメイクシートの寸法を測定できる定規やメジャーを準備しましょう。
タオルやヘラは、リメイクシートを貼っていく時に、空気が入らないようにするために使います。画鋲や針は、入ってしまった小さな気泡を潰すために使います。
机にリメイクシートを貼る手順
- リメイクシートを貼る場所をキレイにします
- リメイクシートを裁断します
- はくり紙を剥がしながら、机に貼っていきます
- 気泡を消します
最初に、リメイクシートを貼る机の天板などを、キレイに掃除してください。水分や油分を丁寧に取り除き、埃などが無い状態でリメイクシートを貼らないと、失敗の原因になってしまいます。
次にリメイクシートを裁断します。裏に升目が印刷されているものがありますが、それを過信せずに、きちんと測ることが失敗しないためには大切です。リメイクシートは、実際のサイズよりも、1㎝程度大きく切ることがポイントです。
ここまで出来たら、いよいよ机にリメイクシートを貼ります。裏についているシール面のはくり紙は、少しずつ剥がしながら貼りましょう。貼るときには、タオルなどで優しく抑えるようにし、空気を押しだしながら貼ります。
無理に引っ張りながら貼ると、起点がずれるなどの失敗の原因になるので注意してください。
どうしても入ってしまった小さな気泡は、針を刺して空気を抜きます。その後、タオルで何度か優しく上からこすると、気泡のあった部分が平らになります。
机にリメイクシートを貼る時に知っておいた方が便利な小技
机にリメイクシートを貼るとはいっても、机の状態は様々です。丸い縁があったり、都合で途中でシートを繋がないといけない場面があったりするかもしれません。
そこで、そんな時に困らないチョッとした小技を紹介します。
机の局面に、リメイクシートを貼るコツ
リメイクシートを切る時に、平面に貼る場合より、少し大きめに切っておきましょう。最初に、平面を貼ります。
局面を貼る時は、リメイクシートにドライヤーの温風を当てます。リメイクシートは、塩ビで出来ているので、熱によって少し柔らかくなり伸びてくれます。それを局面に当てて貼ります。
ここでも、無理に引っ張ったり広げたりすることの無いように注意してください。リメイクシートによっては、熱による作用があまり出ないよう加工されているものもあります。
曲面を貼る予定でいるなら、予めホームセンターのスタッフに確認しておくと安心です。
柄のリメイクシートを机に貼るときの柄合わせのコツ
机の表面で柄を合わせる事態になることは、あまりおすすめできません。なぜなら、どうしてもそこに境界線ができてしまい、作業がしづらくなる可能性があるからです。
天板では無い場所や、やむを得ない場合の柄合わせのコツを紹介します。
柄のあるリメイクシートの広さが十分ではない場合、切る前に柄合わせを考えることが大切です。そして、ピッタリ合う位置で、リメイクシートをカットします。貼るときにズレができないよう、注意して貼ってくださいね。
貼ったリメイクシートの剥がし方
剥がせるリメイクシートが、ホームセンターなどで購入できます。剥がせないリメイクシートは、シール剥がし液をシール面に吹きかけながら、ゆっくりと水平方向に引っ張るように剥がしてください。
おわりに
机にリメイクシートを貼る方法を紹介しました。本当に簡単ですから、迷っているなら、直ぐにチャレンジしてみましょう。リメイクシートを机にキレイに貼ることができたら、きっと次々貼ってみたくなるに違いありません。