- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
初心者必見!DIYでペンキを塗る前に準備したい用具と養生
壁を、自分の好きな色に塗り替えたり、棚を部屋の雰囲気に合わせたりするのに、一番簡単なのがDIYでペンキを塗ることです。でも、初めてのペンキ塗りは不安ですよね。そこで、事前に準備したほうが良い用具と、DIYでペンキを塗り始める前と後の養生について解説します。
DIYで始めてのペンキ塗りに準備したい道具16選
DIYでペンキを塗るときに、準備をしたほうが良い用具を紹介します。塗る場所や大きさによっても違いがありますが、ここでは一般的にあったほうが便利というものに絞りました。
- ペンキ
- ペンキが油性の場合は薄め液
- 刷毛
- ペイントローラー
- バケット(バケット+バケットカバー+バケットネット)
- マスキングテープ
- 養生テープ
- マスカー
- 床用養生シートまたは新聞
- 高いところを塗るなら脚立(あれば2台)
- 脚立が2台ある場合、2台の脚立に渡す丈夫な板
- ラップ
- マイナスドライバーなどペンキ缶の蓋をあけるもの
- ティッシュペーパー
- 軍手
- ゴミ袋
それぞれの使い方を解説します。
ペンキ
DIYでペンキを塗る目的に合わせたペンキを準備しましょう。ペンキは、大きく分けて油性と水性があります。初めてDIYでペンキを塗るなら、水性が扱いやすいでしょう。
ペンキの中には、断熱効果が上がるもの、防菌防臭効果の高いもの、除湿効果があるものなど様々です。色だけではなく、こうした高機能のペンキも選択肢にいれておくと良いでしょう。
薄め液
先ほど紹介したペンキを薄めるための溶剤です。水性の場合は、水で薄めることができますが、油性の場合は、ペイント薄め液を準備する必要があります。
不明な場合は、ホームセンターのスタッフに聞いてみましょう。
刷毛
ペンキを塗るための刷毛です。狭い場所や塗り残しの補修などの使います。用途に合わせて、種類が沢山ありますので、自分のDIYの目的にあった刷毛を選んでください。
こちらも、迷ったらホームセンターのスタッフに相談してみることをおすすめします。
ペイントローラー
広い場所を、コロコロしながら塗るためのローラーです。スポンジがついているので、そこにペンキを含ませて使います。ムラ無く簡単に、DIYが初めてでも、キレイにペンキ塗ることができます。
バケット(バケット+バケットカバー+バケットネット)
ペンキをあけるための、四角いバケツのような容器です。バケットカバーがあると、多色使いが簡単にできて便利です。また、バケットカバーに水を入れておき、刷毛が乾かないようにしておくこともできます。
バケットネットは、バケットに取り付けて使います。ローラーや刷毛についた余分なペンキを落としたりするの使います。
マスキングテープ、養生テープ、マスカー、床用養生シート
どれもペンキを塗りたくない場所に、予め貼って準備をするために使います。狭い場所やコンセントなど、外せない場所にはマスキングテープを貼っておきます。
緑色の養生テープというのもあります。マスキングテープより幅が広いため、やや広範囲を一気に貼るのに適しています。
広い面を一気にマスキングしたいときは、マスカーを使います。大きなビニールシートにガムテープが着いたような構造になっています。
床用養生シートは、新聞紙でもブルーシートでもOK。ペンキで床を汚さないよう準備ができれば、それで十分です。
脚立、丈夫な板
高い場所を塗るなら、その高さに合わせた脚立が必要です。脚立が2台あれば、そこに丈夫な板を渡し、板の上に上がって作業をすると効率的です。
備品(ラップ、缶の蓋を開けるもの、ティッシュペーパー、軍手、ゴミ袋)
ラップは、ローラーが次に使う時までに乾かないように巻いておくために使います。長時間の場合は、ペンキを洗い流しておいた方が良いですが、ランチタイムなどの短い時間の間であれば、ラップが便利です。
ペンキ缶の蓋をあけるためのマイナスドライバーやオープナーを準備しておいてください。ティッシュペーパーは、ちょっとした小さなペンキ汚れを落とすのに便利です。使い古しのタオルを、ティッシュペーパーの代わりに使うのも良いでしょう。
軍手は無くても大丈夫ですが、あったほうが作業がしやすいかと思います。手を汚したくない時は、軍手に下にビニール手袋をしておくのがおすすめです。
養生を剥がした後など、ペンキ塗りは思った以上にゴミが出ます。予めゴミ袋を準備しておくと慌てずに済みます。
DIYでペンキを塗る前に準備したい養生コツとは!?
DIYでペンキを塗り始める準備で、とても大切なのが養生です。これをしっかりしておかないと、思いもよらなかったところにペンキがついてしまい、ガッカリなんてことになりかねません。
養生のコツは、たった1つです。
どのテープを使うにしろ、しっかり貼り付けることです。浮いている場所はないか、空気が入っていないかを、細かく注意しながら貼っていきましょう。
テープの貼り方が甘いと、そこからペンキがしみ込んでしまったり、もっと酷いとペンキが流れ込んでしまったり、せっかくの養生が無駄になってしまうことがあります。
DIYで始めてペンキを塗ったら…養生を剥がすタイミングが重要
DIYで初めてのペンキ塗りをする時に、覚えておきたい知識の準備として、養生の剥がし方があります。予め知っておくのとそうでないのとでは、仕上がりに大きな差がでます。
養生は、ペンキが乾ききる前に剥がしてください。
乾いてしまうと、剥がしにくいだけではなく、せっかく塗ったペンキごと剥がれてしまう可能性があります。塗ったペンキが垂れてこない、半乾きを確認したら、丁寧に養生テープを剥がしてくださいね。
おわりに
DIYで初めてペンキを塗る初心者用に、準備が必要な用具と、塗る前にと後の養生のコツについて紹介しました。ペンキを塗る際は、大胆に、そして繊細にというのがベストです。まずはミスが目立たない場所から、ペンキ塗りにチャレンジしてみませんか。