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暮らしの工夫
津久井 玲子

賃貸でも大丈夫!ベランダにおすすめの雨除けを紹介

「部屋干しのスペースが限られている」「雨の日でもベランダを使いたい」そんな方も多いことでしょう。しかし、ベランダに屋根がなかったり、あっても長さが不十分だったりすることは珍しくありません。そこで、賃貸でも取り付けられる雨除けをご紹介します。

ベランダに取り付けられる雨除けの種類

賃貸のベランダでも取り付けられる雨除けには、どのような種類があるのでしょうか?種類分けの方法はいくつかありますが、大きく2つに大別してご紹介します。

 

簡易屋根タイプ

賃貸のベランダでも取り付け可能な雨除けの中でも、屋根に近い形をしたものが簡易屋根タイプです。カフェなどのイメージが一般的な出し入れ可能のオーニング、布をベランダ全体に張って取り付けるシェードタイプやキャンプでも使えるタープなどがあります。

 

オーニングは可動式のサンシェードのこと。つっぱり棒で取り付けられるタイプを選べば、賃貸のベランダでも取り付け可能です。最近では種類も増えていて、雨除けとしての機能だけでなく、物干し竿そのものが付いたタイプもあります。

 

シェードタイプやタープは、四角い布の4隅に取り付け用のひもが付いたものです。おしゃれな雨除けを探しているのなら、撥水加工のされたサンシェードがおすすめ。日差しは通したいのであれば、透明や半透明なタイプから選ぶとよいでしょう。

 

タープはキャンプやBBQの時によく使われる布製のシートで、本来はテントタープやヘキサタープといった、さまざまな形状があります。そんな中でも、シェードと同じ形状をした四角い防水タイプなら、サンシェードと同じように雨除けに使うことも可能です。

 

雨除けカーテンタイプ

雨除けカーテンタイプは、ベランダに屋根はあるけれど雨が吹き込むのを防ぎたい、そんな場合におすすめです。物干し竿やつっぱり棒にフックを取り付けて、そこに撥水性のある布製のカーテンを引っ掛けて取り付けます。

 

雨除けカーテンにもさまざまな種類があり、必要ない時にはジャバラに折りたためるタイプや、UVカット機能で室内や洗濯物を紫外線から守ってくれるタイプも。簡易屋根タイプだけでは横から雨が吹き込んでしまうという場合にも、併用することで防ぐことができます。

 

 

ベランダの雨除けのメリットとデメリット

ベランダに雨除けを取り付けたい理由はさまざまですが、当然のことながらそれぞれにメリットとデメリットがあります。設置してから後悔しないように、先に確認しておきましょう。

 

簡易屋根タイプ

オーニングやシェード、タープといった簡易屋根タイプの雨除けは、ベランダに屋根がなくても取り付けられます。そのため、突然の雨でも洗濯物が濡れるのを防いでくれたり、強すぎる日差しを遮ったりしてくれるだけでなく、人の視線まで遮ってくれるのです。

 

デザインも豊富なため好みを反映させやすく、ベランダを飾るためにも使えます。必要に応じて簡単に出し入れできるのも、簡易屋根タイプの大きなメリットです。

 

一方で、簡易屋根タイプの雨除けは、強風には弱いというデメリットがあります。特にオーニングが強風にあおられて壊れてしまった場合、マンションなどの集合住宅では、近隣に迷惑をかけてしまう可能性もあるのです。そのため、風が強くなりそうな場合は使えません。

 

また、オーニングもシェードもタープも布製です。雨や直射日光に当たり続けることで、耐久性を上げるように加工されたものでも、経年劣化するのは避けられません。使用頻度にもよりますが、定期的に交換する必要がある点もデメリットといえます。

 

雨除けカーテンタイプ

ベランダにある物干し竿や屋根に取り付けたつっぱり棒などに、フックをかけて取り付けるだけなので誰でも設置が容易です。使わない時にはカーテンのように、サッとまとめることもできます。

 

横から吹き込んでくる雨の量を最小限に抑えてくれるので、突然の雨にも対応することが可能です。手すりのすぐ手前に設置すれば外からの視線も遮ってくれるので、洗濯物を見られる心配がない点もメリットといえます。

 

一方で、雨は遮ってくれるものの通気性が悪く、透明タイプでないと日差しも遮ってしまうため、洗濯物の乾きが悪くなってしまうことも。また、高い機能性に対してデザインがまだ少ないため、見た目にこだわりたい方には物足りない点もデメリットです。

 

そのため、見た目にこだわりたい方は、シャワーカーテンを流用するのがおすすめ。デザインやカラーも豊富で取り付け方も一緒、しかも売っているお店も多いため入手が容易です。

 

ただし、雨除けカーテンタイプそのものも、シャワーカーテンを流用したものも、濡れたら雨上がりにしっかり乾かす必要があります。放置するとカビが生えやすいデメリットがあるため要注意です。

 

 

ベランダの雨除けの取り付け方

ベランダに取り付ける雨除けのタイプが決まったら、さっそく設置してみましょう。それぞれの雨除けのタイプ別にご紹介します。

 

簡易屋根タイプ

賃貸のベランダに取り付けるオーニングは、壁に傷をつけないためにもつっぱり棒タイプを選びます。つっぱり棒を支柱にするので、ちょっとした屋根やひさしが必要な点は要注意です。

 

設置方法は簡単で、オーニングを取り付けたつっぱり棒の支柱を立てるだけ。値段や仕様、デザインもさまざまなので、雨除けとして使うなら撥水加工タイプを選ぶようにしましょう。

 

シェードタイプやタープの取り付け方は、設置場所を決めた後、4隅に付いている取り付けひもを、ベランダの手すりや物干し竿などに結び付けていくだけです。風にあおられやすいのでしっかり固定し、たわまないようにピンと張るのがポイント。

 

上をベランダの天井に取り付けたい時には、つっぱり棒を使うとよいでしょう。ベランダをどれだけ隠したいかで、手すりに取り付けひもを結び付ける位置を決めてください。オーニング同様に目的と好みに合ったタイプを選びましょう。

 

雨除けカーテンタイプ

雨除けカーテンタイプの取り付け方は、つっぱり棒か物干し竿にフックを取り付け、カーテンのように吊り下げるだけです。視線を遮りたい時には不透明なタイプが、洗濯物を乾きやすくしたい時には下がメッシュ生地のタイプがおすすめ。

 

雨除けカーテンタイプもシェードタイプ同様に、風にあおられやすいデメリットがあります。使用する時はただ開くだけでなく、下の部分をひもなどを使って、手すりなどにしっかり固定しましょう。

 

 

ベランダに雨除けを取り付けるときの注意点

賃貸のベランダに雨除けを取り付ける場合、いくつか注意するべきことがあります。大切なことなので確認しておきましょう。

 

取り付け作業中

マンションなどのベランダの場合、高所での作業になることがあります。滑りやすい手すりの上に登るなど、落下の危険性があることはやめましょう。部屋とベランダの境近くに脚立や足場を置いて作業する時も、1人が支えながら行うなど注意が必要です。

 

また、2階以上のベランダでの作業は、ベランダの外に物が落ちてしまっても安全なように、下に人がいないことを確認しながら行いましょう。事故が起きてからでは遅すぎます。自分のことはもちろん、ほかの人の安全にも気をはらうことが大切です。

 

賃貸の場合

賃貸のベランダに雨除けを取り付ける時には、賃貸ならではの注意点があります。まずは、雨除けを後付けしても問題ないかを確認しましょう。「サンシェードくらいなら」と思っても、物件によっては不可の場合があります。

 

雨除けを設置できても、強風や台風などには注意が必要です。あおられた雨除けが壊れたはずみに、ベランダや窓、ひどい場合には隣や階下のベランダにまで、被害が出てしまうこともあり得ます。風の強い日に使わないことはもちろん、取り外しておきましょう。

 

そのほかにも賃貸の場合のベランダは、避難経路としての役割も持っています。いざという時のために、誰でもスムーズに通れるようにしておく義務があるのです。人が通れるスペースを確保できているか、雨除けの設置の時には注意しましょう。

 

また、雨除けが長すぎるからと外に垂らしたら、下の階の人の迷惑になっていた。風にあおられたり、雨が雨除けに当たったりした音が響いて、周辺の住人にとって騒音問題になっていた。こんな近所トラブルが起こってしまうこともあります。

 

集合住宅にはほかにも多くの人が住んでいます。近所トラブルで気まずくならないように、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

 

 

おわりに

「ベランダに洗濯物を干したいけど、急な雨が心配」「ベランダで雨や日差しを気にせずのんびりしたい」そんな希望を叶えてくれるのが雨除けです。ここでご紹介したように、賃貸でも取り付けられるタイプは数多くあります。興味のある方はぜひ活用してみてください。