- 三輪礼子
- ハンドメイドとキャンプが好きな主婦ライターです。趣味の時間を確保するため、家事の時短を日々研究中。役立つ情報や、モノづくりのたのしさを共有できるような記事を目指しています。
初心者必見!簡単なのに美味しい!おすすめのキャンプ料理
簡単でおいしい、野菜もたくさん食べられる、そんなキャンプ料理を紹介します。少し事前の準備は必要になりますが、キャンプ場では簡単に調理ができて、大人も子供も楽しめるキャンプ料理です。忙しい朝に嬉しい簡単朝食メニューも紹介しています。
アレンジ自在、肉巻き系のキャンプ料理
野菜をしっかり食べられる、野菜の肉巻き
BBQのときに、野菜を焼き過ぎてしまう失敗はよくあります。焦がしてしまったり、水分が飛んでしまったり。子供たちはお肉に夢中で、野菜はあまり食べない…なんてことも。
そんなときは、薄切りの豚バラ肉で野菜を巻いてしまいましょう。家で巻いて行けば、焼くだけなので簡単です。イメージは焼鳥屋さんや串焼き屋さんのメニューです。
焼肉のタレにも、塩にも合うものが多いので、大人から子供まで好みに合わせて食べられます。焼鳥のように串に刺してもよいですが、重なった部分は火が通りにくくなります。
暗いところで食べることの多いキャンプでは、串に刺さない方が火の通りを確認しやすくなります。巻き終わりの部分から焼き始めると剥がれにくくなります。
ミニトマト
アスパラガス
ネギ
えのき
ピーマン
ナス
など、お好みの野菜。
ボリューム系、肉巻き料理
食べ盛りの子供には、しっかりとボリュームのあるメニューを用意したいですよね。そんなときは、肉巻きおにぎりがおすすめです。
たわら型のおにぎりは家で準備しておき、お肉は食べる前に巻くようにします。家で肉を巻いてしまうと、肉から出た汁が、おにぎりの中までしみ込んでしまうので、食べる前に巻いてください。
牛肉や豚肉、お好きな肉を巻いて焼き、肉に火が通ったらタレを塗ります。少し焦げ目が出来たら完成です。タレは焼肉のタレでもいいですが、ウナギのタレもおすすめです。
冷凍したごはんでも作れるので、前もっておにぎりを冷凍しておくと、準備を分散できます。ただ、忘れないように注意してください。
ゆで卵の肉巻きもボリュームがあるので、試してみてはいかがでしょうか。大人用はウズラの卵にするなど、工夫するとおつまみにもなります。
ホイル焼きは簡単で、いろいろな味が楽しめる
BBQをするとき焼き網を使いますが、小さな食材は網から落ちてしまうので、いつも同じ食材になっていませんか?かといって、鉄板も用意すると洗い物も増えます。
そこで便利なのがホイル焼きです。魚介系や、火の通りにくい鶏肉も、蒸し焼きにするので火の通りがよくなります。スライスした野菜や、しめじなどの小さな食材も使えるので、栄養バランスもアップします。
バターやチーズを使ったメニューが手軽にできるのもうれしいポイントです。火の通りにくい食材のときは、焼き網の端に乗せ、ゆっくりと加熱することで、焦げにくくなります。
閉じ口を真上にしておくと、途中で火の通り具合の確認もしやすくなります。もう一つのポイントは、大きく作りすぎないことです。
大きすぎると、火の通りにムラが出来てしまいます。また、火から下ろすときにやぶれてしまうことも。1~1.5人前くらいの量が作りやすい大きさです。
炭火で作る丸焼きは最高のキャンプ料理!
キャンプでは、豪快に丸焼きを楽しんでみてはいかがでしょうか。簡単で、おいしい、最高のキャンプ料理です。サツマイモや、とうもろこしは子供に人気です。イカの丸焼きなら、おつまみにもなります。
サツマイモを、濡らした新聞紙で包み、アルミホイルで巻いたものを火の中に入れます。火の中といっても、端の方でゆっくり加熱してください。
ゆっくり火を通すと、甘い焼きいもになりますし、焦げにくくなります。時折転がしながらゆっくり焼くと、甘くておいしい、焼きいもになるのでお試しください。他にも同じ作り方で、ジャガイモや玉ねぎの丸焼きもおすすめです。
皮つきのとうもろこしが手に入ったら、皮ごと丸焼きにしてください。皮が黒焦げになるくらいが目安です。茹でたとうもろこしよりも甘くなります。
焼きあがったら、皮をむいてそのまま食べるもよし、甘辛い醤油を塗りながら焼いて、屋台のような焼きとうもろこしにしてもよし、お好みに合わせて楽しんでください。
イカの丸焼きは、家で作ると醤油がはねたり、匂いが残ったりするので挑戦しにくいメニューです。しかし、キャンプならそんな心配は無用です。しかも、煙の香りが移ったイカは最高です。家では味わえない一品なのでお試しください。
キャンプの朝は忙しい!朝食は簡単な料理がベスト
忙しい朝に便利なメニュー、カートンドッグを紹介します。カートンドッグとは、ホットドッグのことですが、作り方に特徴があります。
ホットドッグを入れた、牛乳パックを燃やして作るホットドッグです。牛乳パックを燃やすだけなので、片付けも簡単ですし、調理道具も最小限で済みます。
好きな具材をはさんだホットドッグを、アルミホイルで包みます。2重に巻くのがポイントです。それを牛乳パックの中に入れて、口を下にして斜めに立てかけます。
牛乳パックの口に火をつけて、全部燃え切ったら完成です。牛乳パックが乾いていないと途中で火が消えてしまうので、よく乾燥させた牛乳パックを使いましょう。
複数作るときは、隙間なく並べてしまうと火が強くなりすぎてしまいます。すき間をあけて並べると焦げにくくなります。
おわりに
BBQはキャンプ料理の定番。簡単でおいしい素晴らしい料理ですが、マンネリになりがちです。今回紹介した料理は、いつものBBQにプラスできるものばかり。
少し手を加えるだけで、いつもと違った味を楽しめるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。