- 川村愛美
- 大阪在住のライター。WEBメディアにてライフスタイルやDIY、家事などについて執筆。シンプルで丁寧な暮らしをテーマに夫と娘と小さくてこだわりの詰まった家で暮らしています。趣味は読書と映画鑑賞。
ハンドメイドでおしゃれな食卓に!ランチマットの魅力
いつもの食卓を華やかに彩ってくれるランチマット。見た目が素敵なだけでなく、テーブルが汚れるのを防いだり、食器が擦れて傷むのを防いでくれたりと機能性もバッチリです。おしゃれなランチマットをハンドメイドして暮らしに取り入れてみませんか?
- une moacheさん(@une_moache)
- 子供服をメインに取り扱うハンドメイド作家さん。インスタグラムずらっと並ぶ、こだわりの詰まった大人顔負けのデザインに虜になるママが続出です!
機能性もばっちり!ランチマットの魅力
テーブルコーディネートとして欠かすことのできないランチマット。料理を色鮮やかに、美味しそうに見せてくれる効果もあって、ぜひ取り入れたいアイテムです。ランチマットを敷いていると、料理でテーブルが汚れることがなく、食器がテーブルに当たって傷つくこともないので小さな子供のいる食卓にもおすすめですよ。
また、ランチマットがあると食器のカチャカチャ音がしにくくなるので、来客時にもぴったりなのではないでしょうか。いくつか異なる色や柄のランチマットを用意して、食器に合わせたり、料理の色に合わせたりして選ぶのも楽しそうですよね。そんなランチマットはさまざまな形や素材があるので、お気に入りのものを見つけてみてください。
ランチマットの形
長方形
1番よく見かける形のランチマットなのではないでしょうか?食器を置けるスペースが広く、とても使いやすい形です。角が少し丸くカットされていたり、形取られたデザインのものもあり、フォーマルからカジュアルまでさまざまなシーンで使いやすいランチマットです。
円形
円形のランチマットはデザイン性が高く、イベントの時や来客時などに活躍します。また長方形のランチマットと比べると小さめなので、カウンターテーブルやコンパクトな食卓にぴったりです。
ランチマットの素材
布
布製のランチマットは汚れたら洗濯機で丸洗いできるのが魅力です。清潔に保ちたいアイテムなのでしっかりと洗えるのは嬉しいですね。また表面にラミネートなどの防水加工が施されているものもあり、さっと濡れた布巾で拭くだけで綺麗になるものもありますよ。ただ、ランチマットの色によっては料理のシミができてしまったりするので注意が必要です。
シリコン
シリコン素材のランチマットは汚れ防止だけでなく滑り止めとしての効果もあります。また汚れてもサッと洗い流すだけなので布製のランチマットに比べてお手入れが楽なのが魅力です。染みになることもないので油を使った料理の時などにぴったりかもしれません。シリコン素材のランチマットのデメリットとしては収納する際に折り畳むことができないので布製のランチマットに比べると嵩張ってしまうことかもしれません。
ランチマットの選び方
サイズ
1番大切なのはランチマットとテーブルのサイズ感です。小さなテーブルに大きなランチマットを選ぶと、テーブルの上がランチマットでいっぱいになってしまって余白を楽しむことができません。反対にテーブルに比べて小さなランチマットを選んでも全体のバランスが悪く見えてしまうので、ランチマットを敷いて左右に10〜15cmほど余白ができるものを選ぶのがおすすめです。
お手入れのしやすさ
毎日使うもので、汚れやすいものだからこそお手入れのしやすさも重視しないといけないですよね。これは素材によってお手入れ方法が変わるのですが、布製のものだと洗濯機で洗うことができますし、樹脂製のものだとキッチンで洗い流すことができます。1番ストレスなくお手入れ出来そうなものを選んでくださいね。
ハンドメイドなら大人用サイズも子供用サイズも自由自在
ランチマットのサイズは一般的に「45cm×30cm」や「40cm×30cm」が多く、さまざまなブランドから販売されているので購入しやすいのですが、子供用のランチマットはあまり見かけないですよね。保育園や幼稚園では一般的なランチマットよりも小さいサイズを指定されることが多く、気にいるものを探すのが大変です。
そんな時はお好みの生地を使って、好きなサイズでハンドメイドするのがおすすめです。子供用だけでなく同じ生地で大人用も作ってお揃いにすると喜んでくれそうですね。お気に入りのランチマットがあれば、今よりも、もっと楽しんで食卓についてくれるかもしれないので、保育園や幼稚園だけでなく家でも取り入れてみる価値ありです!
また自宅にミシンがない方でも大丈夫。ミシンより少し時間がかかってしまうのですが手縫いでも作ることができます。基本的にはまっすぐに縫っていくだけなので簡単ですよ。ハンドメイドだと、どんな布で作ろうか選ぶ時間も楽しいものになりそうですね。
1枚仕立てのランチマット
布1枚で作ることができるシンプルなランチマットです。1枚ずつが薄いので、たくさんあっても嵩張らずに収納できて、洗濯した後もすぐに乾くので日常使いにぴったりですね。
材料
- お好みの布 1枚(仕上がりサイズよりも縦横4cmずつ大きいサイズで用意)
- 布の色に合わせた糸と針
- アイロン
作り方
- 4辺とも内側に1cmほど折り込みアイロンをかけて、型をつけます。
- 先ほど折り込んだ4辺をもう一度1cm幅で折りアイロンをかけます。(三つ折りにするイメージ)
- 折っていた布を戻し、全ての角の縫い代を少し切り落とします。
- ふたたび三つ折りに戻して、5mmほどの縫い代で全ての辺を縫って完成です。
2枚仕立てのランチマット
2枚の布を縫い合わせるランチマットはしっかりとした厚みがあって、汚れをしっかりとキャッチしてくれたり、食器のぶつかる音を軽減してくれます。また2種類の異なる布を使用することでリバーシブルにもできますよ。
材料
- お好みの布 2枚(仕上がりサイズよりも縦横2cmずつ大きいサイズで用意)
- 布の色に合わせた糸と針
- アイロン
作り方
- 布の表同士を内側に合わせ、ズレないようにまち針で固定します。
- 1cmほどの縫い代で全ての辺を縫います。この時どこか1箇所だけ5cmほど返し口として縫わずに開けておきます。
- 全ての角の縫い代を少し切り落とします。
- 返し口に全体を押し込むような形でひっくり返し、菜箸などで角までしっかりと形を整えます。
- 全ての辺を端から数ミリの縫い代で縫っていき、同時に返し口を縫い合わせ閉じます。
- 最後に全体にアイロンをかけて完成です。
まっすぐな直線がきれいな長方形のランチマットも素敵なのですが、une moacheさんの作るランチマットのように柔らかい曲線などで形がデザインされたランチマットは、とても華やかでクラシカルな印象でおしゃれですよね。明るい色や柄の入った布地を使えばテーブルの主役になるくらいの存在感で写真映えもばっちりです。
反対に落ち着いた色の布地を使えば、料理を引き立てることができ、上品なテーブルコーディネートになるので、イベントご飯やおもてなしご飯にぴったりなのではないでしょうか。色違いで欲しくなってしまうくらいの美しさです!
布が余ったらチャレンジしたい!コースターでおうちカフェを楽しもう
ランチマットをハンドメイドしたときに布が余ったらコースターを作ってみませんか?柄や素材をいくつか組み合わせて作ると個性的で存在感のあるものになりますよ。表面と裏面で使う布を変えてリバーシブルにすると1枚で2パターンのデザインを楽しめておすすめです。
リバーシブルコースター
材料(縦9cm×横9cm)
- お好みの布を11cmの正方形で2種類
- 布の色に合わせた糸と縫い針
- まち針
- はさみ
- アイロン
作り方
- 布の表同士を内側に合わせ、ズレないようにまち針で固定します。
- 端から1cmほどの位置を縫っていき、一辺だけ5cmほどの返し口を残します。
- 縫い代を布の中心に向かって折り、アイロンをかけてしっかりと型をつけます。
- 返し口に全体を押し込むような形でひっくり返し、菜箸などで角までしっかりと形を整えます。
- 4辺とも、端から数ミリの位置を縫っていき、同時に返し口を縫い合わせ閉じます。
- 最後に全体にもう1度アイロンをかけたら完成です。
普段はコースターを使っていないといった方もいるかと思いますが、布製のコースターはコップの結露を吸ってくれて、テーブルに華を添えてくれるアイテムなので1枚持っていると便利です。おしゃれなコースターを使うだけで、特別な感じが演出できるのでおうちカフェにぴったりですよ。
おわりに
食卓を華やかに彩ってくれるだけでなく機能性もばっちりなランチマット。毎日使うものだからこそコスパも気になりますよね。ハンドメイドすればお店で購入するよりも安価で、自分好みのランチマットが作れます!インテリアを楽しむように、ランチマットでテーブルコーディネートも楽しんでみてくださいね。