- 川村愛美
- 大阪在住のライター。WEBメディアにてライフスタイルやDIY、家事などについて執筆。シンプルで丁寧な暮らしをテーマに夫と娘と小さくてこだわりの詰まった家で暮らしています。趣味は読書と映画鑑賞。
段ボール捨ててない?段ボール活用した工作で手作りおもちゃを作ろう
ネットショッピングをしたり、スーパーで飲料の箱買いをしたりすると、必ずと言っていいほどついてくる段ボール。何かと家に溜まりがちですよね。この段ボールが親子で楽しめる手作りおもちゃに変身するんです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
- スウさん(@suu.333)
- お家で手軽に楽しめる知育遊びを教えてくれる、おもちゃインストラクターの資格を持つ人気インスタグラマー。スウさんのインスタグラムには低予算で作れる手作りおもちゃがたくさん紹介されています。
- インスタグラム▶https://www.instagram.com/suu.333/
段ボールは工作するのにぴったりの材料
ネットショッピングが主流となっている今、段ボールを目にする機会も増えましたよね。気付いたら自宅に段ボールが溜まっているといった方も多いのではないでしょうか?皆さんはこの段ボールをどうしていますか?
そのまま捨てている方が多いのではないかと思いますが、ちょっと待ってください!段ボールを使って工作を楽しんでみませんか?無料で手に入るものなので、改めてお金をかけることなく、手作りおもちゃが作れちゃうんです。
SNSを見てみると段ボール工作の投稿がたくさんあって、その注目度の高さがうかがえます。段ボールを使用しているとお金をかけていない分、工作の失敗が怖くないので子供と一緒に作るのも楽しそうですよね。遊ぶときも壊れることを心配せず思いっきり遊べるのが段ボール工作のメリットのひとつです。
もともと荷物を入れるのに使われる段ボールは基本的に3枚の異なる紙質を重ねて形成されているので、とても丈夫です。中心には波打った形の紙質が入っているので少し厚みがあってクッションの役割を果たしてくれるので、上に乗ったりしても痛くないのが嬉しいですよね。
そして、これだけ丈夫なのに軽く、加工しやすいのが特徴です。カッターを使わずにハサミでも切ることができるので子供でも安心して段ボール工作に挑戦できますよ。ガムテープやボンドで接着していけるのも助かりますね。
家にある段ボールを使うのはもちろんおすすめなのですが、どうしてもお店のロゴが入っていたり汚れていたりして、家の中に置いておくのは抵抗があるといった方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時はホームセンターで新品の段ボールが購入できるのでぜひ探してみてください。色やサイズもさまざまなので用途にぴったりなものを見つけられるはずです。
知育にぴったり!数字あそびが出来る工作
長引くおうち時間で、子供と何をして過ごそうか、とお悩みの方も多いのではないですか?スウさんのインスタグラムには自宅で作って遊べるアイデアが盛りだくさん。その中から段ボールで作れるおもちゃをご紹介します。
魅力的なアイデアがたくさんあるのですが、その中でも特におすすめしたいのが、遊びながら楽しく数字を学べるナンバーシート!全身を使って遊ぶこともできるので、雨の日など、外で遊べないときにもぴったりですよ。
材料
- 段ボール
- 折り紙
- ペン
- のり
作り方
- 段ボールを広げ、少し幅をあけながら折り紙を縦に3枚、横に5枚貼り付けていきます。(折り紙は横の列ごとに異なる3色を用意してくださいね)
- 貼り付けた折り紙に数字を書き込んで完成です。(横一列同じ色の折り紙に1から5まで書き込んでください)
ポイント
数字は1から5までに限らず数を増やして10まで用意したり、数字だけでなく、アルファベットや記号をつかってもOKです。
遊び方
スウさんが実際に遊んでいる方法を教えていただきました。
- 「何色の何番どーこだ」と子供に質問して、手や足を使って答えてもらう
- 「右手は何色の何番、左手は何色の何番を押さえてね」と難易度アップ
- 「1番から9番まで、同じ色を続けて通らずにゴールしてね」と迷路型にする
- 「赤、黄、青の順番で通ってね」と順番を指定して全身を動かせるように
他にも、全てに異なる絵柄や記号を書き込んで「この絵はどこにある?」と絵探しをしたりしても楽しそうですよね。アイデア次第で何通りもの遊びができるので、飽きることなく楽しめそうです。
段ボールでオリジナルツリーを作ろう
段ボール工作で作れるのはおもちゃだけではありません。楽しみながら子供の感性を伸ばし、成長を記録するオリジナルツリーの制作もおすすめなんです。
スウさんが毎年行なっているのは、クリスマスツリーを段ボールで作って、子供が自由に飾り付けを行うというもの。子供の成長は驚くほど早くて、毎年年齢に応じた特色を見せてくれます。最初はカラーペンでお絵かきしていたツリーが、翌年には綿などを使い、立体的に飾り付けていたりと、見ているこちらも楽しくなってしまいます。
材料
- 大きめの段ボール(できれば白の方が飾り付けが目立ちます)
- 折り紙やカラーペンやモールなどお好みの飾り付けアイテム
- はさみ
- のり
作り方
- 飾りたい場所の大きさに合わせてツリーの形に段ボールを切り取ります。(フチで手を切らないようにマスキングテープなどで縁取りをすると安心です)
- あとは好きに飾り付けると完成です。
クリスマスツリーとしてだけでなく、春はピンクのお花を飾って桜、夏はちょうちょやカラフルなお花で飾り付けて鮮やかに、秋は紅葉風に飾り付けるなど、季節に合わせた飾り付けを行って部屋で四季を楽しむのもおすすめです。「春といえば何が思い浮かぶ?」なんて会話をして、想像力を膨らませるのにもぴったりですね。
おわりに
段ボールを使って子供といっしょに楽しめる工作をスウさんに教えていただきました。どちらもすぐに真似できそうですてきでしたよね。いつもなら捨ててしまう段ボールで楽しい思い出が作れるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。