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家事
井上 佑佳

面倒な掃除は家電で解決!余暇を生み出して心のゆとりを

掃除は面倒な作業が多いため、気が進みませんよね。特に疲れていると身体的・精神的な負担を感じ、罪悪感を抱きながらも先延ばしにしがちです。そんなときは積極的に家電を利用すると心にゆとりが持てますよ。今回は、あると便利な掃除家電を3つ紹介します。

掃除家電は余暇と精神的安定をもたらす

 

生活するうえで欠かせない家の掃除。とはいえ多忙で疲れていたり気分が重かったり、掃除が億劫な日々もあるでしょう。中には、手作業の掃除で疲弊している人もいるかと思います。拘束時間が長いうえに同じ作業の繰り返しである掃除は、どうしても意欲がでにくい家事です。

 

掃除は面倒なものの不衛生な室内は嫌ですよね。その場合は家の掃除をラクにしてくれる専用の家電がおすすめです。最近の家電は全体的に高い精度を誇り、種類が豊富。ライフスタイルに沿った家電の取り入れで、煩わしかった掃除が楽しいと思える時間となるはずです。

 

掃除家電を使うとどのような効果があるか

家電を使うと掃除の負担や作業工程がグンと減ります。掃除は準備、メインの作業、後片付けと、時間と手間がかかりますよね。しかし場面に見合った家電があれば、今までの手作業を電動で実施してくれます。キレイに・素早く・ラクに掃除を終わらせられるのです。

 

掃除時間の短縮で生まれた余暇は、他の家事に充てたり子どもと遊んだりと、生活にゆとりをもたらすでしょう。苦手な掃除を完了させた達成感は、気持ちがスッキリしたり幸福感を味わえたりと、メンタルにも良い影響をあたえます。ストレス発散にも効果的ですね。

 

 

あると便利!掃除のおすすめ家電3つ

 

掃除の家電は種類が豊富なので、何を買うべきか迷いますよね。ここでは場面に応じた便利な家電を、おすすめの選び方とともに紹介します。

 

 

ハンディクリーナー

突発的にこぼした食べかすや棚のホコリ取り、車内の清掃に有効です。

 

掃除の家電といえばキャニスタータイプの掃除機やスティッククリーナーが主流ですよね。近年ではロボット掃除機も普及し、中にはAI機能を搭載したタイプもでてきました。これらの掃除機はとても便利な家電ですが、棚の上のホコリや食べかすを咄嗟に掃除したいときには不向きです。

 

そこでおすすめなのがハンディクリーナー。特に子どものいる家庭では床の食べかすが目立ちます。しかしすぐに掃除ができる環境ならば、室内も気分も心地よいですよね。メインとしてはパワーが足りませんが、サブ掃除機としての活躍が見込めます。

 

おすすめの選び方

  • 集じん方式(紙パックレスのサイクロン型・紙パック型)
  • コードの有無
  • 重さ
  • 静音性
  • アタッチメントの種類

 

手軽さや素早い機動性を活かすためには、サイクロン型のコードレスタイプを選ぶとよいでしょう。

 

電動水拭き掃除機

「床の水拭きは負担が大きい」と感じる人におすすめです。

 

フローリングがくすんで、掃除機をかけてもキレイにみえない場合があります。それは見えないほこりや汚れの蓄積により、床の水拭きが必要な状態なのです。しかし手作業の雑巾がけだと膝や腰の負担が心配なうえに、重たいバケツの移動も億劫ですよね。子どもがバケツをひっくり返さないかと常にヒヤヒヤします。

 

床の拭き掃除で悩む人には、電動床拭き掃除機がピッタリ。床に面する電動のモップ・ローラー部分により、少ない労力で汚れた床をピカピカに仕上げてくれます。面倒な床掃除が一段とラクになる優れたアイテムですね。ホコリや汚れのない床は、誰がいつ寝転んでも安心です。

 

おすすめの選び方

  • 形状(スティックタイプ・ロボットタイプ)
  • モップの型(回転式・スチーム式・ローラー式)
  • コードの有無
  • 自宅の床で使用可能か
  • アタッチメントの種類
  • 前準備・後片付け方法

 

ベタつく汚れが頻回ならば強力なパワーのスチームタイプ、汎用性を重視するならアタッチメントの多さなど、汚れの頻度や状況により選びましょう。

 

電動窓掃除機

「窓の上部まで届かない」「窓掃除に時間がかかる」といった人に最適です。

 

家によってさまざまな形状の窓は、掃除の作業量が多い場所のひとつです。大きな窓だと水拭きだけでもかなり手を焼きますよね。そのうえ水滴の拭き上げを怠ると、汚れの再付着や水シミの原因となってしまいます。

 

大変な窓掃除を楽しくさせるのが電動窓掃除機。時間をかけて水拭きをしていた窓を、数倍の速さでキレイにしてくれます。水滴を吸い取るタイプならば、手間のかかる拭き上げも美しい仕上がりに。製品によっては浴室の壁や大きな鏡にも使えます。汎用性の高さが嬉しいですね。

 

おすすめの選び方

  • 形状(スティックタイプ・ハンディタイプ・ロボットタイプ)
  • コードの有無
  • 自宅の窓で使用可能か
  • アタッチメントの種類
  • 前準備・後片付け方法

 

ロボットタイプは使用不可の窓タイプがあるので、購入前に確認しましょう。

 

 

掃除家電を購入するうえでの注意点

 

リーズナブルな製品もありますが、決して安くはない掃除の家電。失敗を避けるために、購入前には以下に注意しましょう。

 

本当に必要か

家電を買うか買わないかのボーダーラインは各家庭で異なります。他の人からは便利だと聞いたモノでも自分が使うと必要性を感じなかった、といった話もめずらしくありません。

 

自分が困っている掃除は何か、所持している家電で代用可能かを、まずは考えてみましょう。家庭でのニーズを明確にすれば、無駄な買い物にはならないはずです。

 

諸費用やランニングコストがかかる

家電にはさまざまな部品が必要となるケースがあります。使用に必要な付属部品が消耗品であれば定期的に買い足さなければならず、長期でみると予想外の出費となりかねません。また電気のランニングコストの把握も必要です。

 

本体の購入時には気づきにくい部分ですが、稼働のための必要なコストを事前に調べておきましょう

 

アウトレット品はメリット・デメリットを考慮する

アウトレットであればメーカーの生産打ち切り品や型落ち品など、値下げ価格で家電を手に入れられます。通常は決して安くない掃除の家電でも予算内におさめることもできますね。あまった費用で他の製品や付属品の買い足しをすれば、充足感の高い買い物となるでしょう。

 

ただしアウトレット品はサポート期間の終了や交換部品の在庫がないなど、トラブル発生時に家電自体が使えなくなる懸念があります。不都合を避けるためには、購入前にメーカーへ問い合わせましょう。

 

家電自体の掃除やメンテナンスが必要

ラクするために購入した掃除家電。しかし家電自体のお手入れやメンテナンスが面倒だと継続的に使いにくいですよね。また、使用前の準備や後片付けが多い場合も同様です。

 

購入の際に家電自体の掃除方法は見逃しがちですが、長く使い続けるには重要なポイントです。自分や家族が無理のない範囲でお手入れできるかを購入前に考えましょう。

 

 

おわりに

面倒な掃除もライフスタイルに合った家電を利用すれば時短効果が期待できます。手作業よりも手軽かつキレイに仕上がるので、ぜひ取り入れてみましょう。掃除の悩みを解消し、心身とともにゆとりある生活を送ってくださいね。