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意外と知らない?ナメクジの天敵から、好きな花や簡単な駆除方法を徹底解説
気付いたら花壇や畑に出現しているナメクジ。大事な花や野菜が被害に遭われた方も少なくないのでは?しかし厄介なナメクジにも天敵はいるのです。今回ナメクジの天敵についてや好んで狙う花や野菜などの植物を紹介し、ナメクジの駆除について解説します。
ナメクジの生態を知って被害を減らそう!
梅雨の時期に増えるナメクジはどこからやってくるの?
ナメクジは一体どこから家や畑の敷地内に侵入しているのか、疑問に思ったことはあるでしょう。実は私たちの身近にナメクジの住処は存在し、もうすでに侵入している可能性があるのです。
多くのナメクジは樹木の周りや、その樹木の落ち葉の中・土の中を住処として過ごしています。
活動しにくい夏や冬は、その住処に潜んでいる可能性が高く、比較的活動しやすい春や秋には花や野菜を食害しつつ、直径1〜2mmの卵を産み繁殖していきます。
一年の中で最も活動する季節は梅雨時期。雨や湿気が多く、ナメクジにとってそれは動き回るのにとても好都合な条件です。
それもそのはず、ナメクジの体は90%以上が水分でできており、人間のような皮膚を持たず、薄い膜で体が覆われています。
そのため、日に長時間当たると水分が簡単に抜けてしまうことから、日中はじっと隠れて姿を現さず、夜間にもぞもぞと活動開始して花や野菜などを捕食しているのです。
昼間はプランターや石の下に隠れて暑さから逃れています。
ナメクジが好きな花って知ってる?
ナメクジは雑食性であり、柔らかいものであれば、なんでも食べてしまう厄介な生き物。しかし雑食とはいえ、実は好みの花や部位があるようです。
ナメクジは主に柔らかい花芽や新芽、花びらを食害するほか、白菜やキャベツなどの中心部である結球部分も食害します。生長した花や葉を食べる分には、植物は枯死する可能性は低いですが、生育不良起こす可能性は大いにあります。
しかし植物がまだ小さな苗や株である場合は、枯死する可能性が十分にあるので、注意が必要となります。ナメクジだからといって侮ってはならず、発見次第、直ちに駆除することが被害の拡大防止となります。
特にナメクジの被害が多いとされる花や野菜は、ダイコンやブロッコリー、キャベツなど多くの野菜や花が分類するアブラナ科の植物への被害が多い傾向にあるようです。そのほかにも、シソ科やナス科、キク科などといった種類も好んで食べます。
野菜だけではなく、低木樹の花木であるアジサイ、コンパニオンプランツとして野菜苗と一緒に寄せ植えするようなマリーゴールド、花の美しいバラなどの草花のほか、観葉植物のサボテンや多肉植物などにも被害は及びます。
ありとあらゆる植物を食害するナメクジは、庭先で植物を育てているのであれば気をつけなければならない害虫です。特に春と秋の時期には十分に注意し、対策をする時期ともいえます。
ナメクジにも天敵っているの?
湿った時期のジメジメした環境下で、食害を繰り返すナメクジですが、彼らにも天敵が存在します。それは私たちの身の回りにいる、鳥やカエルなどいった動物たち。ナメクジの天敵となり、食害のリスクを減らす救世主となるでしょう。
鳥やカエルだけでなく、昆虫などの小さな動物もナメクジの天敵となるものがいます。中でも、ナメクジやカタツムリを多く捕食するマイマイカブリは、ナメクジとカタツムリの天敵の代名詞といえ、カタツムリは殻だけが残された姿をよく見かけるでしょう。
ナメクジの天敵は昆虫以外にもあり、ミミズなどが分類する環形動物のコウガイビルという動物です。コウガイビルはヒルの仲間ではありませんが、ミミズのような体に扇型の頭がついた動物で、ナメクジと同じような環境を好むのです。
カエルや昆虫は毛嫌いされやすい動物ですが、ナメクジの天敵で花や野菜の食害のリスクを減らしてくれる動物でもあるので、種類によっては見つけてもそっとして彼らの活躍を期待しましょう。
ナメクジが簡単・安全に駆除できるおすすめアイテム「MICナメクジ退治」
ナメクジの駆除方法はさまざまにあり、家にあるもので簡単に対策ができるものもあることは皆さんもご存じでしょう。しかし、家にあるものだけの駆除方法は一時的であったり、大きな効果は期待できないこともあります。
また、すでに侵入したナメクジを駆除したところで、ナメクジの被害が減ることはありません。それはナメクジが単体で産卵する性質をもっており、1匹いるだけでその数を増やせるからです。
夜行性なので、昼間は隠れて、視界には入らないような場所にいます。活動している最中は、非常に見つけにくいので、薬剤を使用することも選択肢の一つです。
そこで今回おすすめなのが「MICナメクジ退治」という、ナメクジ退治専用の殺虫剤です。
有効成分は「燐酸第二鉄」という、自然界にも存在する天然由来の成分で、特異的にナメクジ・カタツムリ類に対して食毒効果を発揮します。
食欲を減らす生理作用が含まれており、それを食べたナメクジが巣に帰って、餓死するという仕組みです。
ナメクジの死骸を見ることなく退治ができるため、ナメクジの後始末が不要なところも優れもの。
更に、食べ残された燐酸第二鉄は、土壌の微生物によって徐々に土に戻り、リン酸と鉄へと分解されるので、安心して使用できます。
使い方は、「MICナメクジ退治」を被害の多い野菜や一緒に植えてあるマリーゴルドやバラなどといった作物のまわりに、パラパラと撒くだけ。
雨・湿気にも強く湿った場所でも効果が持続するので、梅雨時期に最も活動するナメクジの対策にとても使いやすい殺虫剤です。
まとめ
ナメクジの被害は1年を通してみられる傾向であり、夜行性であることも影響し、全てのナメクジを駆除することは難しいといえます。
不快害虫の一つであるナメクジは、見つけたらすぐにでも駆除したいと感じる害虫であり、天敵の登場を待つには時間も機会も限られてしまいます。
そんな時は、今回紹介した「MICナメクジ退治」を使って、ナメクジの被害防止の効果を期待するのはどうでしょうか?
今年はぜひ「MICナメクジ退治」で大事な花や野菜を守ってくださいね!
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