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DIY
Pacoma編集部

ベランダ収納をDIY!知っておきたいベランダ収納術

物を置く場所に困ったことありますよね。収納スペースが限られているのに収納したいものが増えた時、普段は使わないものを収納するなど使い勝手のいいベランダ。そこで今回はベランダ収納DIYの注意点と、簡単なおしゃれベランダ収納方法を紹介します。

ベランダ収納をDIYする前にこれだけは確認しておきたいポイント

1.ベランダとバルコニーの違い

ベランダとバルコニーの違いについてはっきり答えられる方はそう多くはありません。ベランダは2階以上にあり、外に張り出していてある程度の雨風をしのげる屋根のあるスペースのことを言います。

バルコニーはベランダと同等のスペースですが、違うのは屋根がないことです。「バルコニー」だと思っていたら「ベランダ」だったというお宅も多いでしょう。

 

2.ベランダもバルコニーも共用スペース

実はベランダもバルコニーも持ち家の一部ではなく、マンションの共用スペースです。内装などはリフォームできますが、基本的にベランダやバルコニーは仕様を変更することができないのです。

 

管理規約を守った使い方が求められます。いざ地震や火災が起こってしまっって避難する状況になった時、「蹴破り戸」の前にふさぐものを置いていたり、避難はしごの開閉部分にものをおくことはできません。

 

避難経路を妨害することにつながってしまうからです。必ずベランダ収納をDIYする前に管理規約を確認しておきましょう。

 

さらに屋外であることを忘れてはいけません。雨風にさらされることも多いので、湿気に弱い素材や耐久性が脆い素材のものは向かないです。木材にするのであれば、防水加工を施したベランダ収納にすることが大事です。

 

 

ベランダ収納で収納するもの

ベランダ収納はあまり普段使わないけれど、ないと困るようなものを収納しておくのがベストです。ベランダはあくまでも共用スペースという位置づけなので、普段使うような物をたくさん収納するべき場所ではありません。

 

収納に動線は大切ですが、ベランダ周辺で頻繁に使用するものは、ベランダ収納ではなく取り出しやすい小物入れやかごなどに入れて、ベランダに近い場所に置くのが良いでしょう。

 

洗濯ものを干すために、洗濯ばさみなどの洗濯用品をベランダ収納とお考えの方もいるでしょう。しかし洗濯用品などは、物干しにひっかけておくような簡単な保管方法にしておくと動線で考えても非常に便利です。

 

ハンガーや洗濯ばさみなどは、フック掛けのボックスなどに入れておくとバラバラにならずに済みます。使用頻度が低くスペースをとるようなものは、ベランダの収納ボックスなどに入れて隠すように設置したほうが見た目にもキレイでしょう。

 

飲料水や保存食などはどうでしょう。普段使わないけれどないと困るという点で、最適かもしれません。家の中の収納で保存するよりも、ベランダ収納の方が見た目も隠れてきれいで、家の中で保存場所のスペースをとらずにすむでしょう。

 

ただし、夏場は湿度も高くなるので腐敗などのリスクもあるため、定期的に確認するのが良いでしょう。ベランダ収納する物としては飲料や保存食も良いですが、園芸用具や掃除道具など置き場所に困るようなものが良いでしょう。

 

また、できるだけベランダ収納しない方が良いものに電化製品があります。電化製品は湿気に弱いという特徴がありますので、どうしてもベランダ収納する場合には他のもので覆い湿気を防ぐ対策をして収納してください。ベランダ収納は動線をよく考えて、入れるものを選定しましょう。

 

 

スペースを有効利用するベランダ収納DIY

ベランダ収納したいけど収納スペースが狭くて限られている場合は、室外機の上にDIYでベランダ収納を設置する方法があります。室外機でどうしてもベランダ収納を置く場所がないのであれば、室外機の場所でベランダ収納をすれば良いのです。

 

すのこで室外機の周りを囲んでカバー兼ベランダ収納が出来上がります。ちょうど室外機も隠れて見た目にもきれいです。しかも収納スペースが生まれて広く感じるでしょう。

 

また、突っ張り棒にフックをかけて作ったお手軽なベランダ収納もおすすめです。布団たたき・サンダル・スリッパなどただ外に置いておくのではなく、フックにひっかけて収納するため、見た目にも良くすぐに取り出せて使い勝手は抜群です。

 

ホームセンターにある電動工具などを使ってDIYすれば、安価でお手軽にベランダ収納を楽しめるでしょう。

 

ベランダ収納DIYの良さ

なんといってもベランダ収納DIYの良さは、自分の好きなようにデザインできるだけではなく、小物を収納するような小さいサイズからアウトドア用品を収納しておくような大きいサイズまでアレンジもできるところです。

 

購入するより手間はかかりますが、その分出来上がった時の満足感は購入で得られないものです。

 

広さがある程度ある場合には、DIYでベンチタイプのソファー型ベランダ収納作成がおすすめです。ベランダに座って落ち着けるベンチタイプのソファー型ベランダ収納があれば、ゆっくりくつろげる場所としても使えます。お茶などを飲みながら、ベランダも癒やしの空間に変わることでしょう。

 

すのこなどでDIYしてベランダ収納を作れば、収納したいものの大きさに合わせたベランダ収納が出来上がります。例えば目隠しのフェンスはすのこで簡単に作れます。そこに棚を付ければ、キレイなガーデニング収納棚ができあがります。

またすのこで収納ボックスを作って、背面や横に植物や花などを設置すれば、見た目にもきれいで収納DIYが楽しくなるでしょう。

 

だたし、注意しなければいけないこともあります。ベランダ収納場合、屋根があるとはいえ、雨などに当たれば普通にDIYした収納は腐ったり壊れやすくなったりします。忘れず作成後に防水加工を施すか、プラスチックや金属のもので作成するかなど、ベランダの状況に応じた工夫が必要なので注意しましょう。

 

おわりに

今回はベランダ収納の知っておくべきポイントと見た目もおしゃれな収納術を紹介いたしました。ベランダ収納は他の収納とは設置の意味合いも少し違います。ベランダ収納の特徴は、園芸道具や保存食など普段使いしないような置き場に困るものが最適なところです。
家の収納に困ったら必ず管理規約を確認して、ベランダ収納DIYで今までと違った空間を楽しんでみてください。