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家事
鈴木 阿由美

開け閉めしても倒れない、転がらない!シンク下の引き出し収納

シンク下の引き出しに鍋蓋やボウルを立てて収納すると、引き出しをあけるたびに転がり出てくることがありませんか?そこで整理収納アドバイザーのakaneさん(@a.organize)に転がったり倒れたりしないシンク下収納を教えていただきました。

akaneさん(@a.organize)
インテリアコーディネーターのセンスをいかした整理収納のコツをSNSで大公開。
インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/a.organize/

仕切りの工夫で転がり出るストレス減!シンク下収納

シンク下の引き出しを活用する方法として、鍋やボウルを立てて収納している人は多いですよね。重ねて収納するより1つ1つを立てることで取り出しやすく、使い勝手がよくなります。

一方、鍋やボウルなどを立てると転がりやすくなるため、うまく収納しないと引き出しをあけるたびにズレていたり、他の収納場所に転がり出てきていたりして、イライラする原因に。

ビシッと決めた場所に転がることなく収まるにはどうしたらいいのでしょうか。そこで今回は、整理収納アドバイザーとインテリアコーディネーターの資格を持つakaneさんに、転がらないシンク下収納のコツを教えていただきました。

すこし工夫するだけで動かなくなるので、悩んでいた方はぜひ参考にしてください。

 

ピタッと止めるには斜めにするのがシンク下収納のコツ

akaneさんはボウルやザルをシンク下の引き出しに、スタンドを使って立てて収納しています。しかしスタンドに立てるだけだと引き出しを開け閉めするときに、勢いで転がって出てくることも。

そこでakaneさんは、わざと仕切りを斜めにして収納をしています。「シンク下の引き出し収納で立てて収納している人は多いですが、仕切りを斜めにしている人は多くない」とakaneさん。

斜めにすることで、ボウルやザルが勢いで転がって出てくることがなく、指定の場所にピタッと止まったままだそうです。

斜めにするやり方は、仕切りのワイヤーの位置を自由に設定できるものを用意し、左右でズラして仕切りの位置を決めます。これだけで出来るので簡単に真似できますね!

ボウルやザル以外にも、取っ手のとれるフライパンや鍋など転がりやすい調理器具はたくさんあります。シンク下やコンロの下に立てて収納している方はぜひ仕切りを斜めにして、転がるプチストレスを減らしましょう。

 

シンク下の引き出しは隙間を有効活用

akaneさんはシンク下収納に、まな板と鍋蓋も収納しています。以前はまな板をいれて、その横の隙間に鍋蓋を重ねて収納していましたが、まな板が安定せず、開け閉めするたびにパタパタと倒れるのがプチストレスでした。

倒れるものをほんのちょっと起こすだけとはいえ、毎日のこととなると家事の手間が増えてイライラしますよね。

そこで収納グッズの仕切りの向きを変えてみることにしました。本来は下の写真のように、壁側にマグネット部分を貼り付けて仕切り、ラップ類やキッチンツールを収納します。

このツールの仕切り3つを底に貼り付けて2つに分割し、まな板を横に入れた時の端になるところに1つ、仕切りを付けました。

分割した底の手前側に鍋蓋を並べて収納しました。こうすると鍋蓋が固定され、倒れたり横に転がったりしません。

鍋蓋の反対側にまな板を入れると、開け閉めしても倒れることがなく、akaneさんのストレスがなくなったとのことでした。

今回の収納のコツは、キッチンツールの使い方を本来の使い方とは別の使い方を試してみたことです。マグネットで位置が自由に変えられるという利点を生かし、使い方を変えてみたら望み通りの使い方ができるようになりました。

新しいものを購入する前に、使い方を変えてみると発見があるかもしれませんね。

 

グッズの使い方は1つではない

akaneさんの収納は、キレイで使いやすいことを重視しています。akaneさん曰く、世の中にはどんどん便利な収納グッズが出ていますが、おうちに合った収納を選ばないと、逆に使いづらくなったり邪魔になったりしてしまうとのことです。

だからこそakaneさんのおすすめは、フレキシブルな収納グッズ。仕切りの位置が固定されているものではなく、自分のおうちにあわせて調整できるものを使うようにしています。

お子さんがいるご家庭や、ご家族の引っ越しなどにあわせて必要な調理器具や食器の数も変わっていくものです。

収納グッズを長く大切に使うためには、手軽そうというだけではなく、自分の使い方に合わせて調整できることも購入する時の基準にしてみてください。またグッズの使い方は1つではありません。

「こうしてみたらどうかな」と普段の使い方とは違うことをやってみると、意外と便利になるかもしれません。ぜひアレンジしてみてください!

 

おわりに

ピタッと止まって料理の邪魔にならない収納は大事ですよね。特に急いでいる時ほど、スムーズに動けることが家事効率をあげます。蓋が倒れたりボウルが転がったりすることに悩んでいた方はakaneさんのように、おうちにある収納グッズの使い方をぜひ見直してみてください。