- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
マガジンラックをdiy!初めてでも簡単なすのこを使った作り方
自宅のインテリアに合わせたマガジンラックをdiyしてみたいなぁと思っても、ちょっと躊躇してしまう人も多いはず。そこで、誰でも簡単に、ホームセンターで購入できるすのこで、diyするマガジンラックの作り方を紹介します。散らかりがちな雑誌や新聞を、スッキリ収納してみましょう。
アイテム3つでdiyするマガジンラック
すのこでマガジンラックをdiyする、一番簡単な方法から紹介します。準備するのは、マガジンラックに最適な大きさのすのこと、アイアンバー、ネジだけです。
すのこの裏側の角材の部分を、マガジンラックの底板として利用します。薄いマガジンラックになりますが、壁に立てかけたりもできるので、賃貸物件などでも使うことができます。また、別途フックなどを取り付ければ、壁掛けにもできるという優れものです。
用意したすのこの裏側に、本を立てかけるためのアイアンバーを取り付けます。アイアンバーとは、ホチキスの針のような形をした取っ手みたいなもので、両端にねじ止めができる金具がついています。
本を立てかけた時に、だらしなくならない位置にアイアンバーをねじ止めするだけで、マガジンラックの完成です。このアイアンバーを板に変えたり、色を塗って雰囲気を変えたり、簡単なステンシルでデコレーションしても良いでしょう。
ホームセンターで購入できるすのこであれば、切ったりする手間もなく、10分程度でマガジンラックが出来上がります。もっとしっかりしたマガジンラックをdiyしたいときは、ホームセンターのすのこをおすすめします。
少し大きめのマガジンラックをdiy
雑誌を数冊だけ挟んで、半分インテリアとして使うマガジンラックではなく、もっと実用的なマガジンラックをdiyしたいと考えている人に、すのこを使った大きめのマガジンラックの作り方を紹介します。
マガジンラックを切って組み合わせ、箱を作ります。ただし、底板は本が飛び出してしまわないように、合板などの板を使ってください。
大きさは好みなので、すのこの大きさやすのこの板の枚数で決めましょう。両サイドに使うすのこは、角材から外側の部分の板を切り落としておきます。
前後に使うすのこの角材に、サイド用に作ったすのこを木工用ボンドで貼り付け、底板も貼り付けます。乾いたら釘やネジで留めると、失敗が少なく仕上がります。
底板にキャスターをつければ、移動ができるマガジンラックになります。この場合も、すのこに着色したりするなど、好みの雰囲気に作ってみると楽しいかもしれません。
両側のすのこを、カッティングボードを利用するという方法もあります。カッティングボードには、取っ手になる場所に孔が空いているので、そこに丸棒を通すと、持ち運びができるマガジンラックができます。
スリムだけど沢山収納できるマガジンラックをdiy
マガジンラックとは、本来、雑誌や新聞などを一時的に収納して置くものや場所をいいます。しかし最近では、こうした雑誌などを収納しつつ、ディスプレーして見せるインテリアとして利用する人も増えてきました。
そこで、マガジンラックではあるけれど、ディスプレーを楽しみつつ、ある程度の収容量があるマガジンラックを、すのこでdiyする方法を紹介します。
今度は、すのこの角材の部分を棚板の設置に利用します。
すのこを縦に、好みの広さでカットします。それを両サイドの起き、角材に棚板を渡します。一見すると、小さな本棚のようなマガジンラックが出来上がります。
そのままでは本が支えられませんから、アイアンバーと組み合わせたり、狭い板や丸棒を取り付けて、本が落ちない工夫をしましょう。
上になる部分にも棚板を渡しますから、そこには小さな多肉植物や、お気に入りの置物などを置いて、さらに雰囲気をアップすることができます。
すのこの白い木目の質感をそのまま利用しても良いですし、アンティークな色合いに塗り替えてもオシャレです。
すのこを使ったマガジンラックdiyの裏技
すのこを使ったマガジンラックdiyですが、少し手間をかけると、もっと可愛いマガジンラックができます。
それは、すのこをいったん全てばらし、板の隙間を無くすように改めて組み立てます。そのままでは余り代り映えしないですが、それに着色すると、すのこ感がなくなり、本格的で可愛いマガジンラックができます。
ペンキではなく、アンティークオイルなどを塗ると、落ち着いたシックな印象のマガジンラックになります。ドライフラワーなどと組み合わせても似合うので、おしゃれの幅が広がるでしょう。
小さなすのこを使ってdiyしたマガジンラックなら、トイレの壁にかけて使うと、スペースも取らず便利です。
すのこは、すでに完成品として販売されているものなので、面倒な寸法だしや直角度調整などの手間が必要ありません。誰でもすぐに手に入る材料というメリットもあります。
始めてのdiyで、マガジンラックを作るなら、おすすめの材料です。
おわりに
マガジンラックのdiyに、コスパ抜群のすのこを利用する方法を紹介しました。手間もかからず、特別な技術の必要がありませんので、diy初心者も、きっと楽しんで作ることができるでしょう。