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ガーデニング
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Pacoma編集部

知っておきたい!植物や花の病気の原因と対処法

手をかけて育てた植物や花が病気になるとショックですよね。植物がかかる病気の主な原因はカビといわれており、病気の原因や対処法を知っておけば、被害を最小限に抑えることができます。

植物や花に病気が発生する原因は?

植物や花の病気は葉、茎、花、根など様々な部位で発生します。病原菌が原因となって発生し、特に家庭で問題になる病気の大多数はカビです。

【病原菌の種類と病気】

  • カビ(糸状菌)…植物の病気の約7~8割は、糸状菌と呼ばれるカビが原因です。カビの胞子が植物や花に付着すると、糸状の菌糸を植物内外に伸ばし、栄養を奪います。被害症状は葉枯れ、斑点、斑紋などの変色、腐敗などがあります。
  • バクテリア(細菌)…植物のほかに人や動物にも病気を引き起こす微生物の一種です。被害症状は、斑点、こぶ、立枯れ、腐敗などがあり、初期の間はカビの病気と簡単に区別できないこともあります。
  • ウイルス(バイラス)…カビやバクテリアよりさらに小さな微生物の一種です。ウイルスは昆虫やダニなどによって感染し、被害症状は葉色が濃淡のモザイク状、斑点、さらに株全体の萎縮などです。

植物や花の病気は、葉や茎にあらわれた被害症状を見て判断しますが、病原菌の判断がつきにくい場合はカビが原因と考えて一時対応すると良いでしょう。

 

植物や花の代表的な病気と症状

病原菌がひきおこす、植物や花の代表的な病気と症状について2つご紹介します。

【黒星病】

黒星病とは、バラに多く見られる病気です。葉にできた黒色の小さな斑点が急速に広がり、病斑部のまわりから黄色く変色し落葉します。バラの場合、発病すると枝にもシミができ、株が衰弱して美しい花が咲きません。

病原菌はカビ(糸状菌)です。被害を受けた葉に雨が当たり、はね返ったしずくで他の葉にカビが伝染し、被害が拡大します。カビは被害にあった茎や落葉した葉で越冬するため、翌春の雨で再発する可能性もあります。

20~25℃程度の比較的高温で雨が続く梅雨などに多発するので、早期発見を心がけ、落ちた葉はこまめに拾って処分し発生源をなくしましょう。

【うどんこ病】

うどんこ病とは、葉っぱの表面に白いカビが生える病気です。主に葉に発生し、うっすらとできてきた白いカビの斑点が、やがて全面に広がり、うどん粉をまぶしたようになります。

カビが栄養を吸収するため、進行すると茎や葉がねじれて萎縮し、ひどい場合には葉が黄色くなって枯れたり、植物や花全体の生育を悪くしたりします。

うどんこ病の原因は、土や落ち葉の中に潜んでいる糸状菌といわれるカビです。風に飛ばされて植物に付着し、増殖します。

うどんこ病には多くの種類があり、ほとんどの植物で見られる病気で、湿度が低くても広がるため、春から秋にかけて注意が必要です。

 

おすすめの植物や花の病気への対処法

植物や花の病気は早期発見と対処が肝心です。毎日のお世話をしながら、葉や茎、花の様子などを観察してください。

植物や花が病気かもしれないと気がついたら、すぐに病気の部分を除去します。切った茎や葉などは放置せず、ビニールに入れてゴミに出してください。落下した葉や茎、枝もそのままにせず拾って処分をしましょう。

薬剤の散布も効果的です。カビが原因の病気が多いので、病気のことがよくわからないという人は、対応した薬剤を使用して様子をみます。

薬剤を散布する時は、マスクの着用や肌の露出を控えること、総使用回数など安全使用上の注意をよく読んでから使ってください。

 

ベニカXネクストスプレーの正しい使い方

植物や花の病気が見つかったときに、すぐ散布できて効果のある薬剤があると、とても便利ですよね。

そんな時におすすめなのが、「ベニカXネクストスプレー」です。「ベニカXネクストスプレー」は花や庭木、野菜など幅広い植物に使用できる、化学防除成分と物理防除成分を組み合わせた殺虫殺菌スプレーです。

使いやすい設計になっているので、適応する植物や花に直接散布してください。
※適応する植物によって総使用回数が決まっているので確認の上、散布してください。

以下に使い方の事例を紹介します。

【バラ】


バラに黒星病が発生した時は、発生初期にバラ全体に散布しましょう。切り替えノズルをワイド(広角)にすると、ムラなく広範囲に散布できます。

高所に散布する時は、切り替えノズルをフォーカス(狭角)にすると噴射が届きやすくなります。黒星病の被害が大きくなる前に散布すると予防の効果があります。

【ガーベラ】

うどんこ病にも高い防除効果があるので、発病に気づいたらすぐに散布を。葉に浸透する殺菌成分がしっかり作用し、降雨があっても効果は持続します。

ガーベラの葉にうどんこ病を見つけたら、まずは病気になった葉をとりましょう。付け根から抜いて風通しがよくなったところに散布するのがおすすめです。

ガーベラに対する散布の総使用回数(殺菌成分:マンデストロビン)は、発生初期に4回までです。

 

おわりに

植物や花が病気になっても、対処法がわかっていれば慌てずにすみます。「ベニカXネクストスプレー」なら病気の予防・治療に効果を発揮します。ガーデニングをするなら1本あると安心ですね。

 

【PR】提供元:住友化学園芸株式会社