- 鈴木 阿由美
- ライター。埼玉在住。これまで関わった企画は旅行やライフスタイル、LGBTQなど。人の背景にある考え方や価値観を引き出すのが好き。毎日のようにジムで走っています。筋膜リリースにハマり中。
子供服の収納方法!自分で服を取り出して着替える子になる
子供が自ら進んでお着替えしてくれるようになると、忙しいお母さんの負担もぐっと減りますよね。今回は整理収納アドバイザーのせいさん(@sei____home)に、自分でお着替えできる子になる子供服の収納方法を教えていただきました。
- せいさん(@sei____home)
- 整理収納収納アドバイザー。美しく整えた収納が得意で、楽家事なお家づくりや暮らしの工夫を投稿。
- インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/sei____home/?hl=ja
自分で服を選んで着替える!子供服の収納方法
子供の目線にあわせて服をかけて収納すると、目に入るところに服があるため、子供が自分で服を選んだり、ひとりで着替えができるようになったりすると言われます。
一方で保育園や幼稚園、小学校では服を畳んで管理することが多いですよね。自分で服を取り出し、畳んである服を広げて着替えたり、脱いだものを畳んだりすることができると、集団生活もスムーズです。
せいさんは、子供の学校生活を見越して、洗面所の引き出しを使った「畳む→しまう→取り出す」の習慣作りを始めました。
収納方法を整えると子供が自分で着替える
せいさんのご自宅では、子供服を洗面所にある備え付けのスペースに収納しています。もともとは2人分を同じ引き出しにいれていましたが、冬服になったらかさばってしまい、収納ケースから溢れ出るようになりました。
そこで引き出し2つに子供服を分け、収納スペース下段の引き出しを、長男の服だけにしました。
自分で取れる位置に、種類別にわかりやすく収納されたので、子供が自分で服を出して着替えています。最近では気温や季節にあわせて服を選ぶそうです。
洗面所で着替えれば、近くに脱衣用のカゴもあるので、脱いだ服が散らかることもありません。
休みの日は子供の前で服を畳んでお手伝いのチャンスを作る
せいさんの子供は幼稚園で教わって、トレーナーやズボンはひとりで畳めるそうです。せいさんがお休みの日は子供の前で畳むようにすると、気が向いた時にお手伝いをしてくれる日も。
タオルや自分の服を一緒に畳んだり、畳んだ洗濯物をおもちゃのトラックいっぱいに乗せて、しまい行ったりします。
子供が畳んでくれた日は、クオリティーには口出しせず、手伝ってくれた感謝を伝えるようにしています。「ありがとう」と言われたら、もっとお手伝いしたくなりますよね。
小学校に入学すると、体操服や給食の白衣など服を畳む機会が増えます。そこにあわせて、子供が楽しくお手伝いしているうちにだんだん畳むことに慣れていく…そんな環境を用意するのが、せいさんの「子供が服を畳む習慣」を作る方法です。
子供が取り出しやすい服の収納方法
せいさんの収納方法をご紹介します。子供2人分の服が入っていた時の引き出しは、写真のようにケースから溢れていました。
収納ケースを使い、種類別に仕分けていきます。収納ケースは四角形を選ぶようにすると、スペースに無駄が生まれにくくなります。
長男の服は種類別に4つにわけて収納しました。
【分類の方法】
- 左下→パジャマ
- 右下→肌着、下着、靴下
- 右上→寒い日用の服(トレーナー、長ズボン)
- 左上→暖かい日用の服(ロンT、半ズボン)
子供が上から見て、どこに何があるか一目瞭然になるように仕分けます。子供の性格にあわせて、ざっくりと仕分ける方法にしました。
ケースいっぱいになるほど収納すると、取り出しにくいので余裕をもたせてください。
0歳の長女の分は、同じ四角形の仕分けケースの他に、引き出しに横向きに入るケースも使って仕分けました。
中に仕切りもついているので小物の仕分けにおすすめです。
【分類の方法】
- 横の収納→肌着、タイツ、靴下
- 右→パジャマ
- 左→普段着
服を汚すこともまだ少なく、この量で服は十分だそうです。空いたスペースには、せいさんのメイクグッズを収納しました。
本当に必要な物を厳選!無理しないから美収納は叶う
せいさんは、基本的に備え付けの収納スペースに入る分だけの物を持つようにしています。上の子供の場合、平日は幼稚園の制服で過ごすことが多いため、冬服は引き出しに収まる分だけです。
ご自宅は床暖房なので重ね着をたくさんする必要もありません。また子供の服はすぐサイズアウトするので、成長に合わせて適量を考えながら購入や収納をしています。
せいさんは服だけではなく、購入する物には基準を決めています。例えば季節小物の雛人形は、お嬢様が触れる高さに飾れることや触っても壊れず元に戻しやすいこと、収納しやすいサイズという基準を決めて厳選しました。
収納の大きさや家族構成、ライフスタイルはそれぞれのご家庭で異なります。単純に「たくさんあったほうがいい」「大きい方がいい」ではなく、自分たちの暮らしに必要な物は何かを考え、見極めていくことが美収納を叶えるコツです。
おわりに
せいさんの収納方法はいかがでしたか?お手伝いしやすい環境を作り方も参考になります。子供が自分で畳んだり、着替えたりしてほしいなと思っていた方はぜひ真似してみてください。