お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
ガーデニング
佐藤 恵子

ガーデニング初心者必見!キレイな花を咲かせられるプランターの活用法

初心者がガーデニングをやってみたと思った時、最初の壁は土づくりではないでしょうか?その点、プランターなら最適な土を購入し、プランターに入れれば直ぐにガーデニングを始めることができます。初心者に分かりやすく、プランターを利用したガーデニングのコツを紹介します。

最初に準備したいプランターガーデニングに必要な道具

初心者がプランターでガーデニングをする際、必要になる道具を紹介しましょう。まずは、当然ですが、プランターです。プランターというと、四角くて白いものを思い浮かべるかもしれませんが、実際は植物を育てるための容器全てをさします。

 

プランターを選ぶときは、ぜひ出来上がりを想像して選んでください。どんな花を植えて、どんな雰囲気に仕上げたいのか、考えながら選ぶだけでワクワクしてくるはずです。

 

もちろん、植える植物に合わせたサイズのプランターを選ぶことが必須です。

 

次は、プランターに入れる土を準備しましょう。園芸店に行くと、花の土とか野菜の土といった具合に、栄養分が既に配合されている土がありますので、初心者はそれを購入するのが無難です。

 

プランターには、土がどのくらい入るか表記してあります。それを目安に、必要な量の土を準備してください。

 

続いて、苗を移植するさいの移植ごてとか、小さなシャベルのようなものを準備しましょう。園芸用手袋、または軍手があると便利です。水やりがができる、如雨露などがもあると良いでしょう。

 

水はけの良い土を好む植物を植える場合は、プランターに土を入れる前に、鉢底石を敷き詰めてあげてください。

 

こうして種や苗をプランターに植えてしばらくすると、必要になるものがあります。追肥、害虫駆除剤、長く伸びる植物であれば支柱、剪定が必要な植物ならば剪定ばさみがなどです。

 

初心者がプランターでキレイな花を咲かせる7つのコツ

 

初心者でもプランターでガーデニングを楽しむために、覚えて欲しい7つのコツがあります。

 

  1. 植えたい植物の性質を知っておこう
  2. 植物の成長に最適な時期に植えよう
  3. プランターに球根を植える方法
  4. プランターに種を植える方法
  5. プランターに苗を植える方法
  6. 植物の植え替え時期を知ろう
  7. 病害虫は見つけたら直ぐ対処が必要

 

それぞれを分かりやすく解説します。

 

1.植えたい植物の性質を知っておこう

植えたい植物の性質とは、どんなことをさすのでしょうか?

 

植物が日向が好きか日陰が好きか、半日陰を好むのか。水は毎日あげたほうが良いのか、少々乾いた土の方が良いのかといったことが、性質の一つになります。

 

また多年草か宿根草か、1年で終わってしまう花なのかなども、性質といっても良いでしょう。

 

宿根草は、冬には枯れてしまっても、根は土の中で生きていて、春になると新しい芽が育ち始めるものをいいます。

 

多年草は、2年は咲くがそれで枯れてしまうものから、それ以上咲き続けるものまでありますが、宿根草とは違い永遠ではありません。

 

今年花が咲いたら、もう終わりという植物もあります。それぞれの性質に合わせた手入れが必要になりますから、しっかり知っておきましょう。

 

2.植物の成長に最適な時期に植えよう

最適な時期の種まきや苗の移植は当然ですが、それだけではなく、花の期間も重要なポイントです。

 

一種類の花を一つのプランターに植えるのであれば問題はありませんが、違う花を寄せ植えのように植える場合、花の時期が大きくずれてしまっては、仕上がりが残念な結果になってしまいます。

 

例えば、チューリップをメインに脇役を考えたとします。チューリップの開花時期は、4月から5月上旬くらいです。この時期に合わせると、清楚な雰囲気のスズランなどが、開花時期が合致します。

 

同じように4月から咲き始めるナデシコを一緒に植えてしまうと、ナデシコだけ8月くらいまで咲き続けます。

 

極端な例ですが、開花時期も大切なポイントだという事例を紹介してみました。

 

3.プランターに球根を植える方法

ガーデニング初心者が、最初にプランターに植えるのに最適なのは、球根です。球根自体に豊富な栄誉を持っているため、余ほどのことが無い限り失敗はしません。

 

花専用の土をプランターに入れたら、支持にある深さに穴を掘って球根を植えます。余り浅いと凍らせてしまうことがありますので、必ず深さは保ってください。

 

また、思った以上に花の幅が必要になることがあります。必要とされる間隔も守って植えるよう注意しましょう。

 

球根に寄っては、植えっぱなしで大丈夫なものと、それでは痩せてしまって花が咲かなくなるものがあります。

 

次の春を考えながら、それぞれの球根に合わせた手入れをしてあげてください。

 

4.プランターに種を植える方法

種には好光性のものと、嫌光性のものがあります。種の袋には必ず記載されていますので、忘れず確認してください。

 

好光性の種は、種を蒔いた後は薄く土を被せるくらいが最適です。一方、嫌光性の種は、しっかり土を被せて、光が入り込まないようにしてあげると、スムーズに発芽します。

 

5.プランターに苗を植える方法

球根同様、初心者におすすめなのが、苗です。苗を植えるときは、出来上がりの状態を意識して間隔をあけるようにしましょう。

 

苗を植えるための適度な大きさの穴を掘ったら、苗の入ったポットから苗を取り出しプランターに移植します。

 

この時、根がとぐろを巻くようにぎゅうぎゅうになっていたら、下のほうを手でちぎり取ってほぐしてあげましょう。こうすることで、新しい根が生えやすくなり、プランターの土に馴染むのも早くなります。

 

上から土を被せたら、少し強めに押さえてください。苗が簡単に抜けないことを確認したら、移植は終了です。

 

6.植物の植え替え時期を知ろう

植物によっては、植え替えが必要なものがあります。植物が大きくなり、根がプランターの中でいっぱいになってしまっては、せっかく育てた植物が弱ってしまいます。

植物の根が、プランターの底から出てきているのを見つけたら、一回り大きなプランターに植え替えてあげましょう。

 

また、プランターに植えた株同士が育ってきて、葉が生い茂り風通しが悪そうに感じたときも、植え替えのポイントです。大きめのプランターに、ゆったりと植え替えてあげましょう。

 

7.病害虫は見つけたら直ぐ対処が必要

植物に害虫が発生していたり、病気らしい様子があったりしたときは、出来るだけ早く対処しましょう。放っておくと、どちらも驚くほどのスピードで広がってしまいます。

 

水をあげる時など、葉や茎を観察する習慣をつけてください。葉の裏や茎に、何か付着していないか、葉に食べられたような場所はないか、土の上をうごめくものがいないかなどを確かめましょう。

 

病気も、こうした日々の状態をよく見ることで、発見が早くなります。植物との対話を楽しむつもりで、目配りを怠らないようにしておきましょう。

 

おわりに

ガーデニング初心者が楽しめるプランターの利用方法を紹介しました。プランターで花の扱いなどに慣れたら、庭を作ったり、個性的な寄せ植えに挑戦したりすると、よりガーデニングが楽しくなると思います。