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家事
鈴木 阿由美

使いやすいテレビボード収納とは?家族が戻しやすくなるコツ

テレビボードは、テレビ周辺で使う物やリビングで使う物などの収納スペースとして大活躍!家族みんなで使う収納スペースなので、出した物を戻しやすいといいですよね。今回はkaoさん(@kao_kurashi)のテレビボード収納をご紹介します。

kaoさん(@kao_kurashi)
「住む=心が澄んだ状態ですごせること」をテーマに心地いい住まいづくりを実践中。
インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/kao_kurashi/

テレビボードの収納はどうしている?家族が使いやすい収納例

テレビ周辺で使う物やリビングで使う物を収納することが多い、テレビボード。目につきやすく、スッキリさせておきたい場所ですが、家族みんなで使うところなので、気付いたら棚の中が散らかっているということも。

どうしたらキレイな状態を保ちやすいのでしょうか。そのコツは、家族が使いたい物を取り出した後、戻す場所がわかるようにしておくことです。また出し入れがスムーズだと棚の中が乱雑になりません。

今回は北欧式整理収納プランナーの資格を持つkaoさんに、家族が使いやすいテレビボード収納について教えていただきました。

 

テレビボードの収納がうまくいかない理由

テレビボード収納がうまくいかない時は、以下のような理由があります。

  • ロータイプのテレビボードは、収納できる高さに限りがある
  • リビングにあるものをとりあえずいれてしまう
  • 物が重なっていると、取り出す時に下から強引に引っ張り出す

テレビボードはロータイプが多いので、収納スペースの高さに限りがあります。入らない物を床に置いたり、テレビボードの上に置いたり、だんだん散らかる原因になることも。引き出しや扉がついていて、見えない場所になっているのもうまくいかない原因のひとつです。

とりあえず隠せてしまうので、リビングで使う物をなんでもいれてしまいがちになります。物が増えると、収納スペース内に重ねて入れることが増え、下の物を取り出すためにワンアクション必要です。

スムーズにいかない行動は煩わしく、下から無理やり引き出し、上にある物が崩れたり乱れたりします。倒れた物が今度はしまう時の邪魔になり、放り込んだり出しっぱなしにしたりという悪循環を生み出すことにも。

テレビボード収納をうまく活用するには、高さや取り出しやすさが重要なポイントです。

 

小物は適切に仕分けて収納する

こちらの引き出しには、カメラやゲーム関係のもの、DVDや写真データなどが入っています。引き出し収納のポイントは、テレビボードに付属していた仕切り板を1枚やめたことです。

もともとついている仕切りがあると、使うことが多いですよね。kaoさんも以前は使用していましたが、仕切りを全て使用した状態だと入れたいものがうまく収まらず収納に満足できませんでした。

現在は、収納ボックスやブックエンドなどを使い、小物ごとに仕分けることでスッキリとまとまっています。細かく分けたことで家族もどこになにがあるかが一目瞭然になりました。

ビデオカメラで撮った動画や、写真のデータはCDの不織布のケースにどんどん入れて保管しています。隙間があって倒れてしまうものは、ブックエンドを使って立てました。「photo」と「movie」のラベルを貼って、何が入っているかもわかるようにしています。

リビングで使うものの、使用頻度が少ないノートパソコンも、テレビボードの中にあります。その隣は、マウスやパソコンの電源です。使う物をまとめて近くに置くことで、探す手間も、片付ける煩わしさも解消しています。

 

子供が片付けやすい!テレビボード収納法

引き出しの手前に入っている青と黒のファイルは、お子様のタブレット端末タイプの教材です。奥には教材の付録やスマートフォンの充電器、右側はタブレット端末タイプの教材の充電器を収納しています。

タブレット端末タイプの教材は、この場所に落ち着くまで、リビングのソファの下にカゴを置き、そこを収納スペースにしていました。

ただその方法だと、タブレットを重ねて収納する形になるため、下になった端末を使いたい際は上の端末をどかす…というワンアクションがありました。さらに充電コードも一緒にカゴに入れていたため、キレイに入れるにはお子様にはハードルが高く、リビングに出しっぱなしになることも。

ただカゴをふたつ用意するのは、kaoさんの中で「掃除が絶対面倒になる!」と思ったので不採用となりました。床に置く物を増やさずに収納できる場所として見つけたのが、今のテレビボードの中です。

引き出しやケースの底にマステで枠を作り、一人ひとりの置く場所を明確にしました。引き出しの中に横に並べて収納することで、タブレット端末が重なることがありません。

電源コードも開けたらすぐ取れる出し入れしやすい場所なので、お子様たちにとっても、非常に片付けやすくなったそうです。

 

リビングは家族の集まる場所!リビングで使うものの収納アイデア

引き出しの上の棚には、リビングで読む本が入っています。置く場所は1人ひとマスと決めて、誰がどの棚を使うのかわかりやすくするために、名前を書いたシールを貼りました。

kaoさんのお子様たちは、自室にひとりでいるよりも家族の気配を感じるところで過ごすのが好きなのだそうです。スマホやiPadは使用時間を決めているため、その時間が終わったら、お子様たちは他の好きな事をしたり本を読んだりしています。

リビングやダイニング、和室の共有スペースは、お子様たちにとって居心地が良い場所なのですね!

 

おわりに

kaoさんのテレビボード収納はいかがでしたか?引き出しの中に物がたくさん入ってなく、スペースがあることで、戻すときもすぐ片付ける場所がわかりそうですね。使いやすい収納方法にはスペースも重要なのだと思いました。テレビボード収納に悩んでいた人はぜひ真似してみてください。