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カルチャー
Pacoma編集部

大掃除の季節がやってくる!掃除や片付けがしたくなる映画

年末といえば大掃除の季節です。時間も体力も必要な大掃除は大変ですよね。 また、物を片付けられないで困っている方も多いのではないでしょうか? 今回は、物への価値観を見直すヒントにあふれ、大掃除をやる気にさせてくれる映画をご紹介します。

大掃除のモチベーションを上げるおすすめ映画4選!

今年も残すところあとわずかとなりました。大掃除の前に映画を観て、やる気を高めてみてはいかがでしょうか?

『100日間のシンプルライフ』2020年12月4日公開

究極のミニマリスト対決⁉本当に必要な物とは

たくさんの物に囲まれ、自由自適な生活を送っているプログラマーのパウル。パウルは自身が開発したAI搭載アプリ「NANA」をとても大切にしていました。しかし、共同経営者であり、幼なじみで親友でもあるトニーと仲たがいをしてしまい、2人はとんでもない勝負を始めることになります。勝負のルールは次の4つです。

  1.  持ち物すべてを倉庫に預ける
  2.  1日に1つだけ物を取り戻せる
  3.  会社の食料は食べてOK
  4.  買い物禁止

100日間ルールを守り続けられた者が勝者となり、敗者は罰ゲームとして、アプリ売上のうち、手取りの半分を従業員へ配布しなければならいという過酷な内容です。

この映画は、手元にある物を捨てるのではなく、なにもない状態から物を選んでいくという斬新な設定です。
注目したいのは、2人が倉庫から取り出す物の違い。
それぞれの考え方や価値観の違いを、物を通してみることができます(公式HPによると、1日目にパウルはコート、トニーは寝袋を選んでいます)。
たくさんある物のなかで、自分にとって本当に必要な物は何なのかを考えさせられる映画です。

『100日間のシンプルライフ』公式HP
https://100simplelife.jp/

そしてなんと、実際に100日間のシンプルライフを実行している方がいました!

そう、Pacomaでもおなじみのタレント・藤岡みなみさんです。
藤岡さんは何も持たずに新しい家に引っ越し、100日間のシンプルライフをはじめたそう。
一体藤岡さんは、何をどんな順番で取り戻していくのでしょうか?

『所持品0から100日間暮らしてみることにした』
https://note.com/fujiokaminami/n/nd59c2cdb51e4

 

『ハッピー・オールド・イヤー』2020年12月11日公開

物の片付けは、心の片付けなのかもしれません

留学先のスウェーデンからタイに帰国したデザイナーのジーンは、自宅のリフォームをしようと思い立ちます。ジーンはミニマルスタイルにしようと試みますが、一緒に暮らす母はリフォームに大反対。兄はリフォームのイメージがいまいち理解できないようです。内装工事のため、約1カ月で家の中の物をきれいに片付けないといけないのですが、果たしてリフォームは成功するのでしょうか?

ここで、映画で実践されている物を捨てるための6つのステップを紹介します。

  1.  ゴールを設定する
  2.  想い出に浸らない
  3.  感情に溺れない
  4.  迷わない
  5.  もう物を増やさない
  6.  振り返らない

片付けをしていると、なつかしい物や思い入れのある物がたくさん出てきますよね。
あれこれ思い出しているうちに時間が過ぎてしまい、結局捨てられないことはありませんか?
ジーンは自分の感情に振り回されず、どんどん物を捨てていきます。
そして大量のごみ袋の山!ジーンの潔さには脱帽です。

『ハッピー・オールド・イヤー』公式HP
http://www.zaziefilms.com/happyoldyear/index.html

 

『バグダッド・カフェ』1989年公開

ジャスミンの気持ちのいい豪快な掃除!

アメリカ旅行をしていたジャスミンは、夫婦喧嘩をして乗っていた車を飛び出します。ジャスミンは田舎道を歩き続け、モーテル「バグダッド・カフェ」にたどり着き、しばらく滞在することになります。そしてジャスミンは、気性の激しい女主人・ブレンダが留守の間に大掃除をはじめるのです。

ジャスミンの掃除シーンは、観ていてとても心地がいいです!
自分の部屋だけでなく、モーテルの天井から床まで、すべてをきれいに掃除していきます。給水タンクに梯子をかけてモップで掃除するシーンはあまりにも有名ですね。

帰宅したブレンダが猟銃を片手に、掃除したのは誰だ!と怒るシーンはさすがに怖すぎますが、
ジャスミンのひょうひょうとした様子にほっこりさせられます。

 

『マッチスティック・メン』2003年公開

映画序盤の完璧な掃除シーンが爽快

主人公・ロイは相棒のフランクと手を組む詐欺師。ある日、別れた元妻との間の実娘・アンジェラと出会います。最初は戸惑っていたロイですが、次第に親子愛を深めていきます。ひょんなことから、アンジェラに詐欺師であることがバレてしまいますが、アンジェラは詐欺師という仕事に興味を抱きます。そしてロイはアンジェラに詐欺の技術を教えることに。そんななか、ロイとフランクは大金持ちを騙して大金を巻き上げる計画を立てていました。

ロイは極度のきれい好きです。ちょっとした汚れやほこりも見逃さないロイは、家の隅々まで完璧に掃除をします。大きな窓からドアノブの細かい汚れまで一掃し、プールに浮かぶ落ち葉も1枚残さずきれいにしていくのです。
この映画では、ロイが極度のきれい好きであることが重要なポイントにもなっているので、注目しながら見ると一層面白いですよ。

普段は腕利きの詐欺師として手腕を発揮するロイですが、一心不乱に掃除をする姿が軽快な音楽とともにコミカルに描かれています。真剣に掃除をするロイを見れば、掃除のモチベーションアップになること間違いなしです!

 

おわりに

今回は片付けがしたくなったり、掃除のやる気がでたりする映画を紹介しました。
登場人物たちの物に対する考え方は、わたしたちの物への価値観に影響を与えてくれるかもしれません。また、懸命に掃除をする姿に触発されて、掃除をしたい気持ちがうずきだすのではないでしょうか?

映画情報キュレーションマガジン Mcura[エムクラ]では、話題の映画からマニアックな映画まで、おもしろい映画情報まとめ記事が見れますよ。

映画で大掃除モチベーションを上げて、家も心もきれいさっぱり、
気持ちのよい年始を迎えましょう!