- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
玉ねぎを大量消費したい!無理なく消費するコツは?
玉ねぎは定番の常備野菜の1つです。しかし、知り合いの玉ねぎ農家から大量におすそ分けをもらったり、一般家庭でもつい特売で買いすぎることもあるのではないでしょうか?玉ねぎが傷む前に大量消費するためのコツや、おすすめの料理法をご紹介します。
玉ねぎの大量消費方法!おいしく調理して食べつくす!
玉ねぎは使いどころの多い野菜のため、常備菜としても人気があります。しかし特売で買いすぎたり、おすそ分けしてもらった玉ねぎがたくさん残ってしまったりと、消費に困ることもあるのではないでしょうか?
玉ねぎはキチンと管理すれば、比較的保存期間の長い野菜です。それでも腐ってしまったり、ときには芽が出てきてしまったりすることもあります。玉ねぎが傷む前に、大量消費しておいしくいただいてしまいましょう。玉ねぎの大量消費方法をご紹介します。
玉ねぎの大量消費のコツは?
玉ねぎを大量消費するときにネックになるのが、そのカサの大きさです。玉ねぎのカサを小さくするには、加熱調理する方がよいでしょう。焼いたり揚げたりすれば、余計な水分が飛んで小さくなります。トロトロに煮込んで溶かしてしまってもよいでしょう。
玉ねぎを生でも楽しみたいというときには、漬け込んで先に味を浸み込ませるのもおすすめです。余分な水分が抜けつつも玉ねぎのシャキシャキとした食感が残るため、おいしくいただくことができます。これらのコツをふまえて、おすすめの大量消費方法をご紹介しましょう。
玉ねぎの大量消費にピッタリ!あめ色玉ねぎ
カレーやシチューなど、玉ねぎを使う料理でよく出てくるあめ色玉ねぎも、玉ねぎの大量消費にピッタリの調理方法です。一度で玉ねぎを個数単位で使うため、あっという間に使いきれます。
しかし、「あめ色玉ねぎは作り方が難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか?玉ねぎを大量消費できて味もおいしい、あめ色玉ねぎの簡単な作り方をご紹介します。
あめ色玉ねぎのおすすめの作り方
あめ色玉ねぎを作るときには、薄切りにしてから炒める場合と、みじん切りにしてから炒める場合の2通りがあります。ここでご紹介するあめ色玉ねぎのおすすめの作り方では、5mm角のみじん切りにしてください。
「玉ねぎをそんなに大きめに切って大丈夫?」と思われるかもしれませんが、切った後にひと手間を加えることで、おいしいあめ色玉ねぎが作れるのです。そのひと手間とは、粗みじん切りにした玉ねぎを冷凍することです。
冷凍用の保存袋の中にできるだけ薄く広げ、しっかり凍らせてください。前の晩に切って凍らせておくと手間がはぶけます。後は通常の作り方と同様に、油をひいてから炒めるだけです。すぐに水分が出てきて湯気が立ちますが、4~5分ほど炒めればあめ色玉ねぎが完成します。
たくさん作って冷凍保存しておくと便利
あめ色玉ねぎは使い勝手のよい食材でもあるため、玉ねぎの大量消費も兼ねてたくさん作っておくとよいでしょう。先にタップリと作っておけば、必要なときにいちいち作る手間もはぶけます。冷凍保存してストックしておけば、使いたい時にすぐに用意できて便利です。
あめ色玉ねぎを使ったおすすめのレシピは?
あめ色玉ねぎは、煮込み料理の味に深みを出したいときに大活躍します。よくあげられる料理にカレーやオニオンスープがありますが、このほかの煮込み料理にあめ色玉ねぎを使っても、いつもよりワンランクおいしくなるのでおすすめです。
炒め物料理に加えてみても、あめ色玉ねぎの旨みが活きます。いろいろな料理の味を引き上げてくれるので、食卓のアレンジの幅も広がることでしょう。
玉ねぎの大量消費に酢玉ねぎもおすすめ!
酢玉ねぎは単に玉ねぎの大量消費ができるだけでなく、健康的にも嬉しい常備菜です。酢は新陳代謝を促す効果が期待できるため、疲れやすいときに試してみるとよいでしょう。さわやかな酢の酸味が加わって、生でもおいしくいただけます。
酢玉ねぎの作り方
玉ねぎを好みの厚さにスライスしたら、後は酢と一緒に容器に入れて漬け込むだけです。味をまろやかにしたいときには、はちみつを入れてください。漬け込む時に使う容器は、煮沸消毒しておくと安心です。
玉ねぎの健康効果を活かすためには、薄切りにした後しばらく放置して、30分ほど空気にさらしておきます。冷蔵庫に保存して、3日ほどすると食べ頃です。
酢玉ねぎのおすすめレシピ
酢によるほどよい酸味と玉ねぎの食感を活かして、サラダの具の1つとして活用したり、そのサラダをパンにはさんでサンドイッチにしたりと、さまざまな料理で活躍します。薬味として使ってもおいしいので、毎日の食卓に取り入れやすい常備菜です。
玉ねぎを料理の主役にして大量消費!
玉ねぎは何も、付け合わせや具材の1つでおさまるような野菜ではありません。調理の仕方を工夫すれば、立派に主役をはれる野菜です。玉ねぎを主役に、見た目にもインパクトのある料理にして、大量消費してみてはいかがでしょうか?
玉ねぎで焼き物
玉ねぎを食べやすい形に切ってから、チーズを乗せてオーブンで焼くだけで、おかずとしても楽しめる玉ねぎのチーズ焼きが簡単にできます。玉ねぎの甘さとチーズのコクが癖になる、おいしい一品としておすすめです。
また、輪切りにした玉ねぎを中火でじっくりと両面を焼いてから、好みの調味液を入れて玉ねぎに浸み込むまで煮詰めれば、こちらもおかずに最適な玉ねぎのステーキができあがります。どちらの料理も玉ねぎを1人分1個ほど使うため、大量消費にもピッタリです。
丸ごと玉ねぎを煮込んで
玉ねぎを丸ごと1個、コンソメスープでコトコト煮込めば、旨みたっぷりのコンソメ煮が完成します。特に温かいものがおいしい、冬場におすすめのメニューです。しかもこの調理方法ならば玉ねぎを人数分消費できるため、大量消費にこれ以上ないメニューといえます。
キノコや豆類と一緒に煮込んでも、味に深みが出るのでおすすめです。上にチーズを乗せてオーブンで焼いても、また違ったおいしさを楽しめます。アレンジの幅も広い料理です。
玉ねぎを丸ごと揚げても
玉ねぎを半分に割ってから、チーズやシソなどコクや香味となる食材を挟み、さらに豚バラ肉などで巻いてカツのように揚げれば、ボリューム満点のおかずが完成します。火の通った玉ねぎは甘いので、ベーコンなどの塩気のある食材とあわせてもよいでしょう。
玉ねぎを丸ごと使うため、大量消費にも申し分のないレシピです。お弁当のおかずとしてもインパクト十分で、見た目にも楽しめます。
おわりに
玉ねぎは加熱すれば甘さと旨みのある野菜のため、大量消費にも優れた野菜です。生でもピリッとした辛味がアクセントとして使えるため、サラダなどに入れてもおいしくいただけます。玉ねぎが大量にあるときは、たっぷり使っておいしい料理を楽しみましょう!