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家事
佐藤 恵子

オーブントースターの寿命を見極める4つのポイントと捨て方

オーブントースターの平均的な寿命は、5年~6年程度といわれています。オーブントースターが寿命かもと判断できるポイントを、4つ紹介します。また壊れてしまったオーブントースターの捨て方も一緒に解説しますので、参考にしてください。

オーブントースターの寿命を判断する4つのポイント

 

オーブントースターの寿命は、使用頻度や使用環境によって、一般的な平均寿命より短いこともあれば、長いこともあります。

 

では、どういう現象が起きたら寿命と判断すればよいいのでしょうか。オーブントースターの寿命と考えらえる、4つの症状について紹介します。

 

電源が入らない

コンセントに繋がっていても、電源が入らないという症状であれば、オーブントースターの寿命です。差し込みプラグや電源コードの断線、接触不良などが考えらえます。

 

ヒーターが赤くならない

オーブントースターは、ヒーター(ニクロム線)を赤く発熱させて熱源とします。タイマー設定はできるけど、ニクロム線がいつまでも赤くならないのであれば、オーブントースターの寿命と考えましょう。

 

ニクロム線の一部が赤くならない場合も同様です。ヒーター部分の破損が原因と考えられます。

 

異臭・異音がする

パンくずの受皿にパンくずが大量に放置されたままだったり、ヒーター部分に食べ物が付着したりして、焦げたような臭いを感じたら、いったんオーブントースターの電源を切り、冷えたのを確認してから掃除をしてみましょう。

 

それ以外の異音・異臭を感じたら、使い続けるのは危険です。最悪の場合、火災の原因になってしまうかもしれません。オーブントースターの寿命と考えて、使用はすぐにやめましょう。

 

かなり古いオーブントースター

かなり長い期間使ってたオーブントースターの場合、微妙な焼きムラや異音・異臭があっても、いつものことだからと気にもならない場合もあるでしょう。

 

しかし、見た目がそれなりに劣化を感じるほど使い込んでいるオーブントースターは、いつ故障してもおかしくはありません。早めに買い替えを検討されることを、おすすめします。

 

オーブントースターの寿命を延ばすお手入れ方法

 

オーブントースターの寿命を延ばす、あるいはいち早く故障に気が付くためには、日頃のお手入れが大切です。オーブントースターの掃除をルーティンに加えるだけの、簡単な方法を紹介します。

 

使ったあと、毎回掃除をするパーツ

庫内とパンくずの受け皿は、使用のたびにキレイに掃除をしましょう。

 

取り外せる受け皿は、いったん取り出しパンくずを捨て、中性洗剤で洗います。洗ったあとは、きちんと乾燥させてから、オーブントースターに戻しましょう。

 

庫内は、ふきんで汚れを拭き取ります。庫内が冷めたことを確認し、台所用中性洗剤を薄めに溶かしたぬるま湯または水にふきんをつけ、しっかり絞って庫内を拭きます。

 

この時、ヒーター管も一緒に拭き掃除をします。力を入れると割れることがありますので、優しくなでるように拭いてください。終了後は、洗剤を拭き取り、庫内を乾燥させましょう。

 

汚れが目立ってきたら掃除をする場所

オーブントースターの外回りです。汚れが気になったら、台所用中性洗剤を含ませた布巾で、拭き取り掃除をしましょう。この場合も、必ず洗剤の成分が残らないようにするのが大切です。

 

コンセントを繋いだままであれば、埃などが目についた時には掃除をしてください。火災やショートなどのリスク軽減に繋がります。

 

オーブントースターの捨て方

 

寿命を迎えてしまったオーブントースターの捨て方を解説します。

 

オーブントースターは、小型家電リサイクル法の対象品になりますが、捨て方は各自治体に一任されています。オーブントースターを捨てる方法は4つありますので、それぞれを紹介します。

 

自治体の処分方法に従う

オーブントースターを捨てる方法は、自治体によって異なります。燃やせないゴミ専用の袋に入れば、そのままいつもの回収車で捨てることができる自治体もあれば、リサイクル用のボックスに入れば無料で大丈夫という自治体もあります。

 

粗大ごみ扱いになると、申請を含めた手続きが必要になりますので、自治体のホームページなどで確認してみましょう。

 

新品を購入する際に店舗で引き取ってもらう

下取りをして貰えるのが理想ですが、特に高価なオーブントースターでもなければ難しいところです。オーブントースターを購入するまえに、古いオーブントースターの処分をお願いしてみましょう。

 

フリマや中古品買取業者に依頼する

この場合は、まだ使えるオーブントースターか、高価なオーブントースターで、ジャンク品としてパーツを欲しがっている人がいるような製品に限定されます。掃除や荷造りなど、思った以上に手間が掛かりますので、あまりおすすめはできません。

 

回収業者に依頼する

回収業者は、普通、コンテナやパレット単位での回収を行っています。少量は断られることが多いですが、引っ越しなどの機会に、沢山の廃棄物と一緒に頼むと持っていってくれることがあります。

 

おわりに

オーブントースターは発火などの危険がある家電です。事前に寿命を見極めて、こうしたリスクを回避するように注意しましょう。寿命かもと思ったら、早めの買い替えがおすすめです。オーブントースターの捨て方も参考にしていただけると嬉しいです。