- 河村ゆかり
- 広島県出身、巳年、乙女座、O型。 1夫2娘1孫ありのフリーランス編集&ライター。
これまで携わった企画は、育児、インテリア、インド、占い、ガーデニング、敬語、コミックエッセイ、クラフト、クリーニング、辞典、図鑑、スノーボード、ダイエット、ペット、マナー、マネー、メンタルトレーニング・・・以下割愛。
嫌いなもの「波風と熱帯夜」。人生の目標は「平々凡々」。
ガーデニング初心者必見!種を直まきしてもよく芽吹く草花5選
自分がまいた種から芽が出てきて育ち、見事な花が咲く! ガーデナーならぜひとも味わいたい、「種まきからのガーデニング」にチャレンジしてみませんか?
プランターや庭に直接種をまけばOK!
直まきでもよく育つガーデン植物のおすすめ5選
育苗ポットに種をまき、芽吹いてある程度育ったら、定植して…。
そんな苦労なしに、栽培地に直に種をまくだけでよく育つ草花をご紹介します。
ネモフィラ
ネモフィラ(ムラサキ科)は、国営ひたち海浜公園の群生ですっかり有名になった、青い小花。
草丈10~20㎝ほどの小型ながら、たくさん咲かせると見事です。
ネモフィラの種も、2mmほどのミニサイズ。
発芽適温は15~20度で、9~10月に栽培したい場所に種をばらまき、覆土すれば約10日で芽吹きます。
その後、込み入ったところを間引きながら、株間10~20cm程度に調整してください。
ケイトウ
移植を嫌うケイトウ(ヒユ科)は、直まきがおすすめ!
トサカのようなフリルが特徴的な花があるかと思えば、羽毛のようにふさふさした花姿や、ヤリ状のもの、脳みそに見紛う球形の花など、ケイトウの花はバリエーション豊かですが、いずれも種まき方法は同じです。
発芽適温は25℃前後と高めなので、5月に入ってから種まきするのがおすすめ。
発芽したら、小型の品種は株間10~20cm、大きく育つ品種は30~40cmを目安にして間引きましょう。
ニゲラ
ニゲラ(キンポウゲ科 )は、別名「クロタネソウ(黒種草)」。
その名のとおり、花後に大きな果実が実り、そのなかに黒いゴマのような種入っています。
ニゲラの発芽適温は20度前後で、9~10月がまき時です。
なお、ニゲラの種は暗発芽種子で、光が当たると発芽しにくい性質。
ニゲラの種をまいたら、種が隠れるまでしっかり土をかぶせるのがコツです。
芽吹いた後は、日光によく当てて育てましょう。
ヤグルマギク
ヤグルマギク(キク科)はの種は割合大きめの4~6㎜と、ガーデニングビギナーにも扱いやすいサイズ。
発芽率もよいのですが、特に青花は強健で育てやすいくおすすめです。
ヤグルマギクの発芽適温は15~20度で、この温度であればいつでも種まきOK。
ただし庭植えするときは、連作障害にご注意を。
毎年同じ場所で種まきして育てると、立ち枯れ病を起こす場合があるので、種まきする場所を変えることが大切です。
ボリジ
ボリジ(ムラサキ科)は、エディブルフラワー「食べられる花」です。
花を砂糖漬けにしたり、サラダに散らしたり…。
自宅で無農薬栽培すれば、安心して食べられるので、ぜひ直まきに挑戦してみて。
ボリジの発芽適温は20度前後。
3月中旬~5月か9~10月に種まきしましょう。
おすすめは9~10月の秋まき。
ボリジはある程度耐寒性があるので、冬越しをさせれば大株に育ち、たくさんの花を期待できます。
寒冷地の場合は、4~6月にまくほうが安心です。
ボリジの種は米粒大と大きめ。
種同士が重ならないようにまき、土を1㎝ほどかけます。
成長のよいものを残して間引きながら、最終的に株間を30cmくらい確保するとGOOD。
土から小さな芽が頭を出したときの感激は、種まきした人の特権!
ぜひお好みの品種で、直まきに挑戦してみてくださいね。