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ガーデニング
河村ゆかり

放っておけばあっという間に雑草だらけ! 家の周囲を美しく整える一挙両得な方法3選

建物と隣家との間の、狭くて細長い土面。 放っておくと雑草が生い茂り、ご近所迷惑にもなりかねませんよ!

家のまわりを放置すると防犯面も心配・・・家周りを整備する賢い方法!

家の周囲を美しくするだけでなく、「ガーデニングや野菜作りを楽しめる」「防犯効果が期待できる」「DIYでぬかるみから永遠に開放!」など、一挙両得の効果があるんです。

 

シェードガーデン&小さな野菜畑に

©shutterstock

家の周囲にある程度の幅がある場合、シェードガーデンにするのがおすすめ。
まず、人が一人歩ける程度のスペースを、飛び石を置く・砂利を敷くなどして園路を作ります。
花を咲かせたいなら、5~11月まで長期間花が楽しめる「インパチエンス」。
「アスチルベ」は、梅雨の長雨もものともせず、5~7月に綿菓子のような花穂をつけます。
グラウンドカバーにもなる「アジュガ」も、強健で育てやすい品種です。
和風がお好みならば、「シャガ」など、山野草系の草花をどうぞ。

葉物では、多種多様なサイズ・色が選べる「ギボウシ」。カラーリーフとしてメジャーですが、キレイな花が咲く系統も。
丈夫な「ジャノヒゲ」は、多少踏んでも枯れ込むことなく、秋には鮮やかな紺色の実が楽しめます。

樹木では、日陰を好む陰樹の代表格である「ヤツデ」。艶やかな大きな葉が魅力的です。
黄色い斑入りの「アオキ」は、日陰に明るさを加えます。
そのほか、赤い実が愛らしい「ヤブコウジ」もおすすめです。

小さな野菜畑にする手も!
さわやかな食感の「ミツバ」、香りのいい「セリ」や「シソ」、夏の薬味に大活躍の「ミョウガ」も日陰でよく育ちますよ。

 

砂利でセキュリティアップ

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家の周囲の土をむき出しにしておくと、雑草だらけになったり、ぬかるんだり。
手軽な対応策としては、砂利を敷くことです。
さまざまな種類の砂利がありますが、セキュリティの面で選ぶなら「防犯砂利」がイチオシ。
普通の砂利より粒が大きく、その上を歩くと砂利同士がこすれ合って大きな音を立てます。
この音が、空き巣をひるませ、家から遠ざけるというわけです。

また、防犯砂利を敷き詰める前にはひと手間を。
しっかり草むしりをして、除草剤をまいておきます。
その後、防草シートを敷きつめて、その上に防犯砂利を厚めに敷きつめれば、雑草抑制効果も◎。

 

レンガなどで舗装して雑草知らず!

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「ともかく雑草を生やしたくない!」「ぬかるみをなんとかしたい!」、そんな場合には「舗装」がいちばん。
アスファルトの道路のようにしっかり土を覆い尽くし、コーティングするのです。
舗装方法はいろいろありますが、オシャレなのはレンガや石板を敷く方法、手軽なのは「固まる土」の施工です。

レンガや石板を敷く場合、土面をレンガ・石板の厚み+その下に敷く砂利や砂の分まで掘り下げる、しっかり転圧するなど、手間や材料費がそれなりにかかります。
その分、お好みの色や形の材料を選び、デザインを形にする楽しみがあり、しあがれば世界に一つのご自慢スペースに!

逆に「固まる土」は、資材をまいて上から水をかければ硬化する簡単施工で、 DIYに不慣れな方でもOKです。

 

いかがでしたか? 家の周りの狭い空間を放っておいてもよいことなし!
ぜひお好みの方法で、美観+αを手に入れてくださいね。