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ガーデニング
河村ゆかり

インドアガーデニングをスタートするならコレ! 初心者でも育てやすい観葉植物3選

「緑あふれるインテリアに憧れるけれど、観葉植物を育てる自信がない」。そんなインドアガーデン初心者におすすめの、育てやすい植物を厳選しました。

ビギナーも安心! 丈夫で育てやすいインドアグリーン3選

「日陰や乾燥に強い」「水やりがラク」など、初心者でも手軽に面倒が見れ、しかも存在感抜群のインドアグリーンたちをご紹介します。

 

モンステラ

© shutterstock

南国のムードが満点のモンステラ(サトイモ科)。
一鉢あると、部屋の雰囲気がすっかり明るく!
なんといっても、モンステラは立派な葉が魅力的です。
大きく切り込みの入った葉や、穴が空いた個性的な葉など、文字とおり「観葉植物」として楽しめます。

また、もともと木々が生い茂った、昼なお暗いジャングルに自生していたモンステラは耐陰性の強い植物で、多少日当たりが悪くてもへっちゃら。
ただ、ずっと日陰においたままだとヒョロヒョロに育ってしまうので要注意です。
冬は室内の明るい窓辺で、春から秋にはベランダや戸外で、ときどきは日光浴させてあげましょう。

乾燥にも強く、水やりは鉢土の表面がしっかり乾いたらでたっぷりとで充分です。
春から夏にかけての生育期には、規定量の肥料を与えればよく育ちます。
そのほか、葉の乾燥しすぎや病害虫の予防に、ときどきは葉水を与えるとGOOD。

 

シェフレラ

© PIXTA

シェフレラ(ウコギ科)は、世界じゅうに数百種の自生種があるといわれ、園芸店でよくみかけるポピュラーな観葉植物です。
手のひらサイズの鉢のミニ観葉も愛らしく、大鉢に育てても存在感抜群と、さまざまな楽しみ方ができます。

園芸初心者でも充分に育てられる強健種で、栽培に特別なテクニックは無用です。
日々の手入れは、「土が乾いたらたっぷり」の、基本の水やりを行えば充分。
あたたかくなった春先から夏にかけては、2カ月に一度の施肥を与えて。

日陰にも耐えますが、半日陰くらいの環境が安心。
ときどきお日さまに当てれば、間延びしないで丈夫に育ちます。
さらに冬の寒さにも比較的強く、関東以西の温暖な環境では、戸外で冬越しができるほど強健です。

なお、シェフレラは「カポック」の流通名でもおなじみですが、本来「カポック」は、別科の違う植物の名前なのでご注意を。

 

チランジア・イオナンタ

© PIXTA

土に植える必要もなく、週に2~3度霧吹きで水を与えるだけで育つエアプランツのなかでも、チランジア・イオナンタ(アナナス科)は育てやすい品種のひとつ。
「イオナンタ」は「スミレ色」の意味で、株が充実してくると全体が赤みを帯び、スミレ色の筒状花を咲かせます。

チランジア・イオナンタはコンパクトな銀葉種で、子株がどんどん発生するのが特徴です。
子株は葉が5~6枚以上になったら、親株から外してもOK。
棚にそのまま置いてもよし、ワイヤーで空中に吊るしてもよし、木材に木工用接着剤で貼り付けてもよしと、まるで雑貨のようにインテリアに活用できます。

園芸店で購入する際には、葉色が美しく、しっかりした株を選ぶのがポイント。
室内では、明るく風通しのよい場所で育てるのがベストですが、直射日光は葉焼けを起こしがちなのでNGです。

 
いずれも、一度側に置いたら「観葉植物を育てる楽しみ」が満喫できる品種ばかりですよ!