- 河村ゆかり
- 広島県出身、巳年、乙女座、O型。 1夫2娘1孫ありのフリーランス編集&ライター。
これまで携わった企画は、育児、インテリア、インド、占い、ガーデニング、敬語、コミックエッセイ、クラフト、クリーニング、辞典、図鑑、スノーボード、ダイエット、ペット、マナー、マネー、メンタルトレーニング・・・以下割愛。
嫌いなもの「波風と熱帯夜」。人生の目標は「平々凡々」。
ビギナーでも育てやすい!冬でも育てられる花5選
花が少なくなる冬・・・でも、ガーデニングをあきらめないで! 魅力的な花々が花期を迎えていますよ!
冬に花を咲かせるおすすめ草花の数々
冬は寒さで枯れ込んでしまう草花が多い中、凛として花を咲かせている品種も・・・。おすすめの5種をご紹介します。
クリスマスローズ
クリスマスローズ(キンポウゲ科)は、あでやかな花が人気の多年草。
花色はピンク、緑、黄、茶、黒に至るまであり、花姿も一重咲き、半八重咲き、八重咲きなどさまざまです。
寒さの厳しくなる1月から4月くらいまで次々と花を咲かせ、日陰でもよく育ってくれます。
ヨーロッパや西アジア原産の植物ですが、楚々とした風情がどこか和風で、和庭にもよく似合います。
オステオスペルマム
オステオスペルマム(キク科)は、1月中旬~5月ごろまで咲き続ける花期の長さが魅力的な多年草です。
オレンジ、白、紫、黄、ピンクなど、カラフルな花を次々と咲かせます。
花期には肥料切れを防ぐため、規定量の液肥を10日~2週間に1度与えるとよいでしょう。
耐寒性もあり、冬の栽培は比較的容易なのですが、霜や雪は苦手です。
寒冷紗やマルチングで対策をしたり、鉢植えなら軒下などに移動させてください。
パンジー・ビオラ
冬のガーデン草花で、もっともポピュラーといえるのがパンジー・ビオラ(スミレ科)。
以前は、大輪のものをパンジー、小輪種をビオラとしていたものの、いまは品種が複雑になって、明確な区分がわかりにくくなりましたが、育て方は共通です。
肌寒くなる10月下旬から咲きはじめ、5月半ばまで長きにわたり庭を彩ります。
花色は数えきれないほど! 難しい手入れをしなくても丈夫に育つので、ビギナーでも充分栽培が可能です。
花をたくさんつけさせたいときには、花がらをマメに摘み取って、結実しないように気をつけましょう。
ノースポール
ノースポール(キク科 )は、中心が黄色のマーガレットに似た白花を咲かせる一年草。
花径3cmと小ぶりですが、12月から5月にかけて途切れなく開花するので、多くの冬花壇の定番に。
耐寒性はが充分で、関東以西の平地では、特に防寒しなくても冬越しできます。
ともかく成長旺盛なノースポールは、どんどん枝葉をふやしてこんもりとドーム状に。
そこにたくさんの花がつきますから、とてもにぎやかなコーナーを演出できます。
日当たりを好むので、植える際には場所を吟味するのがポイントです。
スイセン
スイセン(ヒガンバナ科)は、1万を超える品種がある人気の球根植物。
おなじみのラッパズイセン、華やかな口紅スイセンや八重咲きスイセンなどさまざまな系統があり、早くから咲く品種は11月中に咲きはじめます。
花が咲くとよい香りが漂ってきて、スイセンを育てる幸せを感じられること請け合い!
育てるのに特別なテクニックは不要ですが、植えるときにはコツが。
庭に地植えするなら、水はけと日当たりのよい場所を選び、約10㎝の深さに植えましょう。
鉢植えなら、市販の園芸用土を用意して、深さ5㎝を目安に植えてください。
冬でも元気いっぱいに成長し、美しい花を楽しませてくれる花々。
庭で、ベランダで、ぜひ育ててみてくださいね!