- 河村ゆかり
- 広島県出身、巳年、乙女座、O型。 1夫2娘1孫ありのフリーランス編集&ライター。
これまで携わった企画は、育児、インテリア、インド、占い、ガーデニング、敬語、コミックエッセイ、クラフト、クリーニング、辞典、図鑑、スノーボード、ダイエット、ペット、マナー、マネー、メンタルトレーニング・・・以下割愛。
嫌いなもの「波風と熱帯夜」。人生の目標は「平々凡々」。
草むしりを減らす!雑草が生えにくくなるガーデンプランニング
きれいな庭をキープしたいのに、何度も草むしりしても生えてくる雑草・・・。そこで、おしゃれなうえ、草むしり回数が減る一挙両得のガーデニングアイデアをご紹介します。
おしゃれ&草むしりが減るガーデニングアイデア3選
草むしりを減らすには、雑草が生える地面を露出しないことが大事。
ここでは、庭をおしゃれに演出しつつ、雑草が生えにくくなるように地面をカバーする方法をご紹介します。
ただし、完全に雑草を生えなくするアイデアではないので、ご注意を。
雑草予防にグラウンドカバー植物を植える
強健でよく増える植物で地面を覆い、野原のような景色を作りつつ、雑草の生育を防ぎます。
日当たりのよい庭ならば、愛らしい小花を咲かせる「クラピア」、多肉植物の「セダム」、ハート型の葉が可愛い「ダイコンドラ」などがおすすめ。
いずれも常緑で、年間を通じて美しいグリーンのカーペットを楽しめます。
半日陰でしたら、カラフルな葉色が人気の「ヒューケラ」、紫の花が美しい「アジュガ」など、色鮮やかな品種がおすすめ。
そのほか、「クリーピングタイム」や「ローマンカモミール」「オレガノ」など草丈の低いハーブをグラウンドカバーにすれば、庭に出るたびによい香りを満喫できますよ。
種や苗だけでなく、そのまま敷きつめればグラウンドカバーになるマットのような形で売られている植物もあり。
“森”の風情になるマルチング材を敷きつめる
グラウンドカバーが野原風ならば、森の雰囲気を醸す資材がクルミの殻やウッドチップ・バークチップです。
クルミの殻は固く、踏圧に強いので園路に使ってもGood!
ウッドチップは、クスノキやヒノキ、サイプレスなどの皮や幹を粉砕してチップ状にしたもので、ドッグランにもよく用いられています。防虫・防カビ効果もあるとされ、よい香りも魅力。
バークチップはアカマツやクロマツの樹皮から作られ、一般にウッドチップよりも大きいサイズ。泥はねによる黒星病や水の蒸発を防ぐマルチング材として、バラや観葉植物の株元を覆うことにもよく使われます。
ただし、いずれも自然素材ですから、次第に土に還っていきます。カサが減ってきたら、そのつどたしていって、地面が露出しないように気をつけてください。
リアルな人工芝で緑のじゅうたんをつくる
最近の人工芝は、本物と見分けがつかないほどのクオリティのものが多くあります。
本物のように見せるため、若い芝や枯れた芝など数種のカラーを組み込むなど見た目の工夫ももちろんのこと、触れてもやわらかくリアルな質感のものも!
自由な形にカットできますから、飛び石のまわり、花壇の際などにも自在に配置できます。
天然芝は日当たりが必須なうえ、冬場は枯れ込むことが多いですが、人工芝なら完全な日陰も問題なく、冬場も常緑なのがうれしいところです。
なお人工芝を敷く際には、先に除草剤をまいたうえ防草シートを敷いておけば、さらに雑草防御効果が高まるのでおすすめ。
いずれも、今すぐできる簡単な方法ばかりです。
草むしりの回数を減らすべく、ぜひチャレンジしてみて!