長持ち！ピーマンの冷凍保存術｜プロ監修
ピーマンは冷凍保存できる野菜です。上手な冷凍保存＆解凍方法、保存期間を理解しておけば、いつでも美味しいピーマン料理をいただけます。プロの料理研究家考案のピーマン活用レシピも必見！【冷凍保存の基本シリーズ】
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武蔵裕子
料理研究家。両親と息子2人、3世代の食卓を切り盛りしてきた経験から生まれた和食をベースとしたレシピは多くの支持を集めている。雑誌、書籍、web、企業のメニュー開発などで活躍中。『フライパンひとつで、麺』（文化出版局）、『フライパンに材料を入れてから火にかけるだけ！レシピ』（学研）、『味つけ冷凍で作りおき』（PHP研究所）、『15分で一汁一菜 毎日のごはんはこれでいい！』（講談社）など著書も多数。
ピーマンの正しい冷凍保存＆解凍方法
ここでは、ピーマンの正しい冷凍保存＆解凍方法、保存期間をご紹介。
上手に冷凍しておけば、食感や味も損ねにくいですよ。
ピーマンの冷凍保存方法
ピーマンは生で冷凍保存できる野菜。
切り方を変えて冷凍保存しておくと、いろいろな料理に使えて便利です！
- ピーマン・・・10個（小さめのもの）
- キッチンペーパー
- 包丁
- まな板
- 保存袋
【用意するもの】
【ピーマンの冷凍保存方法】
- ピーマンをよく洗った後、縦半分に切ってから種とヘタを取る。
- 5個は斜め細切りに、残りは大きめの乱切りにする。
- 2のピーマンはキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取る。斜め細切り、乱切りにしたピーマンは、それぞれ別の保存袋に入れ、空気を抜く。保存袋の表面に日付を書いたら、冷凍庫へ。
【保存期間】約2～3週間
ピーマンの解凍方法
冷凍ピーマンは、凍ったまま調理可。
一度解凍した冷凍ピーマンを再冷凍するのは避けて。
【こんなピーマンの冷凍保存方法もあり！】
加熱前の「肉詰めピーマン」の状態で冷凍保存するのもGood。
また、カットした玉ねぎとウィンナーも同じ保存袋に入れて冷凍しておけば、思いついたらすぐナポリタンを作れますよ。
冷凍ピーマンのレシピ＆活用法
冷凍ピーマンの活用レシピを料理研究家・武蔵裕子さんに考案してもらいました。
「冷凍ピーマンを使い切れない・・・」という時、ぜひ参考にしてみて！
【冷凍ピーマンのレシピ】ざっくりチンジャオロース丼
ざっくり切った食材で作るチンジャオロースは、食べごたえ満点！
ピーマンをたっぷり食べたい時におすすめです。
【材料】（2人分）
- 冷凍ピーマン（乱切り）・・・3個分
- 牛切り落とし肉・・・150ｇ
- 玉ねぎ・・・1/2個
- サラダ油・・・大さじ1
- ごはん・・・適量
- 酒・・・大さじ1/2
- しょうゆ・・・大さじ1/2
- 片栗粉・・・小さじ1/2
- 砂糖・・・大さじ1
- 酒・・・大さじ1
- オイスターソース・・・大さじ1
- ごま油・・・少々
- こしょう・・・少々
＜A＞
＜B＞
【作り方】
- 牛肉は食べやすい大きさに切り、Aをまぶす。玉ねぎは1㎝幅に切る。Bは混ぜ合わせておく。
- フライパンにサラダ油の半量を熱し、牛肉を入れて中火で炒める。しっかりと色が変わったらフライパンから取り出す。
- 2のフライパンに残りのサラダ油を足してピーマンと玉ねぎを中火で炒める。しんなりしてきたら2の牛肉を戻し入れ、中火のままBを加えて手早く炒め合わせる。
- 丼のごはんの上に３をのせる。
たくさん余った時に！冷凍ピーマンの活用法
冷凍ピーマンは次のような活用法もおすすめです。
- 冷凍ピーマンをかき揚げの材料に
- 冷凍ピーマンをナムルにする
- きんぴらにして冷凍ピーマンをいただく
ピーマンの冷凍保存方法はいかがでしたか？
覚えておけば、ピーマンを安い時に大量買いしても安心ですね。
撮影／菅井淳子