お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
家事
岩本恵美

【散からない部屋】にするための絶対ルール|片づけ格言Vol.15

「部屋が散らかってきたけど、片づけるのは面倒」と思っている方必読。そんなあなたの背中をグッとおしてくれる、収納スタイリスト・吉川永里子さんの「片づけ格言」を紹介します。第15回は、片づけをラクにしてくれる「定位置管理」の大切さを説く格言です。

吉川永里子

Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー1級認定講師。夫と4人の子どもとともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など多数。
吉川永里子さんのHP

吉川永里子の片づけ格言vol.15

今回は、「定位置管理」という片づけの考え方をテーマにした格言を紹介します。
この考え方を貫けば、散かりにくく、片づけやすい部屋に一歩近づくはずですよ!

 

【片づけ格言】持ちモノ全てに家と表札をつける。ホームレスはダメ

家の中にある全ての持ちモノに、収納場所の定位置を決めてあげてください。

その定位置が「モノの家」となるので、取り出して使ったらきちんと家に帰してあげること。
たったこれだけのルールで、散かりにくくなりますよ。

逆に言えば、散かりやすいお宅は、戻る場所のない「ホームレスのモノ」が多いとも言えるのです。

さらに、定位置が決まったら、必ずラベルもつけてください。
これがモノの家の表札代わりとなって「迷子」にならなくなり、探し物ともおさらばできます!

 

【片づけ格言】ストレスなくモノを戻せれば、出しっ放しもなくなる

モノを戻す場所さえはっきり決まっていれば、実は片づけは楽チンです。

でも、戻す場所を毎回変えなくてはいけなかったり、スペースを探さなくてはならなかったりすると、片づけることにストレスを感じてしまいます。
負担になるからこそ、モノを片づけるのが面倒になって、出しっぱなしになってしまうのです。

例えば、吉川さん宅ではリビングにある本棚の一番下をランドセル置き場としてあけています。
簡単に戻せるから、子どもたちも玄関やソファの上などに出しっ放しにすることはありません!

ラクに定位置に戻せるようになれば、片づけのストレスはグッと減り、心も軽くなりますよ。

 

「定位置管理」は片づけの基本中の基本でもあります。
全てのモノに「戻るべき定位置」=「家」があるのか、ぜひ一度家の中をチェックしてみてください。

撮影/菅井淳子