【収納】片づけ下手さんが実践すべき2つのこと｜片づけ格言Vol.8

吉川永里子

Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー１級認定講師。夫と４人の子どもとともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための　鬼速片づけ』（アスコム）など多数。
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吉川永里子の片づけ格言vol.8

今回は、片づけが苦手な人が陥りやすい“あるある”を正す格言。
ついつい溜めてしまいがちなモノをスマートに処理するヒントになるはずですよ！

【片づけ格言】化粧品サンプルは１週間以内に使い切ること

デパートの化粧品売り場やドラッグストアなどでもらう化粧品サンプル。
タダでもらえるからといって、たくさんもらってきては旅行用に溜め込んでいませんか？

小分けになっているので、確かに旅先で使いやすいですが、これらはあくまで試供品。パッケージも簡易になっているので、通常商品よりも劣化が早いと言われています。
たくさん溜め込んでしまうと、いつもらったのか分からなくなり、間違って古いモノを使いお肌にもマイナスに・・・。

そこで、化粧品サンプルはもらってから1週間以内に使うことを心がけてみてください。
使用期限を気にしなくていいだけでなく、本当に自分が使ってみたい化粧品か判断もつきます。
1週間以内に使わなければ、この先も使う可能性はほとんどないはずですよ。

実践すれば、洗面所の収納スペース内がごちゃごちゃになることも予防！

【片づけ格言】明細書はその場で「見たら捨てる」のが正解

デジタル化が進んでいるとはいえ、クレジットカードや携帯電話の明細書など、まだまだ紙の郵便物で受け取っている人も多いのでは？

明細書を筆頭に各種郵便物は確認して必要なものだけをとっておけばいいのです。
そうでないと知らず知らずのうちに溜まってしまい、封を開ける気さえなくなりますよ。

こうした悪循環に陥らないためにも、郵便物が届いたらすぐに確認し、その場で処理する習慣をつけておくのがオススメ。
疲れていてすぐに確認したくない時は、あえて郵便物を郵便箱に置いたままにして家の中に持ち込まないのも一つの手です。
元気になった次の日にまとめて確認&処理すればOK！

これらの格言にドキッとしたあなた。
明日からちょっとしたルールを守って、モノを溜め込まない生活を始めましょう！

撮影／菅井淳子