- 岩本恵美
- フリーランサー(編集・執筆、たまに翻訳)。
東京・下町生まれの下町育ち。Webメディアや新聞記事の編集・執筆を経て、フリーランサーに。経済からエンタメまで、気になったら何でも手を出す雑食系。ここ数年は盆踊りにハマっています。
スッキリ!プロが実践中の収納のコツ|片づけ格言Vol.4
「部屋が散らかってきたけど、片づけるのは面倒」と思っている方必読。そんなあなたの背中をグッとおしてくれる、収納スタイリスト・吉川永里子さんの「片づけ格言」を紹介します。第4回は、収納方法のコツがわかる格言。スッキリ収納の極意がここに!
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吉川永里子
Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー1級認定講師。夫と4人の子どもとともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など多数。
吉川永里子さんのHP
吉川永里子の片づけ格言vol.4
今回のテーマは「収納」。
この2つの格言を念頭に置いて片づけをすれば、スッキリした収納スペースをつくり上げられますよ!
【片づけ格言】色を減らすと、整って見える
たとえモノは少なくても、色数が多いとそれだけでゴチャゴチャに見えてしまいます。
特に、パントリーや冷蔵庫は要注意。カラフルなパッケージが多い食品類を保管するため、どうしても色数が増えてしまいがちです。
そんな時は、収納グッズを活用して見えている色を減らしましょう。
同じ色のケースに種類別に収納して、パッケージの色を隠すだけ。見えている面の色を一色に統一することで、スッキリ整って見えます。
ちなみに、家具やインテリア、収納グッズなどに使う色は多くても3色以内におさえておくのが吉川流。
吉川さんのキッチンでは、白をメインカラーに、黒と青を差し色にしています。色数を増やさないことで、家の中にも統一感が出てオシャレに見えますよ!
【片づけ格言】引き出しは真上からぜんぶ見えるように入れること
吉川さん曰く、「見えていないモノは、ないのと同じ」。
引き出しの中でモノが埋もれてしまっていては、自然と使わなくなってしまうといいます。
だからこそ、引き出しの中はモノを重ねて置かずに、一つ一つ上から見えるように収めることが大事です。当然ですが、引き出しには現役で使っているモノだけを入れること。不要品と一緒になっていると埋もれる原因になります。
引き出しをパッと開けて、どこに何があるかが一目でわかれば、探すストレスもありません。モノを片づける時も同じ場所に戻せばいいだけなので、片づけがより簡単になります。
いかがでしたか? ちょっとしたことさえ気をつければ、自宅をより快適な空間にできます。
収納上手になってストレスフリーな生活を手に入れましょう!
撮影/菅井淳子