- Pacoma編集部
- このWebマガジンと月刊フリーペーパー『Pacoma パコマ』の編集部です。自分の手で心地よい暮らしをつくりたい、ホームメイドな人たちを応援する楽しい記事を日々模索中です!
マネしたい!収納がはかどるDIYアイデア
DIYの達人sayo.さんのお宅にお邪魔して、限られた空間を上手に使う方法を教えてもらいました。模様替えの参考にもなりますよ!
-
sayo.
神奈川県在住の主婦。4人のお子さんとダンナさまの6人で賃貸住宅で暮らす。建築家のお父さまの影響により、幼少期よりDIYに親しむ。
収納力がアップする!キッチンDIY
sayo.さんのお宅のキッチンには限られた空間を生かし、家事作業をスムーズにする収納の知恵が詰まっていました。
収納力だけでなく、おしゃれな見た目に仕上げるセンスはさすが!
賃貸でも壁面収納を実現
キッチン横の空いたスペースは、壁面収納に。
「まずは、突っ張り器具と2×4材で柱を2本設置。ベニヤ板を柱に固定して壁紙を貼れば、棚受けなどを自由に打ちつけられる壁面が完成」(sayo.さん)。
ホームセンターでカットした2×4材とインパクトドライバーがあれば数時間で出来上がるそうです。
壁面はタイルでリメイク
見慣れたキッチンもタイル材ひとつでスタイリッシュに。
「毎日使う場所だからこそ、視覚から楽しめる気持ちのいい空間にしたくてDIYしました」(sayo.さん)。
広範囲でなければタイルを貼るDIYは意外と簡単だそうです。
好みのタイルに専用接着剤でタイルを貼り、水で溶いた目地材をゴムベラで均等に塗り込むだけ。仕上げに余計な目地材を拭き取れば完成です。
フライパン類はハンギング収納できるように工夫
使用頻度が高くてかさばるフライパン類は、キッチンカウンターの中にスライドレールとフックを取り付けて、つるす収納に。
「引き出せば奥のフライパンも簡単に出し入れできて便利。多用する道具は作業効率を意識して手前に配置しています。設置箇所のサイズに合ったスライドレールとフックをインパクトドライバーでねじ留めするだけ」(sayo.さん)。
狭さに負けない!洗面所&洗濯機まわり
限られた空間だからこそ、DIYの出番です。
sayo.さんの手にかかれば、賃貸物件もオリジナリティあふれるスペースに!
タイルシートは防水仕様のものをチョイス
洗面所周りは使いやすさとデザイン性を意識して、シールタイプのタイルを活用しています。
「ハサミでカットできるDIY向けのシールは、わが家でも長年愛用していますね。セレクトのポイントは防水性の有無。水にぬれてもはがれにくく、クロスで拭き取るだけでお手入れも楽ちんです」(sayo.さん)
タイル風シートで明るい雰囲気に!
手軽に壁をコーディネートできるシールタイプの壁紙を貼っているsayo.さん。
「タイル風の壁紙は多く販売されていますが、これはタイル部分と目地部分の段差を樹脂で表現していて、クオリティーの高さは段違い! ハサミでカットできる低粘着力タイプで気軽に取り入れることができます」(sayo.さん)
洗濯機上は突っ張り器具で収納スペースに
洗濯機の上にできたデッドスペースは、突っ張り器具で棚を作り収納力をグッとあげる。
「2×4材で支柱を立て、LABRICOのSHELF SUPPORTで棚を作りました。収納したいもののサイズに合わせて高さを決めたので余計なスペースもなく、強度も問題ありません。木材にアダプタをはめ込み、ねじ留めだけなので、女性でもすぐにできますよ」(sayo.さん)
洗剤の収納にはパイプハンガーが活躍
洗剤、タオルに洗い物と生活用品で溢れがちなランドリースペースは、洗濯する際の作業手順を意識して収納スペースをDIY。
「必要なものがサッと取れるよう意識して、目線の高さにパイプハンガーを設置しました。強度の高い木材に留めているのでグラつきもなし! 洗剤はモノトーンのボトルに入れ替え、ラベルを貼り分かりやすく分類しました」(sayo.さん)
いかがでしたか?
ライフスタイルに合わせた空間にDIYすれば、暮らしがより便利になるはずですよ。
写真/八木竜馬