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家事
河村ゆかり

【脱ごちゃクローゼット】プロの収納テク6選

収納スタイリスト・吉川永里子さんにクローゼットの収納テクを教えてもらいました。服が取り出しにくい、ハンガーポールからお目当ての服を見つけるのに時間がかかる、という方はぜひ実践してみて。ストレスなく身だしなみができるようになるはずです!

吉川永里子

Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー1級認定講師。夫と4人の子供とともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など多数。
吉川永里子さんのHP

ノンストレス!吉川さんのクローゼット収納術

夫婦の寝室にあるクローゼットは、左が吉川さん、右が夫とゾーニングし、お互いの服を混ざらないようにしています。

整理整頓されたクローゼットを保つための収納術を見ていきましょう!

 

【クローゼット収納1】ハンガーポールはオンシーズンの服のみ

「オンシーズンの服はほとんどハンガーにかけています。たたむのって面倒でしょう(笑)」と吉川さん。

ハンガーポールになるべく多くの服をかけられるように、薄い「マワハンガー」を使っています。
また、着丈の長い衣類を左側にまとめて吊るし、下に空間をつくり、収納ケースを置きやすくしているのもポイント。

 

【マワハンガー/amazon】

  1. 洋服がすべりおちにくいハンガー。型崩れしにくいのも魅力です。「MAWA 人体ハンガー 10本組」

  2. 薄いため、クローゼット内のスペース節約にもつながります。

 

【クローゼット収納2】セットアップは連結ハンガーに

セットアップは、ハンガー連結フックを使用して上下一緒に収納を。
これで、「スカートだけない!」なんてクローゼットじゅうを探す騒ぎとは無縁になれます。

 

【クローゼット収納3】収納ケースは深さ20㎝程度がベスト!

「収納ケースは深さ20cm前後がおすすめ。浅いほうが立てて収納しやすく、取り出しやすいですよ」(吉川さん)。

デニム、下着など・・・。1つの収納ケースに1ジャンルの衣類を入れるルールを設けることで、ゴチャつき予防をしています。
また、キャスターをつけて掃除しやすくしているのもGood!

 

【クローゼット収納4】シャツホルダーで型崩れ防止

クローゼットの奥行きを利用して突っ張り棒をセットし、シャツホルダーを吊るしています。

型崩れしやすい帽子やニットなどの特等席にして。

 

【クローゼット収納5】「思い出ボックス」は1人1箱!

卒業アルバムをはじめとした、とっておきたい思い出の品。「この箱に収納できる分まで!」と決めれば、増殖することはありません。
常に見るものではないので、クローゼットの天袋を定位置に。

 

【クローゼット収納術6】今すぐ捨てられなくても大丈夫

捨てるか悩んでいる服は、クローゼット脇に用意した“保留ボックス”へ。

「あえて見た目の悪い箱を選び、“保留”と書き、部屋の目立つ場所に置くのがポイント。早く処分してすっきりしたい、という気持ちになり、迷いなく捨てられるようになるはずですよ!」(吉川さん)

 

クローゼット収納術はいかがでしたか?
服の出し入れがスムーズになれば、おしゃれももっと楽しくなるはず。

ぜひ、あなたのクローゼットでも取り入れてみてくださいね。

 

撮影/菅井淳子