
- 河村ゆかり
- 広島県出身、巳年、乙女座、O型。 1夫2娘1孫ありのフリーランス編集&ライター。
これまで携わった企画は、育児、インテリア、インド、占い、ガーデニング、敬語、コミックエッセイ、クラフト、クリーニング、辞典、図鑑、スノーボード、ダイエット、ペット、マナー、マネー、メンタルトレーニング・・・以下割愛。
嫌いなもの「波風と熱帯夜」。人生の目標は「平々凡々」。
収納スタイリスト・吉川永里子さんにクローゼットの収納テクを教えてもらいました。服が取り出しにくい、ハンガーポールからお目当ての服を見つけるのに時間がかかる、という方はぜひ実践してみて。ストレスなく身だしなみができるようになるはずです!
Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー1級認定講師。夫と4人の子供とともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など多数。
吉川永里子さんのHP
夫婦の寝室にあるクローゼットは、左が吉川さん、右が夫とゾーニングし、お互いの服を混ざらないようにしています。
整理整頓されたクローゼットを保つための収納術を見ていきましょう!
「オンシーズンの服はほとんどハンガーにかけています。たたむのって面倒でしょう(笑)」と吉川さん。
ハンガーポールになるべく多くの服をかけられるように、薄い「マワハンガー」を使っています。
また、着丈の長い衣類を左側にまとめて吊るし、下に空間をつくり、収納ケースを置きやすくしているのもポイント。
【マワハンガー/amazon】
洋服がすべりおちにくいハンガー。型崩れしにくいのも魅力です。「MAWA 人体ハンガー 10本組」
薄いため、クローゼット内のスペース節約にもつながります。
セットアップは、ハンガー連結フックを使用して上下一緒に収納を。
これで、「スカートだけない!」なんてクローゼットじゅうを探す騒ぎとは無縁になれます。
「収納ケースは深さ20cm前後がおすすめ。浅いほうが立てて収納しやすく、取り出しやすいですよ」(吉川さん)。
デニム、下着など・・・。1つの収納ケースに1ジャンルの衣類を入れるルールを設けることで、ゴチャつき予防をしています。
また、キャスターをつけて掃除しやすくしているのもGood!
クローゼットの奥行きを利用して突っ張り棒をセットし、シャツホルダーを吊るしています。
型崩れしやすい帽子やニットなどの特等席にして。
卒業アルバムをはじめとした、とっておきたい思い出の品。「この箱に収納できる分まで!」と決めれば、増殖することはありません。
常に見るものではないので、クローゼットの天袋を定位置に。
捨てるか悩んでいる服は、クローゼット脇に用意した“保留ボックス”へ。
「あえて見た目の悪い箱を選び、“保留”と書き、部屋の目立つ場所に置くのがポイント。早く処分してすっきりしたい、という気持ちになり、迷いなく捨てられるようになるはずですよ!」(吉川さん)
クローゼット収納術はいかがでしたか?
服の出し入れがスムーズになれば、おしゃれももっと楽しくなるはず。
ぜひ、あなたのクローゼットでも取り入れてみてくださいね。
撮影/菅井淳子