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家事
河村ゆかり

試したい!キッチンの収納術【収納のプロ実践】

収納スタイリスト・吉川永里子さんが自宅で実践しているキッチンの収納術を教えてもらいました。調味料やフライパンなど・・・キッチンで散らかりがちなアイテムを収納する時の参考にしてみて。実践すれば、探し物の回数が減る効率的なキッチンになるはずですよ!

吉川永里子

Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー1級認定講師。夫と4人の子供とともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など多数。
吉川永里子さんのHP

見つけやすい!吉川さんのキッチン収納術

すっきり片付いた吉川さんのキッチン。扉を開けるとさらに感動!
「開けた瞬間に、一目で物の位置がわかるように収納しています」(吉川さん)。

探す時間が減り、調理もスムーズになるキッチン収納テクを早速みていきましょう。

 

【キッチン収納1】ワークトップに物を置かない

キッチンのワークトップは調理や下準備をしたり、皿に盛り付けを行うスペース。

「吊り下げ収納や引き出し収納を駆使して、最低限の物しか置かないのが基本」と、吉川さん。物をどかして拭く手間がないので、掃除もラクと一挙両得です。

 

【キッチン収納2】コンロ近くに調味料をセット

よく使う調味料は、キッチンのコンロ脇の収納スペースにセット。

中が見える容器で、残量を一目瞭然にしているのもポイントです。
「なくなったら次を買う」というサイクルを徹底しているので、ムダなストックが増えることもなくなるのだとか!

 

【キッチン収納3】フライパンは立てて収納!

キッチンのコンロ下引き出しには、フライパンや土鍋など10点も収納しています。

「取っ手が外せるタイプのフライパンはすっきり収納できるのでおすすめです」と吉川さん。
フライパンを書類ケースに立てて収納し、スペースの節約をしているのはナイスアイデアですね!

 

【キッチン収納4】食器類は枚数と形を決める

食器棚内のカップやお皿は、同じ種類を数枚ずつスタッキングして収納。

「食器類は、形が違うときれいに収納できません。だから、スタッキングできるタイプを選んで買うようにしています」(吉川さん)

 

【キッチン収納5】ストックは1種類1個だけ!

「調味料や食材などは1種類につき1個。それ以上の在庫は持たないようにしています。このルールを守れば、パッケージのまま収納してもごちゃつきません。わざわざ詰め替える手間もなし!」と吉川さん。

物を重ねて収納しないで、引き出しを開けた瞬間に何があるか一目でわかるようにしています。

見つけやすくなるだけでなく、在庫が把握しやすくなり、「誤って同じ調味料を買っちゃった」ということも少なくなるのだとか。

 

【キッチン収納6】冷蔵庫側面も収納に活用

冷蔵庫の側面には、マグネット式の収納ラックをセット。
キッチンペーパーやラップは、毎日使うものだから、ここに収納しておくと便利なのだとか。

 

今日からマネできるキッチン収納の極意あれこれ。
ぜひチャレンジしてくださいね!

 

撮影/菅井淳子