
- Pacoma編集部
- このWebマガジンと月刊フリーペーパー『Pacoma パコマ』の編集部です。自分の手で心地よい暮らしをつくりたい、ホームメイドな人たちを応援する楽しい記事を日々模索中です!
「フローリングが傷ついちゃった!」。その傷、プロの業者に頼まなくても、自分で補修できるかもしれません。おすすめのフローリング補修グッズを厳選してご紹介。クレヨンタイプやパテ、シールなど、簡単に補修できるものばかりですよ。プロに教わる、フローリング補修テクも必見!
小さなへこみ傷やフローリングの塗膜表面に付いた傷であれば、自分で補修することも可能です。
さらに最近では素人でも扱うことができて、手軽に補修できる商品がホームセンターなどで、簡単に手に入ります。
業者への依頼はそれなりにお金がかかるので、まずは自分でできそうな補修方法から始めてみましょう。
ただし傷を自分で補修したからといって、賃貸の敷金が必ず戻ってくるとは限りませんので、その点はご注意を。
ここではフローリングの傷を自分で補修する方法を、傷の種類ごとにご紹介していきます。
フローリングのへこみ傷は専用の補修製品とドライヤーで補修できます。へこみ傷用のクレヨンを使用する際、ドライヤーの熱で柔らかくしてからへこみに埋め込みます。
床色に合わせるため、柔らかくした2色のへこみ傷用クレヨンを混ぜて調色することもできます。実施前の水拭き掃除と乾燥が不可欠です。
補修完了! 木材の白い色が見えなくなったことで、へこみそのものもかなり目立たなくなりました。
家具の移動やペットとの暮らしで、いつの間にかついてしまったフローリングの擦り傷は、専用のカラーワックスで補修します。最大のポイントはワックスの色選び。迷ったら薄い色を選んで、様子を見ながら重ね塗りをするのが正解です。クッションフロアシートや自然塗料仕上げの床は、ワックスの種類が異なるので気をつけてください。
補修完了!擦り傷がほとんど目立たなくなっています。
へこみと比べると効果が大きいので、傷が気になってきた人は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
大きく欠けたフローリングの傷は、硬くて丈夫な樹脂を配合した補修材でカバー。
フローリングの傷に対して少し多めに流し込むのがポイントです。
フローリングの補修が終わりました。
コテで余分なカラースティックを取り除き、最後にカラーペンで木目を書き足せば、より自然な仕上がりになります。
【あらゆるキズの補修プロセット/amazon】
【補修のポイントはなんと言っても「色」選び】
補修の際に一番気をつけなければいけないのは、補修剤の色です。
せっかく補修剤でフローリングの傷を補修しても、その色が違っていては補修したことが丸わかりで、あまり気分の良いものではありません。
補修剤を使った補修に挑戦する際は、お部屋のフローリングに合った色を選ぶようにしましょう。
ここでは、フローリング補修に使えるおすすめのアイテムをご紹介していきます。
【イージーリペアキット/amazon】
【住まいのマニキュア/amazon】
【フローリング補修テープ/amazon】
【色つや復元コート/amazon】
【ボンドフロアメンダー/amazon】
ここでは、フローリングを補修するような事態に陥らないための予防策をご紹介します。
フローリングが傷つく前にチャレンジしてみて!
部屋にある家具の中でも椅子や机は動かすことが多いですよね。
こうした動かすことの多い家具はフローリングを傷つける原因になるため、脚にカバーをつけるのが最良の方法です。
【床のキズ防止テープ/amazon】
家具の脚をカバーする方法とは別に、最初からフローリングそのものを守る方法がこちらです。
ラグやカーペットを敷いておけば直接フローリングが傷つきにくくなります。
仮に汚れてしまっても、洗ったり交換したりするだけで済むのも大きなメリットですよ。
大きなへこみやえぐれなどは少々厄介。
補修剤を使って見た目を目立たなくしたり、パテを使ってへこみを埋めたりと、その補修にはなかなか手間がかかります。逆に補修箇所が悪目立ちしちゃった・・・なんてことも。
そんな時は無理に自分で補修したりせず、プロの業者を依頼しましょう。
戸建住宅向けの補修サービス「イエコマ」。
フローリングの補修もオーダーできますよ。
いかがでしたか? 補修の手間を考えると、できれば最初から傷を防ぐ方向で対処したいものです。
ちなみに「黒い傷だと思ったらカビだった」という方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。