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家事
Pacoma編集部

長持ちのコツ!水着の洗い方|干し方・NG洗濯術

水着の正しい洗い方をご紹介。普通の洋服とは素材が異なる水着は、優しく洗うことが最も大切! 合わせてプールやスポーツジムなど、塩素の入った場所での着用後に最初にすべきことや、保管する際の注意点もご紹介します。

水着を長持ちさせる洗い方

ここでは水着を長持ちさせる、生地を傷めない+色落ちを抑えた洗い方をご紹介します。
手洗いが最適ですが、洗濯機でも洗濯ネットを駆使して優しく洗うことができますよ。

 

脱いだ後は一旦軽く水洗い

泳ぎ終わった後、脱いだ水着は一旦軽く水で洗い流しましょう。
消毒のために塩素が入れられているプールの場合はもちろんのこと、海の塩水でも水着にとっては変色や色落ちの原因になったり、生地が傷んでしまうこともあります。
同じように日焼け止めなども水着の痛みの原因になるので、水着を脱いだ後は水ですすいでから持ち帰るようにしましょう。

 

水着の洗い方【手洗い編】

© PIXTA

水着に使われる素材はデリケートなので、強い力をかけるのは水着にとってあまりよくありません。
色落ちや型崩れを防いできれいに洗いあげるには、手洗いで洗濯してあげるのがベストです。
ただし手洗いに挑戦する前に、水着の洗濯表示の確認を忘れないでくださいね。

【用意するもの】

  • 洗濯用中性洗剤・・・適量
  • 水・・・適量
  • 柔軟剤・・・適量
  • バスタオル・・・1枚
  • 洗濯おけ

 

【水着を手洗いで洗濯する方法】

  1. 洗濯おけに水を張って、中性洗剤を投入します。洗剤の量は、ご使用の洗剤の注意書きに従ってください。
  2. 水着に日焼け止めなどが付着している場合は、洗剤を原液のまま汚れの箇所に付け、指などで軽く叩くなどしてあらかじめ処理しておきましょう。
  3. 水着を洗濯おけに沈めて、優しく押し洗いします。カップ付きの水着はこのときパッドも取り外し、別途押し洗いしておきましょう。
  4. 次に洗濯おけの水をきれいな水に入れ替え、押し洗いのときと同じようにしてすすいでいきます。洗剤の泡が出なくなるまで、水を入れ替えてすすぎを繰り返しましょう。
  5. 柔軟剤を使用したい場合は、このタイミングで柔軟剤を投入し、再度水着を押し洗いしてください。
  6. 最後に水着を取り出して、脱水を行います。バスタオルで水着の水分を吸い取るように、やさしく脱水しましょう。

 

脱水の際は決して力任せに絞ったりしないように。
型崩れの原因になってしまうので、あくまでタオルなどを使って、水分を吸い取らせる方法で脱水しましょう。

 

水着の洗い方【洗濯機編】

水着を手洗いする時間の余裕がない場合は、洗濯ネットを使って洗濯機で洗うことも可能です。
ポイントは、水着の生地に負荷をかけないようにすること!

【用意するもの】

  • 洗濯用中性洗剤・・・適量
  • 洗濯ネット・・・1枚

 

【水着を洗濯機で洗う方法】

  1. 最初にカップ付きの水着の場合はパッドを外しておきます。汚れが目立つ箇所があれば、あらかじめ洗剤を原液のまま付けておきましょう。
  2. 次に水着を洗濯ネットに入れて、洗濯機に投入します。コースは手洗いコースやドライコースなど、優しく洗うコースを選びましょう。
  3. 脱水も水着の生地に負担をかけてしまうので、脱水の時間もなるべく短めにしておくのが良いでしょう。

 

洗濯機で洗う際は、短い時間でさっと洗うことを心がけましょう。

 

洗い終わった水着の干し方

水着はその用途上、伸縮性があり型崩れしやすいので、干す際にも工夫が必要です。
脱水が終わったら最初に手で軽くたたいたり、縦横に軽く引っ張って形を整えるようにしましょう。
またピンチハンガーなどを使って干す際は、肩ひもを吊るして干したくなりますが、これも型崩れの原因になってしまいます。
ビキニタイプの場合は脇やアンダーバストを、ロングタイプの水着はお腹の部分を吊るすようにしましょう。
干す場所は色あせを防ぐため、直射日光の当たらない場所で、陰干しにするようにしてくださいね。

 

水着の洗い方で注意すべきこと

© PIXTA

ここでは水着の洗い方に関する禁止事項や、洗濯後の注意点をご紹介します。
クローゼットに付き物のあのアイテムも、水着にとっては致命傷に……?

 

乾燥機・ドライヤーは使用厳禁

水着に使用されている素材は基本的に熱に弱いため、水着を早く乾かそうとして乾燥機やドライヤーを使うのはNGです。
生地が傷むどころか変形してしまう恐れもあるため、必ず自然乾燥で乾かすようにしましょう。

 

漂白剤を使ってはいけない

水着を洗う際、漂白剤の使用はNGです。
水着の変色や色落ち、さらには生地を傷めてしまう可能性があるため、漂白剤は使わないようにしましょう。

 

水着を収納する際は防虫剤に注意!

水着の収納場所には湿気の少ない場所が最適ですが、もう一つ注意したいのは防虫剤の有無。
防虫剤に接触してしまうと、防虫剤の成分が水着の生地と反応を起こして、変色させてしまう恐れがあります。

いかがでしたか? 水着は普段の洋服とはちょっと異なる材質なので、同じように洗濯機に入れてしまうと容易に型崩れを起こしてしまいます。
洗濯の際はできれば手洗いで、やさしく洗ってあげるようにしてくださいね。