- 西方凌
- 1980 年生まれ。愛知県出身。
短大卒業後、左官職人として働きながら日本テレビ系恋愛トーク番組『恋のから騒ぎ』に出演。第9期生として2002~2003年の全ての回に出演し、「左官屋」の愛称で親しまれた。2004年よりタレントとして活動を開始。CM・PV・雑誌に活躍の場を広げる。
2011年によしもとクリエイティブ・エージェンシーに移籍。2012年 5月に、タレントの木村祐一氏と結婚。
自身のブログでは、自らが手がける子供服ブランドの情報や、本格的な自宅DIYの様子などを発信している。
西方凌オフィシャルブログ
西方凌「家族がのんびり眠れるように、ベッドリネンを工夫。アクセント枕を作ろう」【子育てmeets DIY vol.6】
子育てに奮闘中のタレント・西方凌さん。お子さんもどんどん大きくなり、寝返りが増えてくると、気になるのは睡眠環境。ベッド周りをもっと快適にするため、かわいい枕をつくることにしました。イラストや刺繍も入れちゃいます!
たくさん並ぶ枕やクッションには、名前と役割があった!
最近、寝ている娘が、壁やベッドのヘッドボードに頭をぶつけるようになりました。
ガードのため、枕元にはクッションを置いているのですが、これからのことも考えてベッドリネンを見直してみることにしました。
調べてみて、初めて知ったのですが……
外国のご家庭やホテルのベッドの上にたくさん乗っている枕やクッション。
これらのベッドリネンには、きちんと名前があったのですね。
まずは、眠るとき普通に使う大きめの「メイン枕」。
それとは別の大きなクッションは「ユーロ枕」と呼ばれているそう。
メイン枕と同じサイズの飾り枕は「スタンダード枕」。
そして、一番小さな飾り枕は「アクセント枕」。
65cm×65cmサイズのユーロ枕は、読書や映画鑑賞などをするときに活躍するようです。授乳や寝かしつけで絵本を読むときなど、私もこのサイズのクッションを使ってますが、確かに便利。
スタンダード枕はゴージャス感を出すためで、アクセント枕はさらに立体感やバランスを良くするためのアイテムなんだとか。
これまでのベッドリネンといえば、普通に使う枕と掛け布団。妊婦の頃に、抱き枕があったくらい。
でも、改めてこうして見直してみると、ベッドの上にクッションがいくつもあるのって……
素敵ではないか!
さっそく、掛け布団カバーとおそろいのユーロ枕カバーを新調。せっかくなので、アクセント枕は手作りすることにしました。
アクセント枕になる、小さなクッションをDIY!
というわけで今回は、アクセント枕になる小さなクッションの製作。
完成までの手順を、写真とともに紹介していきたいと思います。
作りたいイメージは、動物モチーフの立体的なクッション。
ほかのベッドリネンが白とピンク系のため、色のバランスを考えて、ライトグレーの生地を使います。ころんとした楕円にしたいので、動物はねずみのイラストを描くことに。ワンポイントで刺繍を入れて、女の子らしさを出したいと思います。
▲カバーの布は、家にあった肌ざわりのよいダブルガーゼのハギレを使用。布用のペン、塗料、刺繍道具など。詰め物の綿も用意しました。
布に絵を描くときは、そのまま描こうとするとヨレて描きづらい……。でも、布をピンッと張ることで、断然描きやすくなります。
▲ソファーやアイロン台など、まち針が打てる土台を準備します。そこに塗料が移らないよう、サランラップを敷きましょう。私は、ソファーの肘掛け部分のクッションを使いました。
▲ラップの上に布を重ねて、ピンと張りながらまち針を打っていきます。下絵は簡単なものであれば、先に描いておいてもOK。
▲B4の鉛筆でうっすらと描いた下絵を、布用の太筆タイプのマーカーでなぞります。
▲『マービー 布用 ファブリック ブラシマーカー』を使用。太筆タイプはしなやかで描きやすい。
▲今回は仕上げ線にラメを入れたかったので、ペベオの『セタカラー グリッター』を使いました。
▲乾いたら、当て布をして上からアイロンを押し当てます。これで、洗濯してもインクが落ちません。
▲一度手洗いすることで、下書きが消え、塗料も落ち着きます。
▲下絵に、刺繍をしていきます。まずはチャコペーパーを使って、図案を写すところから。
▲人気の刺繍作家・佐藤ちひろさんの『アルファベット刺しゅう』は、多彩な書体とステッチが収録された、とても素敵な図案集です。こちらを参考に、娘のイニシャル「K」を刺繍しました。
▲デザインが完成したら、好きな仕上がりの形に周りをカットします。このとき、立体になることと縫い代を考えて、少し多めに周りの余白を残しましょう。
▲ちなみに、裏はこんな感じ。ハギレが足りなかったので、ほかのハギレをつなぎあわせて刺繍をしました。
▲表布と裏布を中表にして合わせ、まち針をうったら、ミシンで縫っていきます。
▲8〜10センチほど縫わずに残して、そこから裏返します。
▲少しずつちぎりながら、綿をつめていく。
▲綿を入れた口を、まつり縫いでふさげば完成!
▲スクエアのクッションに混じって、アクセントになるクッションができました。
ハギレで作れちゃう小さなクッション。
今回はミシンを使用しましたが、もちろん手縫いでも簡単に作ることができます。
コロコロふかふかのかわいいクッションをいくつも作って、埋もれて眠るのもいいですね。
寝相の悪い娘を守るアイテムとして作ったねずみくんですが、自分のおやつを食べさせたりしている場面も。人形としても遊べるみたいで、気に入ってもらえてよかったです。