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大掃除前に要チェック!雑巾がけの効果的な方法とは?
簡単に見えて意外と正しい方法を知らない”雑巾がけ”。雑巾がけの前にすべきことや注意点など・・・。この記事を読めばいつもよりフローリングを効率よく雑巾がけできるはず。今日の掃除からぜひ取り入れてみてくださいね!
雑巾がけのメリット
雑巾がけは小学校で掃除の時間にした以来で、大人になってからはまったくしていないという方も多いのではないでしょうか。
実は雑巾がけにはメリットがいっぱい。目線が床に近いためゴミや汚れを見つけやすいですし、汚れの溜まりがちな隅々まで手が届きます。
また、立ったりしゃがんだりという動作を繰り返すため、良い運動にもなります。運動不足を自覚している人には特におすすめですよ。
雑巾がけをする前に知っておきたいこと
雑巾がけを実践する前にぜひ知っておきたいことをご紹介します。
雑巾がけの注意点
まず最初に注意したいのが、雑巾がけをしたい床がどんな素材か確認すること。
フローリングや畳など、床材別の注意点を確認しましょう。
油汚れが気になる場所はいつも重曹を使って掃除するという方もいらっしゃるかもしれませんが、重曹は床材の皮膜を剥がしてしまったり、傷の原因になることもあるので避けましょう。
また水拭きでの雑巾がけは、やりすぎると床材を痛めてしまうことにも繋がりますので、月1回程度を目安にしてください。
【フローリング】
一般的にフローリングと呼ばれている床は、複合(合板)フローリングがほとんど。
傷や汚れ、水分に強いため、固く絞った雑巾での掃除が可能です。
ただし、内部まで水気が浸透してしまうと変形の恐れもあるので、水がこぼれたまま放置するなど長時間水分をそのままにしないように注意してください。
【フローリング(無垢材)】
天然の木をそのまま使用しているのが、無垢材のフローリングです。
水分を含むと反りや割れの原因になりますので、基本的には乾拭きするにとどめましょう。
水拭きをする場合は固く絞った雑巾で、強くこすりすぎないように。
【クッションフロア】
クッションフロアとは、クッション性に優れた塩化ビニール素材の床材のことです。
汚れや水濡れに強いため、比較的お手入れは簡単。掃除機をかけたあと、雑巾で水拭きをすればOKです。
ただし長時間水分が残ったまま放置すると、しみやカビの原因になってしまうことも。
雑巾はしっかり水分を絞り、クッションフロアに水分が残らないようにしましょう。
【タイル】
タイルは目地に汚れが溜まりやすく、染み込みやすいのが特徴。雑巾がけする際は、タイル表面だけでなく、目地も見逃さないように気をつけましょう。
【畳】
畳は水に弱いため、雑巾がけをする場合は水気をかたく絞ることをお忘れなく。
普段のお手入れは、掃除機をかけた後に乾拭きするだけでOKです。
掃除機をかける際は、畳のヘリに掃除機をひっかけて痛めてしまわないように。一畳ずつ畳の目に沿って、ゆっくりと同じ箇所を往復してかけましょう。
雑巾がけをする前にすべきこと
雑巾がけの前に、掃除で舞い上がったホコリが逃げやすいように窓をあけておきましょう。
広い面を一気に掃除できるよう、床に散らばっているものがあれば片付けるか、机の上に移動して。
大きなゴミやホコリは先に掃除用ワイパーで取り除いておけば、ムダにホコリが舞い上がるのを避けることができます。
細かいゴミやホコリを掃除機で吸い取ったら、雑巾がけの準備完了です。
正しい雑巾がけ
準備が終わったら、いよいよ雑巾がけのスタート。
意外と間違いやすい雑巾がけの方法を覚えておきましょう。
- ゴム手袋
- 雑巾
- 水の入ったバケツ
- ゴム手袋をつけます。
- 水の入ったバケツに雑巾を浸し、しっかりと絞りましょう。縦に雑巾を持って絞ると力が入りやすいですよ。2回に分けて絞ると、きっちりと水分を絞ることができます。
- 両膝を開いてしゃがみ込み、中腰の状態で雑巾がけをしましょう。こうすると、しっかり力が入ります。
- ついつい円を描くように雑巾がけをしてしまいがちですが、小さなコの字を描きながら、奥から手前に向かって全体を雑巾がけしていくのが正解。隅々までまんべんなく拭き掃除ができます。
- 床全体の雑巾がけが終わり、水分が残っている場所がある場合は乾いた雑巾で乾拭きしましょう。
【かがむのがつらい時はフロアワイパーで雑巾がけ】
雑巾がけは中腰になるので、膝や腰に痛みを抱えている人にはつらい姿勢ですよね。
そんな場合は無理せず、しっかり絞った雑巾をフロアワイパーにセットして掃除をしましょう。
いかがでしたか? 雑巾がけをした床は見た目も足に触れた感じもとっても快適です。
正しい姿勢で体に無理なく雑巾がけをしてみてくださいね。