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家事
Pacoma編集部

寒くなる前に必読!お手軽な窓の結露対策とは

これからの季節、窓にできる結露対策をご紹介。窓にできた結露の簡単な拭き取り方から、新聞紙や雨戸など、家庭にあるものを使った結露対策をご紹介します。たかが水滴といっても、壁紙やカーテンのカビの原因にもなるので要注意!

窓が結露する原因とは

まずは結露が発生するメカニズムをおさらいしつつ、結露してできた水滴を放っておくとどうなるか確認してみましょう。

 

結露とは

© PIXTA

結露とは空気中の水蒸気が冷やされ、水に変化する現象のことを言います。
そして中でも秋から冬にかけての寒い時期、結露しやすいのが家の窓。
暖かい室内の空気が外気に触れた冷たい窓によって冷やされ、その結果大量の水滴を発生させてしまうのです。
放っておくと窓のサッシや壁紙、カーテンのカビの原因になるほかダニの発生を招き、喘息やアレルギーを引き起こす可能性もあります。

 

窓にできた結露を残らず拭き取る方法

もし結露で窓が水滴だらけになってしまったら、カーテンやサッシにカビが生える前に、キレイに拭き取ってしまいましょう。

 

窓の結露を拭き取る方法

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バスタオルの代わりに雑巾を使用してもいいですが、雑巾では吸い取りきれないほどの水分が出ることも。
きれいなバスタオルを掃除に使用するのはちょっぴり勿体ないので、使い古したバスタオルを使うのがおすすめですよ。

【用意するもの】

  • スクイージー・・・1本
  • バスタオル・・・1枚

 

【結露をキレイに拭き取る方法】

  1. まずは垂れた水滴を吸い取るために、窓の下にバスタオルを敷いておきます。
  2. 次にスクイージーを使って、窓についた水滴を切っていきます。窓の上から順番に、横方向に切っていきましょう。
  3. 窓の一番下まできたら、横方向に切ったあと右端の部分を上から下に向かって切り、水分を取り除きます。
  4. 最後に敷いておいたバスタオルを使って、サッシ部分の水滴を拭き取って完了です。

 

使用したバスタオルには水分だけでなく、周囲に溜まったホコリも付着しています。
使用後に干しておくだけでは臭いの原因になるので、必ず洗濯するようにしましょう。

【窓にカビが生えてしまったら・・・】

もし窓の結露が原因でカビが生えてしまっても、漂白剤やエタノールを使ってカビを掃除することができます。
窓のサッシやゴムパッキンにできたカビを取る方法は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。

 

窓の結露を防止する4つのアイデア

一見なんでもなさそうに見えて、実は厄介な窓の結露。
本項では、そんな窓の結露を防ぐための4つのアイデアをご紹介します。

 

【結露防止術1】雨戸を閉めて空気の層を増やす

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窓に結露が発生する要因のひとつは、室内の温度と外気の温度差。
雨戸を閉めて空気の層を作ることで室内の水蒸気が冷やされにくくなるので、結露の発生を抑えることができますよ。
雨戸で冷気をシャットアウトすることでお部屋の温度も下がりにくくなるので、寒い季節にはピッタリの対策です。

 

【結露防止術2】換気で室内の水蒸気を減らす

換気によって室内の水蒸気を外に追い出すことで、結露を防ぐ方法です。
特に台所やお風呂場は水蒸気が発生しやすいため、換気扇を回して空気の入れ替えを行いましょう。
ただし、雨の日など天候が悪い時の換気はかえって室内の湿度を上げてしまうので要注意。

 

【結露防止術3】結露を起こしやすい暖房器具は控えめに

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石油ストーブやガスストーブといった暖房器具は寒い季節には必須ですが、灯油やガスが燃焼する際に水分を発生させてしまいます。
これにより空気中の水蒸気が多くなり、結露が発生しやすくなってしまうのです。結露が気になる場合は、石油ストーブなどを長時間使用するのを避けてみては。

 

【結露防止術4】窓に新聞紙を貼り付ける

新聞紙を貼り付けておくことで、発生した結露を新聞紙に吸い取ってもらう方法です。
結露の発生自体を防ぐわけではありませんが、水滴がサッシや壁紙に移るのを防ぎ、カビの発生を防ぐことができます。
市販の結露防止シートと同じような感覚で使える、一番お手軽な方法です。

いかがでしたか? 寒い季節によく見る”窓の結露”ですが、放っておくと壁紙やカーテンのカビの原因になることも。
窓の結露対策をしっかり取って、カビの発生を未然に防ぎましょう。