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簡単DIY:スツールや椅子の座面を新しいファブリックに張り替えよう
座面が古くなったり、飽きたりした椅子はありませんか? シンプルな構造なら、お気に入りのファブリックと工具で、所要時間【1時間】で張り替えができます!
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自分でできる家具リメイク
模様替えの際、クッションカバーなどのファブリックを替えるのは簡単にできますが、家具は気軽に買い替えるわけにはいきません。でも、椅子の座面の張り替えやペイントなど、自分でできる家具リメイクを覚えると、インテリアを楽しめる幅が広がります。気分をがらりと変えたいとき、今使っているものがちょっと汚れてきたなと感じたとき、椅子の座面張り替えはとても有効です。道具を揃えれば、作業自体は1時間程度でできるので、お手持ちの椅子やスツールでぜひ挑戦してみてください。
私の場合、リメイクすること前提で中古家具を買うことが多いので、椅子は座面の張り替えができるかどうかをチェックしてから購入しています。座面だけ布地張りになった椅子やスツールで、座面の裏が木製のものが作業しやすく、おすすめです。
張り替えDIYにはシンプルなつくりのスツールが◎
20年ほど前に中古で購入した、日本のロングセラー《剣持スツール》は、もともとグリーンの合皮張りでした。脚に座面が固定されているだけのシンプルなつくりなので、張り替えやすさ抜群です。
用意する道具
- タッカー
(布をホチキスの針のような金具で固定するための工具。DIYショップやホームセンターで購入できます) - 裁ちばさみ
- ホチキスの針抜き
※ホチキスの針抜きは、針打ちに失敗した場合にあると便利です。ペンチでも代用できます。
1. 座面に張る布地を選ぶ
布地は、ある程度の厚さと張りのあるものが向いています。写真は私の持っている布地ストックですが、今回はここから、スツールに合いそうなものをピックアップしました。《マリメッコ》など北欧デザインの大柄テキスタイルを使っても素敵です。
2. 大きめに布地をカットする
布地の上に座面を直接置いて、まわりを4〜5cm大きめにカットします。柄がある生地は、張ったときの柄の見え方を意識してカットしましょう。
私はスツールをひっくり返して作業していますが、この方法でやりにくい場合は、脚と座面を外してからやってみてください。
3. 直線部分から、布地をタッカーで留めていく
座面を布地でくるむようにしながら、角部分を残して、タッカーで留めていきます。布地を引っ張りながら留めるのがコツ。布地の端を内側に折り込むと、ほつれにくくなります。
角はていねいに、細かくギャザーを寄せて
角の部分は、ギャザーを寄せて引っぱりながら留めると、きれいにできます。
たった1時間で完成!
作業開始から、1時間かからずに完成しました。
まっすぐに張ったつもりだったのですが、若干曲がってしまったのが反省点です。テープで仮留めをしておくと、曲がらずにできると思います。
好きな柄の布地で簡単に
椅子の張り替えは、好きな柄の布地で簡単にオリジナルが作れるのが大きな魅力です。中古家具ショップやリサイクルショップで見つけた安い椅子も、きれいに生まれ変わります。もし、家に座面が破れたもの、汚れたもの、飽きたものがあったら、ぜひ張り替えを試してみてくださいね。