
- 藤屋翔子
- フリーライター・編集者。編集プロダクションでガーデニング誌やインテリア誌などの編集とライティングを経験。おもに暮らしや手づくりにまつわる記事・コンテンツ制作に携わる。
安い材料で簡単にできるテラリウムの作り方を東京・自由が丘の人気グリーンショップ「ブリキのジョーロ」のオーナー・勝地末子さんに教えてもらいました。 定番の多肉植物以外にも、苔やエアプランツといったおすすめの植物もご紹介します。
初めてテラリウムを作る方でも失敗しない植物をご紹介します。
テラリウムに必要なものをご紹介しましょう。
テラリウムの舞台となる容器は、初心者なら口の広い瓶タイプがおすすめ。水槽や金魚鉢などに植えるとまだ違った雰囲気が出て素敵です。
今回は飾りとして石を使いましたが、流木を使って自然の風景を再現したり、フィギュアを合わせてストーリーを感じる仕立てにするのもおすすめです。
今回使った植物は、左上から時計回りにサボテン、ユーフォルビア、クラッスラの3種類。
それぞれ表情と高さに変化が出るように選んでみました。
多肉植物を主役にしたテラリウムの完成!
多肉植物や容器のガラスに土がついたら、筆ではらいましょう。
容器にピッチャーを使って、ユーフォルビアとサボテンを寄せ植えしたテラリウム。
ピッチャーの上部に余白があり、すっきりとした印象にしているのがポイントです。
家の形をしたハンギングガラス器に、エアプランツと流木、ココヤシ繊維をコーディネート。
鳥の巣のようにも見える愛らしいアレンジですね。
初心者でもできるテラリウムの作り方、いかがでしたか?
好きなガラス容器と植物を組み合わせてオリジナルの作品をつくってみてください。
今回監修いただいた勝地末子さんのグリーンショップ「ブリキのジョーロ」。
1階では観葉植物や切り花、鉢、ジョーロなどを販売。
テラリウムのための容器や材料などもあるから、ぜひそろえてみては?
階段をあがって2階へあがると、植物といっしょに飾りたくなるヴィンテージ雑貨も。
多肉植物コーナーもあり。レアな品種など幅広いラインナップが魅力です。
高低差をつけたディスプレイも参考になります。
(写真 森 勇馬)