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暮らしの工夫
Pacoma編集部

【母の日に喜ばれるには】夫の母親に贈るべき鉄板プレゼントとは?

5月14日(日)は“母の日”。直前になると、夫の母、お義母さんに何をプレゼントしたらいいのだろう…と悩むお嫁さんも少なくないはず。カーネーションは「定番すぎて、つまらないと思われたらどうしよう…」なんて不安もよぎっちゃいますよね。 そこで、マナーコンサルタントの西出ひろ子先生と金森たかこ先生に教えてもらいました。

西出ひろ子先生

マナーコンサルタント。「マナーは互いの幸せのためにある」という一貫したコンセプトのもと、テーブルマナー・冠婚葬祭・日常のマナーなどを学べるマナーサロンやマナースクールを全国に展開。また、企業のマナー研修や人財教育、コンサルティングも行なう。
 
趣味はガーデニング。植物や動物をはじめとする自然をこよなく愛するナチュラル派。
 
プレミアムマナーサロン

金森たかこ先生

マナーコンサルタント。フリーアナウンサーとして活躍後、結婚を機に退職。結婚後、夫や義母などとの人間関係、コミュニケーションをより良好円滑にするために、マナーコンサルタント西出ひろ子の伝える真心マナーを学び師事。
 
現在は、ビジネスマナーをはじめ、日常のマナーやテーブルマナーなどを講義するマナー講師として活躍。
 
ファストマナースクール

【おすすめアイテム3選】

【おすすめ1】
お義母さんの”本当に好きな花”を選んで

「おすすめプレゼントとして外せないのは生花。でも、母の日に渡す花だからといって、カーネーションにこだわる必要はありません。お義母さまが好きな花を贈った方が、”あなたの思い”も伝わりますよ。長い間飾れるということでプリザーブドフラワーもおすすめです」(西出先生)
 
先生によると、白色のカーネーションは、”亡くなった母親へ贈るもの”という慣習で使われていたものだから、ご健在の方へ贈ることはNGなんだとか。そのため、カーネーション以外の花を選ぶ時もそれを連想させる白色は選ばず、ピンクやオレンジ、黄色などの明るい色を選ぶのがポイントです。かすみ草をアレンジで入れるのはOKですよ。
 

【おすすめ2】
健康を気遣ったアイテム

「食べものなら、”自分では買わないけれど、もらうと嬉しいもの”が好ましいですね。さくらんぼなど、少々高級な有機栽培のフルーツはいかがでしょう。お義母さまがお茶をよく飲まれる方なら、健康によい新茶も◎。さらに、一緒に召し上がっていただきたい和菓子をセットにして渡すとセンスよく見えますよ」(金森先生)
 
ご高齢のお義母様の場合、食事制限をされている可能性も。もし別々に住んでいるなら、事前に食べられないものを聞いておきましょう。
 

【おすすめ3】
おしゃれを楽しんでもらう”ファッションアイテム”

「いつまでも素敵でいてください」という思いを込めて、ファッションアイテムをセレクトするのもGood!
 
「年齢に合わせたものではなく、流行を取り入れた若々しいデザインや色をチョイスしましょう。また、日頃、自分では買わないような目をガードしてくれるサングラスや、老眼・五十肩の方でもつけやすい留め金がマグネット式のネックレスなど…相手の健康状態までも配慮したファッション小物もいいですよ」(金森先生)
 

NGアイテム

続いて紹介するのは、母の日のプレゼントにNGなアイテム。
 

【NG1】 靴下など踏むもの

「靴下やスリッパだけでなく、靴、玄関マットなどは、”踏む”・”踏みつける”もの。そのため、目上の方に差し上げるのはNGとされているので、避けたほうが無難です。
お義母さまが気にしないタイプの方で、かつ、それを欲しいと思っていらっしゃるのであればもちろんOKです!」(金森先生)

 

©Fotolia

 

【NG2】 洗剤

「お中元やお歳暮の定番ですが、NG! 実用的な消耗品なので、もらった側も喜ぶと思いますが…。洗剤には”洗い流す”という意味がありますので、日頃の感謝の気持ちを伝える母の日には控えたほうが良いですね」(西出先生)
 

【NG3】 現金

最後は、直接渡すことはほとんどないかと思いますが、「現金」もNG。「何を渡していいか決まらないから、現金をそのまま渡してしまおう!」なんて考えはご法度です。
 
「現金は、『助けてあげる』という意味にとらえられてしまうため、上から目線の印象を与えてしまいます。クーポン券やサービス券なども同様に避けたほうがいいでしょう」(金森先生)
 
 

お手紙を添えるとなおよし

©Fotolia

そもそも「母の日」とは、“母(義理母)”に日頃の感謝を表すための日。
 
「形式的にプレゼントを渡すより、お義母様が喜ぶものをプレゼントし、喜ぶ姿を見て自分も幸せな気持ちになる、このお互いのハッピーを生み出すことがマナーの本来の姿です」(西出先生)
 
そこで、贈る側の気持ちが、きちんとお義母様に伝わるように、品物だけではなく、自筆のメッセージカードを添えてみるのも◎。
 
「メッセージカードには、ひと言、日頃の感謝の気持ちと、お義母さまのご健康を願う気持ちなどを書きます。
 
品物と一緒に贈れない場合は、お手紙にて、別送します。その際に『別便にて、気持ちばかりの品を贈りました。お義母さまに気にいっていただけると幸いです。』と記しましょう」(西出先生)
 
今年はちょっと捻りのあるプレゼントを贈って、お義母さんのとびきりの笑顔をGetしちゃいましょう!