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暮らしの工夫
Pacoma編集部

【猫と人の快適空間】葛飾区に誕生したウワサの猫専用アパートに行ってきた!

猫専用賃貸コンサルタントの木津イチロウさんが、葛飾区に猫専用アパートメント「Maison Neko」をプロデュースしたとの情報が!猫好き編集部員・ミサキがさっそく内見へお邪魔してきました!

2017年4月、東京都・葛飾区に猫専用のデザイナーズアパートメントMaison Nekoがオープンしました。監修は、Pacomaでも連載をしている木津イチロウさん。
 
今回は編集部員・ミサキが内件に伺ったときのレポートをお届け。一人暮らしで、引っ越しを検討している猫好きのみなさん、要チェックですよ!

木津イチロウ

Gatos Apartment代表・猫専用賃貸コンサルタント。レコード会社でディレクターとして12年間従事したのち、KDDI(株)ヘ転職、LISMO立ち上げに関わる。
 
無類の猫好きが高じて保護した野良猫たちのために家を建てることを決意し、2011年、世界初の猫専用デザイナーズ・アパートメント Gatos Apartmentを東京・杉並区に竣工。
 
Gatos Aptを通じて知り合ったネコ好きな人々の声を聞くうち、人と猫が快適に過ごす社会を作りたいと、猫専用物件に関するコンサル業務のほか、猫に関するWebサービス、商品を構築/開発中。
 
Gatos Apartment

最寄り駅は、葛飾区にある金町駅

最寄り駅は、歩いて15分のところにあるJR常盤線・金町駅。駅前は商店街やスーパーなどがあり、にぎやかな雰囲気でしたよ。物件近くには江戸川も流れていて、自然を感じることもできます。
 
ちなみに、隣駅はギャグ漫画”こち亀”の舞台としても有名な亀有駅だから、聖地巡礼をしても楽しいかも!
 

なぜ「Maison Neko」を建てようと思ったのか

木津さんが「Maison Neko」を建てた理由は2つあります。
 
ひとつは、猫を飼いたくても飼えない環境にいる人が多いことに気づいたから。ペット可のアパートやマンションは増えてきたものの、実は「犬OK・猫NG」という物件がほとんど。
 
もう一つの理由は、建物の老朽化などで、空き家になっている物件を抱えている大家さんが多くいること。総務省が5年に一度行なっている「住宅・土地統計調査」によると、今や7~8軒に1軒は空き家といわれており、顧客のニーズに合わせた柔軟なサービスが求められています。

「猫を飼いたいけど飼えない人」「空き家物件を持っている大家さん」をつないだのが、「Maison Neko」なのです。
 

専用ポーチ

「Maison Neko」では室内飼いが絶対条件。飼い猫が外を歩きまわってしまうと、ご近所トラブルになってしまう恐れがあるためです。

「近隣住民が必ずしも猫好きとは限りません。ご近所の家の庭や畑を荒らしたり、糞尿をしてしまたり…。”ご近所からクレームが入り、猫を飼いにくくなった”ということを防ぐために室内飼いのルールを設けたんです」(木津さん)
 
外へ出せないかわりに、高さ2mの壁を建てた庭スペースを設けたのがポイント。猫が爪をひっかけにくい素材の壁だから、登ってしまう心配もなしだそうです。
 

快適なトイレスペース

トイレには、猫用のスペースも設けられています。しかも2つも置けるスペースが!!
 
「猫は清潔好きな動物だから、1つのトイレで排泄をすると、砂を交換するまでは同じ場所でしなくない猫が多いのです。そのため、最低限、2つトイレが必要なんです」(木津さん)
 

さらに、トイレの扉下には、猫用のフラップ扉もついているから、「開けて、開けて~」とされる心配もなし。広々としたダイニングキッチンには、使い勝手のいい2口コンロがついています。
 

猫を思い切り遊ばせてあげたい!

2階と3階をつなぐ階段。天井高があるから、猫も人間も開放的にすごせそうですね。
3階には、猫が運動できるステップ棚もあり。天井高があるから、登り降りの運動も楽しくできそうですね!
 
ちなみに「人は2名、猫は3匹まで」というルールがあります。この広さで人間と猫が快適に暮らすには、この数が最適なんだとか。
 

愛猫家たちが集まるコミュニティスペースに

「Maison Neko」は、猫を飼っている方たちの集まりになるであろう場所。適度な距離感を維持しつつ、猫を通じで新しいコミュニケーションを楽しめる場所として期待されています。
「猫好きたちが仲良く過ごせる空間になってくれれば」
と木津さんもわくわくした気持ちでお話しをされていました。

詳しい入居条件は、こちらをご確認ください。
Maison Neko