- 河村ゆかり
- 広島県出身、巳年、乙女座、O型。 1夫2娘1孫ありのフリーランス編集&ライター。
これまで携わった企画は、育児、インテリア、インド、占い、ガーデニング、敬語、コミックエッセイ、クラフト、クリーニング、辞典、図鑑、スノーボード、ダイエット、ペット、マナー、マネー、メンタルトレーニング・・・以下割愛。
嫌いなもの「波風と熱帯夜」。人生の目標は「平々凡々」。
冬の庭を鮮やかに! 冬におすすめのガーデニング植物3選
冬はどうしてもガーデンが寂しくなる季節ですが、ご安心を! 耐寒性があり、冬でも美しい姿を楽しめるガーデンニング植物をご紹介します。
愛らしい花、色鮮やかな葉・・・冬に楽しめるおすすめガーデニング植物
冬の庭にピンク、オレンジ、白、グリーンなど、鮮やかな色を添えるガーデニング植物たち。
その魅力や特徴、育て方のコツはこちら!
ピンクの花が愛らしい花木「ジャノメエリカ」
ジャノメエリカ(ツツジ科)は、冬から春にかけてピンク色の花を咲かせる花木です。
寒さに強く、マイナス5度くらいまでは耐えるとされ、寒冷地をのぞき地植えも可能です。
4~5㎜のピンク色の花は愛らしいベル型で、その中心の黒い部分が「蛇の目」のように見えるのがその名の由来だとか。
満開時には枝をおおい尽くすほどたわわに咲き、冬枯れの庭で主役級の存在感を放ちます。
また樹高2mほどの低木なので、小さな庭やベランダガーデンにもGOOD。
大きく育てたくない場合は、枝の先をカットして高さを抑えることもできます。
なお、ジャノメエリカは過湿を嫌う性質です。
庭植えの場合は、よほど乾燥した日が続かないかぎり、特別な水やりは不要。
鉢植えは鉢の土がしっかり乾いたら、水やりのタイミング。
鉢底穴から水があふれるくらい、たっぷり与えてください。
カラフルな葉でグラウンドカバーにも!「ヒューケラ」
ヒューケラ(ユキノシタ科)のいちばんの魅力は、なんといってもカラフルな葉色!
紫、オレンジ、ライム、赤などのカラーバリエーションはもちろん、斑入り種も。葉の大きさも直径3~10cmとさまざまで、どの品種を選ぶか迷うことうけあいです。
庭やコンテナ栽培のほか、寄せ植え材としても活用できます。
また、横に広がって増える性質なので、グラウンドカバーにも最適です。
葉色の異なるヒューケラを組み合わせれば、花のない季節でも庭は華やぎを失いません。
ヒューケラは極端な乾燥を避け、枯れ葉取りを欠かさないよう手入れすれば、1年を通じて美しい葉をキープ。
耐陰性があり、日陰でよく育つのもうれしいところです。
夏の初めになると花茎がのびて、赤、ピンク、オレンジ、白などの小さな花が咲き、また異なった趣きを味わえますよ。
甘い香りも楽しめる「スイートアリッサム」
スイートアリッサム(アブラナ科)は、別名の「ニオイナズナ」のとおり、ほのかな甘い香りも魅力的な一年草です。
草丈10~15㎝と小型ながら、小花が房状に咲く姿はとても愛らしく、個人の庭だけでなく公園など公共施設でもよく植えられています。
白花のイメージが強いスイートアリッサムですが、ピンク、赤、オレンジ、紫など花色はバリエーションゆたか。
どんどん横に広がって育ち、いつのまにかカーペット状に育っていきます。
スイートアリッサムは、寒さにはある程度の耐性はありますが、霜や雪がかかると枯れ込んでしまいがち。
鉢植えならば、霜がかからない場所に移動を。
庭植えにするときには、霜除けを施すとよいでしょう。
またスイートアリッサムは、次々と花を咲かせるので、花がら摘みは欠かさずに。
開花中は肥料切れにならないように、規定量の液体肥料を2週間に1度を目安に与えましょう。
いかがでしたか? 冬だからとガーデニングをあきらめずに、彩やかなウインターガーデンを楽しんでくださいね。