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ガーデニング
河村ゆかり

冬の庭を鮮やかに! 冬におすすめのガーデニング植物3選

冬はどうしてもガーデンが寂しくなる季節ですが、ご安心を! 耐寒性があり、冬でも美しい姿を楽しめるガーデンニング植物をご紹介します。

愛らしい花、色鮮やかな葉・・・冬に楽しめるおすすめガーデニング植物

冬の庭にピンク、オレンジ、白、グリーンなど、鮮やかな色を添えるガーデニング植物たち。

その魅力や特徴、育て方のコツはこちら!

 

ピンクの花が愛らしい花木「ジャノメエリカ」

© PIXTA

ジャノメエリカ(ツツジ科)は、冬から春にかけてピンク色の花を咲かせる花木です。
寒さに強く、マイナス5度くらいまでは耐えるとされ、寒冷地をのぞき地植えも可能です。

4~5㎜のピンク色の花は愛らしいベル型で、その中心の黒い部分が「蛇の目」のように見えるのがその名の由来だとか。

満開時には枝をおおい尽くすほどたわわに咲き、冬枯れの庭で主役級の存在感を放ちます。
また樹高2mほどの低木なので、小さな庭やベランダガーデンにもGOOD。
大きく育てたくない場合は、枝の先をカットして高さを抑えることもできます。

なお、ジャノメエリカは過湿を嫌う性質です。
庭植えの場合は、よほど乾燥した日が続かないかぎり、特別な水やりは不要。
鉢植えは鉢の土がしっかり乾いたら、水やりのタイミング。
鉢底穴から水があふれるくらい、たっぷり与えてください。

 

カラフルな葉でグラウンドカバーにも!「ヒューケラ」

© PIXTA

ヒューケラ(ユキノシタ科)のいちばんの魅力は、なんといってもカラフルな葉色!
紫、オレンジ、ライム、赤などのカラーバリエーションはもちろん、斑入り種も。葉の大きさも直径3~10cmとさまざまで、どの品種を選ぶか迷うことうけあいです。

庭やコンテナ栽培のほか、寄せ植え材としても活用できます。
また、横に広がって増える性質なので、グラウンドカバーにも最適です。
葉色の異なるヒューケラを組み合わせれば、花のない季節でも庭は華やぎを失いません。

ヒューケラは極端な乾燥を避け、枯れ葉取りを欠かさないよう手入れすれば、1年を通じて美しい葉をキープ。
耐陰性があり、日陰でよく育つのもうれしいところです。
夏の初めになると花茎がのびて、赤、ピンク、オレンジ、白などの小さな花が咲き、また異なった趣きを味わえますよ。

 

甘い香りも楽しめる「スイートアリッサム」

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スイートアリッサム(アブラナ科)は、別名の「ニオイナズナ」のとおり、ほのかな甘い香りも魅力的な一年草です。
草丈10~15㎝と小型ながら、小花が房状に咲く姿はとても愛らしく、個人の庭だけでなく公園など公共施設でもよく植えられています。
白花のイメージが強いスイートアリッサムですが、ピンク、赤、オレンジ、紫など花色はバリエーションゆたか。
どんどん横に広がって育ち、いつのまにかカーペット状に育っていきます。

スイートアリッサムは、寒さにはある程度の耐性はありますが、霜や雪がかかると枯れ込んでしまいがち。
鉢植えならば、霜がかからない場所に移動を。
庭植えにするときには、霜除けを施すとよいでしょう。

またスイートアリッサムは、次々と花を咲かせるので、花がら摘みは欠かさずに。
開花中は肥料切れにならないように、規定量の液体肥料を2週間に1度を目安に与えましょう。

 

いかがでしたか? 冬だからとガーデニングをあきらめずに、彩やかなウインターガーデンを楽しんでくださいね。