- 河村ゆかり
- 広島県出身、巳年、乙女座、O型。 1夫2娘1孫ありのフリーランス編集&ライター。
これまで携わった企画は、育児、インテリア、インド、占い、ガーデニング、敬語、コミックエッセイ、クラフト、クリーニング、辞典、図鑑、スノーボード、ダイエット、ペット、マナー、マネー、メンタルトレーニング・・・以下割愛。
嫌いなもの「波風と熱帯夜」。人生の目標は「平々凡々」。
もうゾワゾワしない!虫が寄りつきにくくなるガーデニングアイデア
「ガーデニングは好きだけど、虫は大の苦手!」。そんな方のために、不快な虫たちが寄りつきにくくなる簡単アイデアをご紹介します。
虫が寄りつきにくくなるガーデニングアイデア3選
虫を呼び寄せたくないなら、虫にとって居心地の悪い環境を作るのがいちばん!
ここで紹介する虫除け対策を実行してみてくださいね。
【アイデア1】「整枝・剪定」で風通しをよくする
虫は風がよどみ、湿気がたまっている場所が大好き!
伸び放題でうっそうと茂った庭木、葉が重なり合って多湿状態の花壇、放置された雑草の繁み・・・そんな場所で身を潜めています。
庭木は枯れ込んだ枝、幹の中心に向かって伸びる枝など、不要な枝を剪定。
葉が茂り過ぎた草花は、適度に古い葉を間引きます。
枝や葉を整理して幹や株の中心まで日光が差すようになれば、虫が寄りつきにくくなると同時に、植物が健康的に育ちます。
もうひとつ大事なのが、虫の格好の住処になる雑草を茂らせないこと。
特に地下茎を伸ばして庭じゅうにはびこるタイプの雑草は、いったん増えると根絶やしが難しいですよ。
片手ですっと抜ける程度の小さなサイズのときに、しっかり抜き去って!
【アイデア2】鉢・ガーデンツールを放置しない
たとえば、使っていない鉢やプランターを庭に放置すると、ハチにとって最高の巣作り場所を提供することになります。
ウッドデッキの下も、ハチが巣をつくっていないか、定期的にチェックすると安心です。
万一、ハチに巣をつくられてしまったら、小さいうちに専用薬剤をまくか、駆除業者を呼んで。
またジョウロや鉢皿、バケツをしまわずにいると、雨水などがたまり、蚊の幼虫・ボウフラがわくことがあります。
鉢の下に鉢皿を敷いているのなら、水やりの後はあふれ出た水を皿から捨てるのを習慣にして。
ガーデンツールは、雨のかからない軒下に置くか、物置などにしっかり収納することを心がけましょう!
【アイデア3】虫の嫌いな植物を植える
▲画像はジョチュウギク。
植物の中には、虫が嫌う成分を含むものがあります。
虫除けの薬剤ほど効果は望めませんが、虫除けを期待しつつ、花やグリーンを楽しんでみては?
ゼラニウムの仲間である「カレンソウ」は新芽の香りの中に、蚊よけの成分があるのだとか。
同じく「ローズゼラニウム」にもこの成分が含まれているのだそうです。
「ジョチュウギク」は「除虫菊」の名のとおり古くから蚊除けとして知られ、蚊取り線香の原料になったことでも有名です。
白がポピュラーですが、赤やピンクの花もあるんですよ。
ハーブの一種「タンジー」は、香りのよい黄色い小花。
虫を防ぐハーブとして、イギリスでは昔から活用されてきました。
初心者でも育てやすい強健種のうえ、蚊の出やすい夏が花期なのでぜひ育ててみて。
いかがでしたか?
虫が寄りにくい工夫をして、居心地の良い庭を目指してくださいね。